増田俊也のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
<感想>
現代格闘技界のレジェンド中井祐樹へのインタビュー。著者との対談形式である。
特に格闘技に関心は無く、たまたまwebで見かけたレビューに興味をそそられて読んでみた。読む前は、超人的な格闘家の人生を語った内容だと思っていたが、以外にも人材育成や哲学的な観点で格闘技を語っており、学び多き一冊だった。
<アンダーライン>
・(右眼を失明してブラジリアン柔術家になったとき)「これは神様からプレゼントされたんだ」と。ブラジリアン柔術をやる機会をね。
・僕がやっていた頃の昔の日本の野球や柔道は、ステップアップ式にやれば強くなれたかもしれない人たちをふるい落としちゃってた。
★★★木村先生のお弟子 -
Posted by ブクログ
中学・高校6年間柔道をやっていた。団体でも個人でも優勝経験が無い弱小の柔道選手だった。けれども、七帝柔道の魅力と辛さには共感する。
柔道は過酷な競技だ。乱取り練習というものがある。私は体力が無かったから4分間を5本やっていただけで、立ちながら意識が飛んだことがよくあった。試合で絞められて気がつくと前後の記憶を無くしたこともある。あの頃から1センチも身長は伸びていないが、この数十年間ずっとプラス5キロー20キロの間を彷徨っていて、決して中量級のベスト体重に戻ろうとしない。あの頃は、毎日ご飯を三杯食べながら、全然体重は増えなかった。それだけの練習量だった。繰り返すが、私は弱小の柔道選手だった。( -
Posted by ブクログ
マイナス40度も珍しくない極寒の北海道・天塩研究林。そんな土地に立つ小屋に集まった、学者や仲間たち。
そこへ雪の中を徘徊する体重350キロ、飢えて凶暴化した手負いの巨大ヒグマ、“シャトゥーン”ギンコが襲いかかる!
次第に破壊される小屋。
電話も通じない孤立無援の状況下から抜け出すことは出来るのか!?
第5回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作の文庫化!
……はい。パニック物、好きですw
これ、ギンコも凄いけど、ギンコと戦っちゃう薫も相当なもんだし、娘の美々ちゃんも血は争えないわね……って感じで、現実味ないくらいwww
親しい人達が、生きながらバリバリ喰われちゃうのは、かなり -
Posted by ブクログ
◇電車の中で読み始めたところ、夢中になってしまい、乗り過ごす危険を感じて、電車の中では読むのをやめました。
以前、読んで気になっていた『七帝柔道記』の、その後を知ることができたのが嬉しいです。
おー、竜澤が主将、筆者が副主将になったのか。
それにしましても、タイトルから何てマイナーな話題なのか、
とかねがね思っていたのですが、読んでみて納得。
衝撃的な内容で、何度も読み返してしまいました。
やはり順番としては、時系列にそって、『七帝柔道記』を先に読むのがおすすめですかね。
◇さて、対談が収録されている、和泉唯信て、誰だこれ。何か聞いたことあるけど。
と思ったところ、『七帝柔道記』に登場 -
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
「ゴング格闘技」誌に4年間にわたって連載された大作。史上最強の柔道家、木村政彦の生涯を描く。
木村はまだ学生だった頃に柔道全日本選士権を3連覇、さらに天覧試合を制覇する。戦後はプロ柔道に参入し、ブラジルでエリオ・グレイシーを破る。そしてプロレスラーに転向し力道山と対決するが、卑怯なやり方で倒されてしまう。
高邁な思想家でもあった牛島辰熊と、その弟子でありながらただ勝ち続けることにしか興味のなかった木村。どちらが人間として立派だったかと問われればなんとも答えようがない。どちらが好きかと問われれば、より人間的な木村であるような気もするが、やたら暴力的で欠点も多い木村を手放しで賛美する気に -
Posted by ブクログ
「七帝柔道」とは、北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、大阪大学、京都大学、九州大学の七つの旧帝国大学にはるか昔から受け継がれてきた寝技中心の柔道である。
主人公の増田俊也は、2浪の末北海道大学柔道部に入部する。
そこでは「練習量がすべてを決定する」と言うごとく、辛く過酷な、時には残酷な練習が行われていた。
北海道大学は、近年、七帝の中で最下位をさまよっていた。
かつての栄光を取り戻すため、終わりのない過酷な練習は続いていく。
努力の限界を超えても努力を重ねていく部員達。
それでも努力は報われるとは限らない。
しかし、七帝柔道の過酷な練習の中にこそ生きるためのすべてが詰まっている。
先輩 -
Posted by ブクログ
著者の長編ノンフィクション「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」(新潮社)を読んで、魂が打ち震えるほどの衝撃を受けました。
「魂が打ち震える」というのは、決して誇張ではありません。
力道山とのあの歴史的な一戦が、木村を終生苦しめることになります。
その木村の悔しさに、読者は共鳴せずにはいられません。
それだけ著者の取材力と筆力が優れているということなのでしょう。
ぼくが過去10年に読んだ400冊ほどのノンフィクションの中では、群を抜いて素晴らしかったです。
本書は、その衝撃作のスピンオフ。
これまた分厚い本で、単行本719ページですから、ほぼお弁当箱です。
読みごたえも十分。
第1章「史上