山内志朗のレビュー一覧

  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

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    インタビュー形式で哲学史の大枠を掴むといった感じで、入門の入門といったところ。

    哲学をかじった人からすれば色々言いたい事もあるだろうけど、素人には丁度良いんじゃないかと思いました。

    やっぱり哲学は積み重なった思考の歴史を知らないと理解出来ないので、おおまかに流れを理解するには良い。またインタビュー形式が感情が伝わるのでとにかく読みやすかった。

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    2024年12月16日
  • わからないまま考える

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    視界が開けるような学びは得られなかった。何度もぐるぐるちょっと違う角度から考える感じ。傍観者に徹して見過ごすのか、痛みを受けて助けるのかモヤモヤするし、個とセカイ観もわかるようで言語化できない。哲学書を読むことはネガティブケイパビリティを鍛えることだと痛感。

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    2024年11月18日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

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    まったく哲学に触れず、倫理の授業も受けずにきた人間が、ちょっとした興味本位で読むには予備知識が足りなかった。
    各章に、イントロダクションを設けてくれてはいるけれど、そもそも本編に入ると忘れてしまう。イントロダクションに戻りながら本編を読んで、を繰り返すうちに、神の存在証明とか、もういいかとなってくる。
    トマスモアのユートピアも、絶賛積読中!

    だけど、第二巻も読みます。
    とりあえず。

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    2024年10月04日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

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    専門家が一般向けに、専門の時代ごとに面白いところを語るもの。
    言葉はかなり優しい言葉を使っているが、それぞれの哲人を全く知らない状態で読むと、面白さは半減すると思う。
    高校倫理等で、広く浅く西洋哲学史を学んだ人にとっては面白い本だと思う。

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    2024年07月31日
  • 中世哲学入門 ――存在の海をめぐる思想史

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    2024年06月19日
  • 中世哲学入門 ――存在の海をめぐる思想史

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    入門書としてはかなり歪という気はする。中世スコラ学という時間的にも人員的にも膨大なものの入門書を、安易に造ろうとするなら人名と書名をズラズラと列挙するようなものにならざるを得ない。しかも研究そのものが行き届いているとは言えない状況では、山内氏の言う、避けて通るための図式を連発することになるだろう。それは避けたいというのは分からないでもない。とはいえ、これでは山内氏自身も自嘲的に語るよう「中世哲学入門」ではなくて「スコトゥスの存在の一義性入門」である。とにかくまたスコトゥスかよ状態なので、後半は正直うんざりした。大きな見取り図的なものを提供することに拘らず、つまみ食い的でもいいから、いくらでもあ

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    2023年07月21日
  • 世界哲学史8 ──現代 グローバル時代の知

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    【分析哲学の興亡】一ノ瀬正樹
    エルンスト・マッハの要素一元論@世紀末ウィーン
    思惟経済
    →ウィーン学団の「論理実証主義」
    →分析哲学
    カルナップの原始的、AJエアの倫理
    ヒュームの法則であるからべきへ→自然主義的誤謬
    べき=論理的規範
    クワイン「経験主義の2つのドグマ」→オースティンの言語行為論

    【ヨーロッパの自意識と不安】檜垣立哉
    ベンヤミン「暴力批判論」「複製技術時代における芸術作品」

    【ポストモダン、あるいはポスト構造主義の論理と倫理】千葉雅也
    現代思想=否定神学システム(東)
    思弁的実在論
    フランソワ・ラリュエル
    →非標準哲学=メタ・メタ哲学
    カトリーヌ・マラブー
    →外部なしの内在

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    2022年08月13日
  • 世界哲学史 別巻

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    昨年の前半は、「世界哲学史」が月1冊出るので、読まないと次がまたくるという強迫観念があった。というわけで、せっせと読んでいたのだが、第8巻がでたら、そのプレッシャーはなくなり、昨年末にでた別巻をようやく3月に読んだ。

    前半は、編者による対談での振り返りと編者による追加的な論考。そして、後半は、全8巻のなかで扱えなかったトピックをカバーするという構成。

    もともと20世紀以降の哲学は1冊しか割り当てられていないので、仕方のない面はあるのだが、現象学や実存主義に関する記載はかなり薄い感じがあったのだが、編者はそこは意識しているのだけど、そこはこの別館でもあまり扱われない、というのは、面白いな。(

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    2021年03月10日
  • 世界哲学史 別巻

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    世界哲学史全8巻が好評だったそうなので、編者のお一人である伊藤先生の発案により、別巻発刊となったそうだ。ただ、伊藤先生がご病気ということになってしまい、本巻の座談会は残りの3名の編者による鼎談となっている。その他、16編の論考を収録。うち13編は「Ⅱ.世界哲学史のさらなる論点」でさまざまな論点が提示されている。個人的には頼住先生の「道元の哲学」や岡田先生の「イタリアの現代哲学」、乗松先生の「ロシアの現代哲学」、そして神島先生の「正義論の哲学」などが興味深かった。もちろん短い論考が多いので、隔靴掻痒というか食い足りないというか、そういう部分も多いのだが。それは参考文献を読んでねということなのだろ

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    2021年01月05日
  • 世界哲学史2 ──古代II 世界哲学の成立と展開

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    “世界哲学”というくらいなので、東洋や中東の思想にも触れている。マニ教についてあまり学んだことがなかったので、そこは読んでいて面白かった。

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    2020年08月13日
  • 世界哲学史7 ──近代II 自由と歴史的発展

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    全8巻の「世界哲学史」も第7巻に到達し、時代は、主として19世紀。

    第7巻から引き続いて、経済社会の中心は、まさに西欧+アメリカ中心で、それは哲学の分野でも同じなのかな?

    「近代」(=modern)という時代が、まさに「欧米」の時代なのだということをあらためて確認した感じ。

    19世紀の哲学ともなると、どこかで読んだことのあるような話が増えてくる。
    ・まずは、前巻でもでてきたカントを起点として、フィヒテ、ヘーゲルというドイツ観念論の展開。そして、それへの批判としてのヘーゲル左派からマルクスという流れ。
    ・理性中心の哲学に対する批判として、「生」を重視するショペンハウアーやニーチェ。
    ・進化

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    2020年07月13日
  • 世界哲学史5 ──中世III バロックの哲学

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    タイトルは、中世ということになっているのだけど、「バロックの哲学」というサブタイトルにあるように、西欧だと、いわゆるルネサンス〜バロック、フーコーなら「古典時代」とでもいいそうな時代の話になっている。日本だと江戸時代の儒学の話とかでてきて、いわゆる「中世」というより、「近世」という時代区分の話かな?

    西欧哲学では、ついに(?)デカルトがでてきて、スピノザ、ライプニッツと続いて行く。神学なのか、哲学なのかよくわからない「スコラ哲学」が、いわゆる近代的な「哲学」に転換する時期と常識的には思うのだけど、ここでは、デカルトも「スコラ哲学」的な発展の連続性のなかででてきて、この辺にこのシリーズのスタン

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    2020年06月11日
  • 世界哲学史4 ──中世II 個人の覚醒

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    全8巻の世界哲学史も第4巻と半分までやってきた。時代的には13世紀あたり。

    第4巻の編者の山内さんは、都市の発達にともない個人の覚醒が世界同時多発的に生じ、哲学でもそういう傾向が生まれた、とする。

    なるほど、面白い視点だな〜と思いつつも、章ごとの記述は、かならずしも「個人の覚醒」という感じでもないのかな〜、テーマごとの総括的な記述が中心で、今ひとつ、しっくりこなかったかな?

    さて、13世紀になると、いよいよ西欧が世界の中心として浮上してくる感じがあって、哲学思想も西欧が最先端として勢いがでてくるという印象。

    むしろ第2〜3巻くらいのほうが、文明ごとの哲学の差と交流みたいなのが描かれてい

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    2020年04月13日
  • 目的なき人生を生きる

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    倫理学、難解。何がいいたいのだろうかと探るが分かりそうで分からない。深すぎるということなのか、ただ伝える気がないのか。
    人生に目的などなくていいのだ、努力至上主義で生きる必要はないのだ、今そこにあること、ただそれだけでいいということなのだろうか。
    目的なく、ただ読んでみた。完全に理解しようという努力もせず、なんとなく読み流してみた。んー、複雑だ。

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    2019年10月11日
  • 目的なき人生を生きる

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    散発的にいろんなことが少しずつ書かれているようで、読むのが大変だった。けして理解したとは言えない。スピノザなどの哲学者の考えを基にしているようなので、基本的な理解が必要かも。
    拾って一番共感したのは下記。

    > 何でもかんでも 、必死になってがんばることがよいことだと考えられていて 、がんばらない人は悪人であるかのような風潮になっている 。必死になってがんばりすぎていることは 、過剰適応といって 、ぎりぎりのところまで能力を使っているということだ 。それは 、非常口を玄関にしている家のようなものだ 。火事になって玄関から出られなくなると 、それ以外に非常口がないから逃げられない 。

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    2019年07月04日
  • 目的なき人生を生きる

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    前作の「小さな倫理学」が良くて、手を出した本。こちらの方がやや込み入っているが、基本同じ考え方。なるほど、そう言う見方もあるかと思うところが多数。同感というところも、多数。

    TVのお笑い番組は権力を学ぶ為の家庭内学習、宿題みたいなもの。集団の中で1番大きな声で笑う者は1番権力を持っている者。

    今ここにいて歩いている「私」は何者かの社、容器なのだろうか。社である以上、豪勢で威風を払うような容器であることを人は求める。人間は一人一人が神社みたいなもの。

    目が利くが故に見誤る人が人生において少なくない。顕微鏡や望遠鏡の様に倍率を誤ると見えるモノも見えなくなってしまう。

    人生の目的は何か?1つ

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    2018年08月08日
  • 目的なき人生を生きる

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    新聞書評欄によると
    生きる目的や悪に対峙(たいじ)する正義などを求めがちな私たちの心性は、どこかへエスカレートしていく危うさを秘めている。がんばらず、ぐずぐずに生きるのもありではないか。〈人生は意味だらけだと考えることが、足元をつまずきの石だらけにする〉〈「目的のなさ」とは、欠如や空虚ということよりも、むしろ自由な空間ということであり、器の大きさでもある〉と著者は説いているらしい。
    人生にやたら生き甲斐を求める風潮に対し、ただ「ここに居る」という存在だけで充分であるということか。在ることは奇跡に近いのかも・・・。
    硬く読みにくいのが難点。

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    2018年04月25日