麻生ミツ晃のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「交際20年、倦怠期の四十路カップルのお話」というあらすじに
興味をひかれゲット。オッサンオッサン言ってるけれど、描写的に
それほどくたびれ倒している様子はないので、そこはひと安心?
3話に分かれている。
最初は攻めの大学教授(口下手)の目線で。
恋人との会話も今やほとんどなく、顔を合わせるのも数日振りという
ある夜、いつもの些細な苛立ち(もはや言い争いもほとんどしない)に
人肌を求めた先に出会った青年との数日の逃避。青年は若い頃の恋人に
そっくりで、青年との時間の中でやはり自分はまだ彼を愛していることに
気づき、部屋へ戻っていく。
2つめは、受け(小説家)の側から。彼らの出会いとなれそめ、そして
それを追想していきながら、相手に甘えそれゆえ壊してしまった2人の
蜜月を反省し、出て行ったまま戻らない恋人の喪失感、そして帰ってきた
彼とやっと「今も変わらずずっと一緒に居たいのは恋人だけだ」と
思いを告げ合う。
3つめは「自分にそっくりだと言う恋人に会ってみたい」と、攻めと
数日間を過ごした青年が、2人の部屋にやってくるお話。
「倦怠期」「同じパートナーと長い時間を過ごす」といった経験のある人は
「あるある」と頷いてみたり、若いころ(つきあい当初)とは違う
“好き”という感情の変化や、相手への諦め、自己反省、我慢がきくこと
きかないこと、などなど、思うところも色々出てくるんじゃないかな。
倦怠期、しかも片方の浮気時間も読まされるわけだが、彼らはお互いを
最も愛していることは伝わってくる。そういう瞬間ってあるよな、って。
すれ違っているようで、結局はお互いを見続けている。5年ぶりに体を
重ねる描写には、温かい切なさがあって◎。
大人だから楽しめちゃう作品です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレレビューが高評価なのは知っていたけど、
好みの絵ではなく手が出なかった作品。
たまたまブクオフでお安く購入。
案の定素晴らしい作品で感動。
早く2巻も買わなきゃだわ。
1巻は、五十鈴と関わる事で十嘉のバイオリンの音色に変化があらわれる。
十嘉は五十鈴に告白し、不意打ちのキスをするが五十鈴は拒否。
しかしめげずに五十鈴の元へ通い続ける十嘉。
障害への変な気遣いや遠慮をせずに接してくる十嘉に、徐々に五十鈴の気持ちにも変化が?・・・
で2巻に続く。
『若き天才バイオリニスト』と
聴覚障害のデイトレーダー』
なんて現実にはなかなかないけど、
実写版もありでは?って思えるのは、
やっぱりストーリーの完成度が
半端ないからだと思う。
設定は非現実的なのに
リアリティーがある、素晴らしい作品。
キャラクターの顔だけが
好きになれないんだよなぁ(-_-)
絵はとても綺麗なのになんでだろ -
購入済み
第三話と第四話の間の番外編。ちょっとした息抜きの雰囲気、と思ったら五十鈴が壬生の想いがはっきり意識してくる回だった。全19ページで短いけどファンならお得。