麻生ミツ晃のレビュー一覧
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厳格なクリスチャンの母親に育てられ、女性との付き合いどころか自慰すらまともに出来ない受け。
"ある理由"のため、ゲイ向けのデリヘルへ行き「SEXが出来る身体にしてください」とお願いします。
目隠しをした受けの前に現れたのは、会社にインターンに来ている顔見知りの大学生で...というお話なのですが、非常に珍しい設定のお話で、ワクワクしながら読みました。
ダッチワイフが出てきたり、SMっぽいプレイがあったりもします。
(そこまで本格的だったり、痛そうだったりはしないです。言葉責めは良かった◎)
「ごめんなさい、ごめんなさい」と涙を流しながら自慰をする姿はなんとも背徳的で、とても不 -
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ネタバレやっと読み終えました~!!
四六判でサイズが大きいだけじゃなく、ページ数も膨大なので手に持って読めなかったです。机に置いて読みましたww
こんなにCOLDシリーズのSSがあったとは気づきませんでした。同人誌はまめにチェックしていましたがさすがに小冊子までは集めきれず…
ファンとしては時系列でお話が収録されているので、流れがつかみやすく、すごくありがたかったです。
メインは同人誌で追っていた「COLD HEART」の秋沢×楠田のその後で、長い時間をかけて二人の関係が修復されていく様子がリアルに描かれていて、改めて心を揺さぶられました。大きな過ちで壊れてしまった関係を元に戻すなんて絶対にできない -
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記憶喪失を乗り越えて幸せになろうとしたところに元の記憶と人格、過去のトラウマが戻る。しかも今度は二人で過ごした6年間の記憶は抜け落ちていて…。重い…痛い…辛い。裏切られたと許せないのも分かります。でもやり過ぎ。でもそこまでなる程の怒り。でも、でも…と、もうそのループ。昼ドラも韓流ドラマも真っ青の愛憎劇。膿を出しきっていい関係になってハッピーエンドかって言うと簡単にそうとも言い切れないような。愛なのか贖罪なのか。たとえ相手の犯したことを全て許したとしても、自分が許せなくなる。二人でいる限り消せない後悔。それでもお互いを求めてしまう。二人にとってのベストって何だろう
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COLDシリーズコミカライズ最終巻。
2011年に「COLD SLEEP」、2014年に「COLD LIGHT」と年月はかかったけど、それに値するだけのクオリティある作品です。
コミカライズって本当に難しいと思うし、原作に感銘を受けた読者の反応も厳しくなるところですよね。その点麻生センセは少しも期待を裏切ることなく、最初から最後まで木原センセの世界観を見事に描き切っていて、改めて素晴らしいな~と思いました。
もうストーリーは完璧頭に入ってるんで平常心で読める…と思ったんだけど、失われていた透の記憶が蘇ったところで、苦しくて切なくてやっぱりまた涙があふれて止まらなくなってしまいました。
何度も -
購入済み
カップルになるまでのドキドキなBLもいいけど、長年連れ添った二人だからこその葛藤や、恥じらいで揺れるBLもたまりません。リアル、といえばそう感じる方もいるかもですが、既婚の私から見れば、これだってファンタジーだわ。長年連れ添ってても、大人だってけっこうグルグル考えちゃうよね!若い頃はあんなだったのにーと思うけど、年取ってもラブラブできるフィクションは、主婦は十分萌えます。(笑)
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ネタバレ 購入済み
続きを書いてくれてありがとう
思い入れのある作品です。前作『ドラマ』は、はじめて読んだBL小説で、当時10代の私には、ただただ切なく美しい物語でした。
続きを書いてくださって、ありがとうございました。
続編があるらしいと聞いて長年待っていたので、『ラジオ』が発売されたときは、気持ちが爆発して、紙と電子書籍、両方購入しました(笑)
幸せでした。続きをありがとう。
『ドラマ』も『ラジオ』も、何度も読み返しています。購入から数年経った今日も、ふと読みたくなって再読し、思わずレビュー書くほど、大好きな作品です。
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ネタバレコバルトから足掛け12年で続編……当時からの読者さんも裕次さんも拓人もお疲れ様とおめでとうを。
正直劇中劇の「白の傷跡」に時代の空気を感じるなーと思ったのですが、あれから12年、同性愛者が置かれている立場や社会の状況が如実に反映された、いまだから書ける完結編になっているなぁと。
あれから6年、『海』から離れられず、答えを見つけられないまま停滞していた拓人は白の傷跡の再放送を記念しての特別企画で自ら別れを選んだ裕次と再会を果たす。
二人の過ごす五日間を丹念に描いていく物語はまるで本当にラジオ番組を聞いているよう。
海として生き、恋をし、岡崎の幸福のために自分の人生に彼を巻き込むわけにはと身を -
購入済み
秋沢が頭おかしいから、安易に受け入れちゃいけなかったんだろけど、
まーーー 本気でうざい。秋沢うざい。
可哀そうなとことか、可愛いとことかあるけど、うっざ。
そして五木に腹立った。
あぁぁなんかすっきりしない。
いや、でもわかる。こういうラストになるのも分かる。
よくできたストーリー展開でした。もう、夢中で・・・
もう夢中で読んでしまいましたよっ(怒)!!!
なんとか幸せになってほしいもんですよっ!!!
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ネタバレ幸一とカラス先輩はズブズブの共依存関係だなぁ……というのが一読しての感想。
生きる気力を完全に失ったカラス先輩にとっては自分を繋ぎ止めてくれる幸一は手離せない存在だったんだろうけど、半ば飼い殺しのように見えて辛い。
真剣に恋をしてお互いに向き合った結果として、こういう選択を選ばざるを得なかったんだろうなと。
「先輩を放って置けない、一人にしたくない」と友人や恋人との関係に支障が出るまで二人でいる事に逃げ込んで行くあたりは見ていて痛々しくて堪らなかった。
澱のようにぐらりと揺れる感情が穏やかにそっと掬い上げられていく透明感溢れる文章はどうしようもなく一つ一つが胸に突き刺さりました。
どうしようも -
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ネタバレ最初に言っときます。
★5つの評価は、同時収録されている【ヒカル】に対してであり、
表題作への個人的評価は★1どころかゼロでも良いと思ってます。
実際とても評価の分かれる作品ではありますが【ヒカル】に登場する
光久が主役である【晴れの雨。】を読んでると、本当に
文句なしに光久と和隆が最終的に恋人同士になってよかったと
思いました。
あんなに綺麗で、切なくて、悲しい別れがあった光久が、
木生を心の中に大切に住まわせたまま幸せになる結末は、
これ以上ない素敵なハッピーエンドでした。
正直表題作の【カラスとの過ごし方】に出てくる幸一は
刺身のつまくらいでしかなく、読んでたらもう色々と胸糞悪いの
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やはり東京編は嵐の前の静けさだったらしい。ここからが木原さんの本領発揮…痛いです。痛いんだけど夢中でページを捲る手が止まらず一気読みでした。ニューヨーク編になってからも秋沢が殆ど成長していない思考回路なのはさすがw人間そんなに簡単に成長する訳はありません。ただ少しずつ引くことを覚えているのかなぁ 一途なのは変わらないしこのまま少しずつでも相手の気持ちが分かるようになっていってほしい。まだまだ時間はかかりそうだけど。救いはラスト楠田が怯えるでもなく本来の楠田に少し戻っていたことかな。いろんな意味で楠田も時間が止まったままだしそれが少しでも動きだしたらいいと願わずにいられないラストでした。
木原さ -
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またしても強烈な攻めキャラに木原さんの文章の面白さが相まってコメディじゃないのにクスクス笑いながら読みました。図体だけ大きくて中身は子供で常識の欠片もないとんでもない男なのにだんだんいじらしく可愛く見えてくるのが木原マジック!そんな彼に振り回される楠田は至って常識的な普通な男なのに読者同様だんだん絆されて煩がりながらも秋沢を憎からず思っている様子…ん?今回痛くないぞ?つか木原さんにしては甘い?ような気もするけれどまだ前半戦。きっとこのまま穏やかに愛を育む訳ないんだろうな…嵐の前の静けさ的な?ニューヨーク編怖いけど期待して読みたいと思います。
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ネタバレ予想以上に糖度の高い前編から、一体どんな酷い展開が
待ち構えてるのかと、ありとあらゆる想像を巡らせて
読み始めた後編ですが……。
いやぁ……予想の斜め上いきすぎてたわ。
酷いなんてもんじゃなく、痛い。
アイタッ、アイタタタッ!
って感じで身も心も痛い。
楠田が気の毒すぎて、前編でちょっと可愛いなと思った
秋沢、じゃないアホ沢、楠田じゃないけどこいつ本当に
死ねばいいのに、とまで思いました。
普通のBLだと強姦輪姦された受って、怖がりつつも攻に
お清めエッチされてめでたしめでたしなんですが、そこは
やっぱり木原さんでした。
そうよね、これが普通の反応なのよね、と妙に納得。
とにかくこのアホ沢 -
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ネタバレなんで、こんなどうしようもない男に惚れるのか
イヤイヤ付き合ってたくせに
こんなことになってんのか
意味わかんない、と思った『~IN TOKYO』の続き。
かくして無茶苦茶にされて
相手が怖くなって死んだことにして逃げて
それから、な『~IN NEWYORK』
どう落としどころを見つけるんだろうと思ったけれど
上手いな、と思った。
楠田は秋沢をいつかは許せるのかもしれないと
そういう期待を抱かせる終わり方は
本音を言えばありえないだろう、だけど
BL的にはまぁいいんじゃない。
個人的には追いかける秋沢が、なんでなんでと
自分に問いかける様が凄くよかった。
それでもまだ不十分なんだよ、と思い -
Posted by ブクログ
木原作品は、やはり一筋縄ではいかない手強さでした…
前回の成り行きにふんわりしていたかと思ったら、奈落の底へ一直線。案の定、突き落とされます。
きっかけは相手を御するための恋愛モードだったのが、もはや本気の付き合いであることを自認する楠田。
だからこそ、受け入れられないこと許せないことが、秋沢にはまったくわかっていません。
人の心がわからないアホと愛し合うことで味わう失望に震撼とさせられます。失望どころか、これはもう恐怖の段階。
楠田は何とかして自分の気持ちを秋沢に伝えようとするものの、人の気持ちを慮ることができず、自分の感情ばかりを人に押し付け、好かれるための努力もしない相手には何ひとつ