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「好きになった人が、おおかみおとこだった。」大学生の花(はな)は、彼と出会ってすぐに恋に落ちた。いつも襟の伸びた同じTシャツを着ていた彼は無口だけどとても優しい人だった。彼がおおかみおとこだと知ったときも、驚きも自然に受け入れることが出来たのが自分でも不思議だった。彼はおおかみと人との間に生まれ、その血を受け継ぐ最後の存在だった。やがて、花は妊娠する。そして彼との悲しい別れ――。一人になった花はおおかみの血を継ぐ二人の子供、雪と雨を独りで育てることに……。
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Posted by ブクログ
すごく好き 活発な姉の雪、気弱な弟の雨、ふたりのおおかみこどもが葛藤しながら成長していく姿が切なく愛おしい。結末も寂しいけれど満たされる。
予想以上におもしろかった。アニメ映画の原作だから、小説としてはそれほど期待していなかったのだけれど、おもしろいし、色々と考えさせられることが多かった。 ひとつは『普通ではない』人、こと、ものに対する社会的な排除指向。おおかみこどもであることをひたすらに隠さないと生きていけない苦しさは、日本社会でのL...続きを読むGBTQやシングルマザー、病気や障害のある人の生きづらさにもつながる。どうして自分らしく生きることが許されないのだろう、この社会は。 そして、子どもを育てる母の思い。子どもに自分の生き方を選ばせると決めたはずなのに、いざとなると子どものことが心配で心配で、目の届く範囲、自分が守れる範囲に子どもを囲いたくなってしまう母の気持ち。子どもの選択、子どもの自立を見守る母の痛みが感じられて切なかった。
映画が原作となっている小説。普通の人間とは違うおおかみこどもと母の花が強く生きていく姿やそれぞれが未来に向かって歩んでいく姿が印象的な作品。 (あああ)
いくつか疑問点はあるものの、シンプルで読みやすかった。 その後どうなるのか。語られることはないでしょうが気になります。
映画化されるとCMで見て、興味を持って購入&完読。一日で読み終わってしまった。「彼」がなぜ死んでしまったのか、死ななくてはいけなかったのかは最後まで分からなかった。そして、花が雨と雪に放った「……ねぇ。これから、どうしたい?どう生きたい?――人間か、おおかみか」の一言が心に残った。そうして雪...続きを読むは人間として、雨はオオカミとして、花の許を去ってそれぞれ自分の生き方を歩んでいく。切ないが良い話だと思った。
1冊を通してずっと泣いていた。 愛や孤独に胸がしめつけられた。 おおかみ男を愛した花。 花の生き方があるように、雪や雨にもそれぞれの生き方がある。 それぞれの生き方を肯定した花は素敵な母親だ。 あっさりとした文章がこの物語に合っていた。 また読み直したいと思える本。
映画を見てストーリーは知っていたけど、文庫本を見つけて読んでみたくなった。 読みながら映画のシーンがよみがえり、夢中になった。 母の強さと大きな愛。 可愛い子供達の成長。 そしてそれぞれの生き方へ。 切ないシーンもあるけれど、読み終えると心が温まります。
DVD見てから、読んだ。登場する家族4人がみなカッコいいと思う。それぞれが必死に生きてるから。自分らしくって簡単に言うけど、簡単に手にしたものは、簡単に手放せる。それだけの価値ってこと・・
★ストーリー概要 主人公の女性は、有名大学に通う優等生。 しかし、人間に変化した犬畜生の男に唆され、性的関係を持ってしまう。そして、避妊無しでの性行為の結果、犬畜生の子供(しかも犬だけに双子)を孕んでしまう。 女性の人生は、将来を約束されたエリートから、明日をも知れない貧乏暮らしへと転落する。...続きを読む また。作中、女性は犬の死体がゴミ収集車に詰め込まれる瞬間を見てしまったことから、犬畜生が死んだと認識する。(しかしながら、犬畜生が本当に死んだのかは明らかにされていない。) 女性は一人で双子を育てざるを得ず、生活に追われる毎日を送る。 そんな苦労の甲斐もなく、最終的には、双子のうち男の子は犬畜生の血のため野性に帰り、母親の元を去ってしまう。女の子も、母である女性への恩を忘れ、一人気ままに都会で暮らしだす。 結局、女性にはなにも残らなかったのだ…。 ★感想 避妊って大事だね。
映画を原作に、映画監督が書いた初の小説だそうです。 大学生の「花」が恋した相手は「おおかみおとこ」でした。 相思相愛の人間とおおかみおとこの間には、 やがて女の子の「雪」と男の子の「雨」が生まれます。 そんなある日、おおかみおとこが亡くなります・・。 前代未聞のストーリー展開が予想され、 この恋...続きを読むはどうなるのか、と一気に読みました。 映画も観ていない私ですが、 この小説だけで十分、「花」の苦労や幸せが伝わりました。 加えて、幼いこどもおおかみの「雪」と「雨」の かわいらしさやむじゃきさも・・・。 大人のおおかみおとこなら、理性が働き、 ずっと人間の姿でいられますが、 こどもでは、欲望が先にでると、 おおかみの耳と尻尾がまずあらわれます。 そうなるたびに、花は二人の幼児をかかえて、 あわてて人目のないところへ逃げ出すことになるのです。 このあたりの苦労は、 人間でないこどもたちを育てている花でないとわからないでしょう。 生活に疲れ果てた花は、子供たちをつれて、 人のあまり住んでいない おおかみおとこの故郷の田舎で暮らすことにします。 そして雪は雪の道へ、雨は雨の道を進むことになるのです。 子供を育てて自分の進むべき道を教えるのは、 人間に教えるのも大変なのに、 おおかみこどもに教えるのですから困ったものです。 それを成し遂げた「花」の真の強さに大拍手です。
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おおかみこどもの雨と雪
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細田守
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