猿と人間

猿と人間

1,650円 (税込)

8pt

『シャトゥーン ヒグマの森』(『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞受賞作)、
『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(大宅壮一ノンフィクション賞&新潮ドキュメント賞受賞作)の著者が描く、
新たな恐怖と惨劇!

狂暴化した850頭の猿が襲いかかる!!
凶悪な人喰い猿の群れを前に、鴨猟にやってきた父子が立ち向かう術は――


戦慄の超パニック・サバイバル長編!


ジビエレストランを経営する父・誠一郎に連れられ、人里離れた集落に狩猟にやってきた高校一年生の加藤英輔。
両親は離婚しており、母親は来月再婚する。離れて暮らしている父と、最後の親子水入らずの時間を過ごすなか、英輔は森に何か不穏な影を感じていた。
やがて忍び寄る猿! 猿!! 猿!!! ひときわ体の大きい、顔の黒い猿をボスとした百匹以上の群れは狂暴化し、二人に襲いかかり――!


(著者プロフィール)
増田俊也
1965年生まれ。小説家。北海道大学中退後、新聞記者になり、 第5回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞して2007 年『シャトゥーン ヒグマの森』(宝島社)でデビュー。2012年、『木 村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』(新潮社)で第43回 大宅壮一ノンフィクション賞と第11回新潮ドキュメント賞をダブル 受賞。他の著書に『七帝柔道記』(KADOKAWA)、『木村政 彦 外伝』(イースト・プレス)、『北海タイムス物語』(新潮社) などがある。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    宝島社
  • ページ数
    216ページ
  • 電子版発売日
    2022年11月10日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

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猿と人間 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    スピード感半端なかった。猿の怖さ、集団の怖さがこれでもかと描かれていた。女子大生の強さもすごいが、83歳のお婆ちゃんもすごい。

    0
    2022年11月18日

    Posted by ブクログ

    狂暴化した猿が、そこにいる人間を襲う。
    動物が人を襲う話は少なくはないが、いまいち描写に難がある。
    人間の皮膚をこそげ取って口に運ぶとか、これはグロを狙ったものなのか。
    猿に襲われて父親が殺された後、息子が大学の研究室の人たちと共に猿と対峙するが、高校生の彼がリードするのは少し無理があるかも。

    0
    2024年04月16日

    Posted by ブクログ

    あっという間に読み終えた。特にテーマ性もなくひたすら猿と戦うシーンの連続。それはそれでなかなかの迫力で一気に読めるが、読み終えたあと物足りなさも感じた。

    0
    2023年07月05日

    Posted by ブクログ

    850頭の凶暴な日本猿VS人間。また1人、1人と猿にやられて死んでいく人間たち。この猿だらけの絶望的な状況から生還できるのか!?ところで『シャトゥーン』の時も思ったが、危機的な状況の中でも人間同士が争ってる場合じゃねーだろ!!それにしても野生動物は人間より強い。人間なんてひとたまりもないなあ〜

    0
    2023年03月16日

    Posted by ブクログ


    ハラハラ、ドキドキ(゜ロ゜)

    狂暴化した人喰い猿が850頭で襲いかかる!!
    人里離れ、限界集落を超え、最後の住人が一人だけ残る、この里に鴨猟にやってきた父子

    少しずつ忍び寄る猿! 猿!! 猿!!!
    この群れのボスは、顔が黒く、黒猿と呼ばれ、本人も自覚しているようだ。

    集団で襲ってくる彼らは、

    0
    2023年01月15日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ウォーキングデッドのゾンビが猿になった版。ストーリーもシンプルで猿と戦うの一点。人物描写も上手く描けてて、戦闘シーンも迫力あってよかった。猿に知能があればこういう事もあり得るかも、と、ゾンビよりも真実味があって怖かったよ。

    0
    2023年04月08日

    ネタバレ

    素晴らしい

    没頭して一気読みしました。無駄のないテンポの良い展開とわかりやすい文章です。キャラクターの描き方もよく、馬橋先生の胡散臭い前半印象から後半の最後には
    「馬橋いいいい!」と勇姿に叫ばずにいられません。
    古い農家が最終決戦場ですが、持てる武器が、
    そこん家にある「ありあわせ」というのが、
    また最

    #ドキドキハラハラ #カッコいい #タメになる

    0
    2023年02月05日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本猿850頭VS人間8人+秋田犬1匹の戦い。戦いが始まる前に既に1人殺らていた。そして次々と猿達に襲われ1人また1人と消えてゆく。ゾンビ映画を彷彿させるようなパニック小説。猿の狂暴さに恐怖を覚えながらも読む手が止まらない。若干の設定の甘さは有るもののそれを補う迫力と逼迫感というか切迫感と言うのか、

    0
    2023年03月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    父も犬もみんな殺される、リンチという言葉が合う。
    リンチにされミンチにされるというインパクト
    だけど、主人公の豹変について行けなくなる。
    ヒロイックな大学生の展開とかすごい不自然でリアリティが無い。
    ここまでくると人間描写がいらない気もしてしまうのが残念

    0
    2024年01月23日

猿と人間 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    宝島社
  • ページ数
    216ページ
  • 電子版発売日
    2022年11月10日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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