増田俊也のレビュー一覧

  • 本当の強さとは何か

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    <感想>
    現代格闘技界のレジェンド中井祐樹へのインタビュー。著者との対談形式である。
    特に格闘技に関心は無く、たまたまwebで見かけたレビューに興味をそそられて読んでみた。読む前は、超人的な格闘家の人生を語った内容だと思っていたが、以外にも人材育成や哲学的な観点で格闘技を語っており、学び多き一冊だった。

    <アンダーライン>
    ・(右眼を失明してブラジリアン柔術家になったとき)「これは神様からプレゼントされたんだ」と。ブラジリアン柔術をやる機会をね。
    ・僕がやっていた頃の昔の日本の野球や柔道は、ステップアップ式にやれば強くなれたかもしれない人たちをふるい落としちゃってた。
    ★★★木村先生のお弟子

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    2021年02月09日
  • 七帝柔道記

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    さすがに、ここまでの経験はありませんが、私も何かに打ち込んでいた時期は、人生の中で充実している時だったなぁ。キツいけど、気持ちが満たされる。こういう経験は大切だと思います。

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    2021年02月05日
  • 七帝柔道記

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    中学・高校6年間柔道をやっていた。団体でも個人でも優勝経験が無い弱小の柔道選手だった。けれども、七帝柔道の魅力と辛さには共感する。

    柔道は過酷な競技だ。乱取り練習というものがある。私は体力が無かったから4分間を5本やっていただけで、立ちながら意識が飛んだことがよくあった。試合で絞められて気がつくと前後の記憶を無くしたこともある。あの頃から1センチも身長は伸びていないが、この数十年間ずっとプラス5キロー20キロの間を彷徨っていて、決して中量級のベスト体重に戻ろうとしない。あの頃は、毎日ご飯を三杯食べながら、全然体重は増えなかった。それだけの練習量だった。繰り返すが、私は弱小の柔道選手だった。(

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    2020年08月05日
  • 北海タイムス物語(新潮文庫)

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    1990年本命ではなっかた北海タイムズに取り敢えずは
    入社する事とした野々村。
    2週間の研修の後、整理部に配属されることになる。
    そこは、煙草の煙とパワハラの蔓延したタコ部屋の様な所だった。

    いくら何でもやり過ぎ感満載のパワハラ状態に読み進めるのが気分が悪くなる程。
    しかし、こんな状態でこの後一体どうなる?の思いを抱いて読み進めてしまった。

    権藤のある決断から野々村は自分でも思いもよらない言葉を発する。
    「僕に…僕に整理の技術を教えてくれませんか…」
    そこから一気に物語は進み始める。

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    2020年04月18日
  • 北海タイムス物語(新潮文庫)

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    『七帝柔道記』と同じく主人公の息苦しい熱感情がずうっと最後まで続くので
    、こういうのが好きな人にはお勧め。読んでてカタルシスにはなるでしょう。新聞づくり・・「整理」(編集、紙面ぎめ)というのは確かに面白そうだし、見出しづけの訓練はロジカルシンキングのマストアイテムでもあるでしょう。

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    2020年03月20日
  • シャトゥーン ヒグマの森

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    マイナス40度も珍しくない極寒の北海道・天塩研究林。そんな土地に立つ小屋に集まった、学者や仲間たち。

    そこへ雪の中を徘徊する体重350キロ、飢えて凶暴化した手負いの巨大ヒグマ、“シャトゥーン”ギンコが襲いかかる!

    次第に破壊される小屋。
    電話も通じない孤立無援の状況下から抜け出すことは出来るのか!?

    第5回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作の文庫化!

    ……はい。パニック物、好きですw

    これ、ギンコも凄いけど、ギンコと戦っちゃう薫も相当なもんだし、娘の美々ちゃんも血は争えないわね……って感じで、現実味ないくらいwww

    親しい人達が、生きながらバリバリ喰われちゃうのは、かなり

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    2020年02月24日
  • VTJ前夜の中井祐樹

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    ◇電車の中で読み始めたところ、夢中になってしまい、乗り過ごす危険を感じて、電車の中では読むのをやめました。

    以前、読んで気になっていた『七帝柔道記』の、その後を知ることができたのが嬉しいです。
    おー、竜澤が主将、筆者が副主将になったのか。

    それにしましても、タイトルから何てマイナーな話題なのか、
    とかねがね思っていたのですが、読んでみて納得。
    衝撃的な内容で、何度も読み返してしまいました。

    やはり順番としては、時系列にそって、『七帝柔道記』を先に読むのがおすすめですかね。

    ◇さて、対談が収録されている、和泉唯信て、誰だこれ。何か聞いたことあるけど。
    と思ったところ、『七帝柔道記』に登場

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    2020年01月28日
  • 北海タイムス物語(新潮文庫)

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    増田俊也『北海タイムス物語』新潮文庫。

    北海道の新聞社を舞台にした青春小説。今となっては懐かしさを感じる平成初期。世の中は今に比べると様々な面で縛りが緩く、ゆっくりと時間が過ぎていたと思う。

    『北海タイムス』に入社した野々村巡洋が配属された整理部は過酷な仕事の割りに身入りが少なく、職場は変人だらけ。連夜の酒席に、先輩たちの洗礼、失恋を味わい、将来に不安を覚えた野々村はある覚悟を決める。

    増田俊也の作品にしては並のレベルだろうか。

    本体価格950円
    ★★★★

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    2019年11月01日
  • 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

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     「ゴング格闘技」誌に4年間にわたって連載された大作。史上最強の柔道家、木村政彦の生涯を描く。

     木村はまだ学生だった頃に柔道全日本選士権を3連覇、さらに天覧試合を制覇する。戦後はプロ柔道に参入し、ブラジルでエリオ・グレイシーを破る。そしてプロレスラーに転向し力道山と対決するが、卑怯なやり方で倒されてしまう。

     高邁な思想家でもあった牛島辰熊と、その弟子でありながらただ勝ち続けることにしか興味のなかった木村。どちらが人間として立派だったかと問われればなんとも答えようがない。どちらが好きかと問われれば、より人間的な木村であるような気もするが、やたら暴力的で欠点も多い木村を手放しで賛美する気に

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    2019年08月05日
  • 七帝柔道記

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    「七帝柔道」とは、北海道大学、東北大学、東京大学、名古屋大学、大阪大学、京都大学、九州大学の七つの旧帝国大学にはるか昔から受け継がれてきた寝技中心の柔道である。
    主人公の増田俊也は、2浪の末北海道大学柔道部に入部する。
    そこでは「練習量がすべてを決定する」と言うごとく、辛く過酷な、時には残酷な練習が行われていた。
    北海道大学は、近年、七帝の中で最下位をさまよっていた。
    かつての栄光を取り戻すため、終わりのない過酷な練習は続いていく。
    努力の限界を超えても努力を重ねていく部員達。
    それでも努力は報われるとは限らない。
    しかし、七帝柔道の過酷な練習の中にこそ生きるためのすべてが詰まっている。
    先輩

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    2019年02月24日
  • 木村政彦 外伝

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    著者の長編ノンフィクション「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」(新潮社)を読んで、魂が打ち震えるほどの衝撃を受けました。
    「魂が打ち震える」というのは、決して誇張ではありません。
    力道山とのあの歴史的な一戦が、木村を終生苦しめることになります。
    その木村の悔しさに、読者は共鳴せずにはいられません。
    それだけ著者の取材力と筆力が優れているということなのでしょう。
    ぼくが過去10年に読んだ400冊ほどのノンフィクションの中では、群を抜いて素晴らしかったです。
    本書は、その衝撃作のスピンオフ。
    これまた分厚い本で、単行本719ページですから、ほぼお弁当箱です。
    読みごたえも十分。
    第1章「史上

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    2018年10月20日
  • 木村政彦 外伝

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    外伝とついてますが、増補版のような。ボリュームがすごい。
    それぞれの対談がいいんですけど、やはり当時と時間のズレがあるのがなんとも。石井慧の総合参戦がタイムリーな時と、今ではねぇ。そこがちょっと残念。

    古賀兄弟のエピソード、そのまま鳶嶋兄弟の話なのだな。
    思わぬところでつながりました。

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    2018年09月26日
  • 木村政彦 外伝

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    木村政彦はなぜ~を読んだあとのような興奮はなかったが、やはり木村政彦という柔道家が日本にいたというのは日本人として誇らしい。

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    2018年09月22日
  • 七帝柔道記

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    ネタバレ

    ほぼ5に近い4。柔道のことを全然知らない自分でさえ夢中になって読んだ。途中声をあげて笑うほど面白いシーンもあり、退屈しなかった。この続きを読みたい。

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    2018年03月05日
  • 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

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    タイトルに対する答えは十分ではない。しかし、とにかく力作であり、読み応えは十分あった。柔道とは武道とは。日本一になるためにはどれだけの努力が必要なのか。鬼といわれる人間たちの凄絶さを目の当たりにして驚嘆した。かつて、グレイシー一族の父であるエリオを倒した日本人がいたことに驚きと誇りを覚えた。力道山とのくだりは、お互いの思惑が色々あるのだろう。どちらが油断したか、ということではないだろうか。

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    2018年01月12日
  • シャトゥーン~ヒグマの森~ 3

    購入済み

    怖かった

    本物の熊と遭遇してから、熊のことを調べるうち
    三毛別のヒグマ事件を知り
    「熊怖すぎ((((;゜Д゜)))」と思ってたところ
    タイムリーにこの漫画を見つけてしまい一気読みしました。

    いや~心臓バクバクでした。
    救助要請より まず子供を避難させてー!とか
    人間達もどんだけタフやねん!とか色々思うことはあったが
    とにかく怖かったです。
    ただ熊に遭ったことがあるか無いかで感想が分かれると思います。

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    2017年10月16日
  • シャトゥーン ヒグマの森

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    ネタバレ

     渓流釣りや狩猟をそのうちしてみたいと思っていたのだが熊が怖すぎて無理になる。本州にいるのはツキノワグマでヒグマではないのだが、それでも熊というだけで超怖い。ヒグマのついていろいろ詳しくなった。

     とても面白くて最後までぐいぐい読んだのだが、最後の方はちょっと大味だった。娘が何度も口にくわえられて連れて行かれそうになるのにあんまり怪我をしていなかった。子供が悲惨な目に会うのは読んでいてつらいのだが、それまで無慈悲な鬼神ぶりを発揮していたのに、トーンが変わっていた。庁舎にたどり着いた時になんで娘を一緒に建物に入れないのだ?と疑問がわいた。

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    2017年09月19日
  • 本当の強さとは何か

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    「シャトゥ―ン ヒグマの森」「木村正彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」「七帝柔道記」の増田俊成氏と元総合格闘家、ブラジリアン柔術家、中井祐樹氏(日本よりもむしろ海外の方がネームバリューがあるそう)との対談形式で構成されています。「本当の強さとは何か」、2016.7発行、武道、格闘に関するどちらかというと地味な対談ですが、それだけに味わい深いものがあります。護身術の話は興味深かったです。空手でも柔道でも3~4年やれば、筋肉量、パワーもついて役立つかもと。体重差、サイズに関する備えはとても重要と。
    最近の「キレル」状態は、心の弱さの裏返し。自分に自信がないからイライラしてしまう。武道は、鞘を抜かな

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    2017年08月14日
  • 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか

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    日本が生んだ最強の柔道家「鬼の木村」の人生を中心に、日本の柔道界、空手、プロレスといった格闘技界の歴史と裏事情を書いた、ある意味で暴露本。
    ヒクソングレーシーの父で、世界最強の男エリオ・グレーシーに生涯一度の黒星をつけた木村雅彦というとてつもない怪物がいたことを知り、日本人として溜飲が下がった。しかもその映像がYoutubeとかで観れるんだけど、かなり圧倒的だなぁ。大外狩りで既に殺しそうな勢いなんですが...
    元来、日本の中で洗練されてきた寝技や打撃(当身)を重視した総合格闘技としての実践的柔道が、講道館が生き残るための政治として「立ち技重視のきれいな一本勝ちこそ日本柔道」という一スポーツに方

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    2017年05月03日
  • 七帝柔道記

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    なんの小細工もない、七帝戦にかける北大柔道部のクロニクル。ひたすら長大、重苦しく、延々と「苦しい」の描写が続くのだが・・・これが、面白い。

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    2018年10月14日