あらすじ
生まれたばかりの妹に両親の愛を奪われ、戸惑うくんちゃん。ある日、未来から来た妹・ミライちゃんと出会いました。彼女に導かれ、時をこえた冒険に旅立ちます。幼い頃の母、父の面影を持つ青年。様々な出会いを経て、くんちゃんが最後に辿り着いた場所とは。
「バケモノの子」の細田守監督最新作の原作小説!
感情タグBEST3
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主人公は3才の男の子くんちゃん。いっつもかわいがってもらってたのに、いきなりきた妹、未来ちゃんに……。
色んな世界を旅してタイムスリップして「好きくない」みらいちゃんを好きくなれるのか!
文章で映像が見えた!
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読み終わるとじんわりと伝わってくるものがある。たぶん、そのために、何でもない日常が必要だったのだと思う。子どもの成長は早い、子どもは、教わらなくてもある日突然できるようになったりする。それと同時にいつの間にか親の方も変わっていっている。親がいつもこれでいいのか迷い続ける、というのは、親の立場にならないと分からない。横軸(今いる家族の関係)と縦軸(世代間のつながり)の両方があることで今の自分がある。雪の結晶はすべて違う形をしている、とくんちゃんはEテレで観たことがあるようだけど、僕が子どもだった頃これを聞いて、本当に? 偶然の一致ってないの? 「is」の証明は簡単だけど、「is not」の証明は難しいんじゃないのか?と思ったのでした。
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『未来のミライ』は、ある男の子・くんちゃんが妹の誕生で家族の愛情を巡る戸惑いを感じる中、未来から来た成長した妹・ミライと出会い、過去や未来を旅しながら家族の絆などを知り、成長していく物語で、家族の大切さとつながりを描いた感動作!!くんちゃんの成長する姿をみて、心を動かされた、、、ぜひ読んでみては?
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タイトルからしてタイムトラベルするのかと思ったが、そうでもなかった。
くんちゃん、3歳。ちょっとわがままで頑固者。妹の未来ちゃんが産まれて、みんなの関心が妹に移っているように感じ、ヤキモチを焼く。
でも、「くんちゃんはわたしの宝」 という母親の言葉にもあるように、そんなことはないのですが、3歳児にとってはそう思うのも無理からぬこと。わが身を振り返ってみても、そう感じることもあったかもしれない。
微笑ましくもあり、やがてたくましさすら感じさせるようになるくんちゃんとその家族の成長の物語。
わたしの中では、くんちゃんと「ロボット・イン・ザ・ガーデン」のタングの姿が重なった。
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「日本を代表する細田守さんの新作はチェックしなくては…」と教科書を買う感覚で手にとった1冊です。
感想は一言「凡人には難しいよ!」の一言です。
対照的で同テーマ映画とされている『ボスベイビー』を見ても唸るばかり。
感想を出そうとしても何度も何度も読書メモをぬり変えるばかり。今私が手にとっている本は『ぷちマンガでわかる量子力学』…。
そこから凡人が出した感想は「神の見えざる手」「確率の波は収縮する」ー家族こそ自分の場所を示してくれる、自分を理解する1番の近道なんだ。
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映画公開前に読んだ。くんちゃんと同じ経験をした身として、とても楽しめた。くんちゃんの気持ちもわかるし、下に兄弟が複数いるから、くんちゃんのお母さんの気持ちもわかる。昔のホームビデオを観ているかのような気持ちになった。
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毎回読んでから映画を観るか、観てから読むか迷うけど、今回は観てから読んだ。相変わらずだけど、細田守監督は小説は今ひとつですね。どうしてもこう映画のシーンをそのまま描写してる感じになっちゃうんですよね。もうちょっと小説なりの描写が欲しいし、映画にはないエピソードがあってもいいと思うんだけどな。
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細田守のシリーズは結構面白いと思ったので買ってみました。ミライは主人公の妹ですが、高校生になった姿で現れます。てっきり主人公ほミライかと思っていたら、お兄ちゃんのくんちゃんが主人公でした。それにミライが関わるのは最初と最後だけで途中は違う人物と関わります。くんちゃんの成長物語ですが、バケモノの子ほどではなかったかな?
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妹が誕生して反抗期になる訓。
フィクションやけど、妹or弟うまれたら兄or姉は構ってほしくて色々やるって実際お母さんから聞いた。
未来ちゃんや少年時代のお父さんやひいじいじが出てきて、家族のヒストリーの一部を知る、きくことによって訓の未来ちゃんや両親のことを好きになったりお兄ちゃんらしく少し成長したストーリーやった。
不器用やけど気は優しいお父さん(ちょっと変人気質)
と気の強いお母さんも子育てを通して難しいなと思ったり、色々感じてるんまろな
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幼少期を振り返って、「あー。わかるー。」と思うところもあったり、無かったり。
おそらく子供を持つとまた感じ方も違うんだろう。
ぜひ子供を2人以上もつ親に呼んでほしいと思った。
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「愛」についての話なのかなと思った。愛情を奪い、奪われた家族…犬も、様々な出来事を乗り越えて、今の場所を作っていくんだと。
ただ、これは小説ではなく、映画で観た方が良いなと思った。
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横浜、建築家の父が設計した一軒家、5歳のくんちゃんのところに生まれたばかりの妹がやってくる。家族に語り継がれるお父さん・お母さん、おじいちゃんとおばあちゃんの逸話を垣間見る。過去と未来が重なる、中庭の白樫の木。
監督、小説も上手。ビジュアルイメージ。日本の、現代に至るあるあるな時代変遷。
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妹ができて世界が新しくなって、それに馴染めない(馴染みたくない)くんちゃんの、一歩ずつ前へ進むための物語だった。
大きなエンターテイメント性はないけれど、いくつかの不思議な体験がくんちゃんを確実に少しだけ大人に近付けたように見えた。
わたしは3つ下と4つ下に妹がいて、くんちゃんみたいな時期があったかどうかわからないけど(母の話だとたぶん初めからお姉ちゃんぶってた(笑))、わたしの母は8歳まで一人っ子で育って妹ができたから、突然できた妹に戸惑って好きくない時期もあって大変だったと聞いた。
きっとくんちゃんもそうだったんだろう。
それでも妹は妹で、これからずっと妹だから、上はそれを受け入れる以外にない。
くんちゃんはこれから、くんちゃんが会った未来のくんちゃんみたいになるかもしれないし、もっと違ったお兄ちゃんになるかもしれない。
不思議な体験を越えたくんちゃんが、未来ちゃんとたくさん笑う今をどんどん過ごしていけたらいいと思う。
Posted by ブクログ
ミライちゃんの話というよりはくんちゃんが成長していく話。
映画としては面白いかもしれないですが小説としてはどうも
うすっぺらい感じでした。
幼児のくんちゃんが未来だったり過去だったりの家族との
ふれあいを通じて教訓を得ていくのですが
タイムトラベルをするきっかけだったりも曖昧ですし
その必然性が乏しいというか。
内容もあまりなくてもう終わるのかという感じで終わりました。
映画は見てみたい気はしますが本で読むには少し物足りなかったですね。
(そもそもいい大人が読む本じゃないという話もある)