千葉雅也のレビュー一覧

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    作者は、この作品及び主人公を通して、自らがゲイであるのをカミングアウトされていますが、その書き方に未だ躊躇いを感じます。
    書くのであれば、ちょうど今回の市川沙央さん(「ハンチバック」)のように、全てを曝け出す覚悟が欲しいです

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    2023年08月22日
  • エレクトリック

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    芥川賞候補作なので読んだ。
    同郷でもある。応援したい。
    高校2年生の主人公のドキドキや悩みが雷のようにきらめく。
    1995年の様子も懐かしい。
    ハンドパワーは静電気。
    栃木県宇都宮市はなぜだか雷が多く「雷都」(らいと)と呼ばれたりする。
    「アウト・オブ・眼中」という言い方、どこかでマネしたい。
    エゴン・シーレの画集は名作。
    「エヴァンゲリオン」という名称を出さないのによくわかる説明がとても上手い。
    皆が行く方向に行かない。それだけで勝てる。説。父の哲学。本当なのか?
    ラジカル→ 急進的なさま。過激なさま。極端なさま。
    ゲイの世界は裏世界で、
    その入り口を発見した場面のドキドキがとても印象的。

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    2023年08月03日
  • エレクトリック

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    古いアンプやインターネット、ポルシェ、シトロエンなど伏線のような何かを暗喩しているようなものがたくさんあるが、私には何が何を示しているのか読み解けなかった。ゲイの話に行くのかと思いきやそうでもないし。1995年というインターネットが普及し始める黎明期に、古い価値観から新しい価値観に代わることを示しているのかもしれないが、私には分からないし正解でもないだろう。読みやすいんだが、読み解きが難しい。

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    2023年07月14日
  • エレクトリック

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    自分如きの読解力では一度読んだだけではスッと入って来なかった。主人公の主体性があるようでないような感じが引っかかるのかもしれない。

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    2023年07月10日
  • エレクトリック

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    この小説の舞台となる1995年といえば、僕が「エレクトリック(=電気の)」と「エレクトロニック(=電子の)」の意味の違いを理解した頃だ。
    語感は近いけど全く非なるものであることにある日突然気がついた…そんな頃だ。

    そして、その頃、インターネットはそんなに普及してなかった。世界はまだクモの糸で繋がりきってなかった。
    インターネットが海のものとも山のものともわからない。
    とりあえず資料はワープロ使ってきれいに作れますし、エクセル使うと表計算とか便利なんですねって気づいた頃。ブラインドタッチ練習しなきゃなって。

    きっと、1995年はエレクトリックとエレクトロニックの狭間の年だったのだ。

    いまさ

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    2023年06月23日
  • 欲望会議 性とポリコレの哲学

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    ゲイの哲学者とアダルトビデオ監督とフェミニスト論者の彫刻家の鼎談

    2017〜2018年のトークイベントでの5回のディスカッションと2020年と2021年の鼎談。

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    2023年03月22日
  • デッドライン(新潮文庫)

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    三軒茶屋から下高井戸へと至る世田谷線の中間地点、上町だった。 久我山に来てから僕はそのドンキで 昔の話が温泉みたいに噴き上がってくる 大らかなイントネーションに乗せた細やかな革命がいつだって起こり得たし 締め切り(デッドライン)の冬は確実にやってくる ことほぐ言祝ぐ

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    2022年11月25日
  • デッドライン(新潮文庫)

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    著者に興味を持ち、哲学者が書いている小説ってどんなものだろうと読んでみた。

    正直わたしには少々難しかった。
    主人公が呼ばれるときに○○とされていることや、KはKと呼ばれていること、ちょっとした点で疑問が残る。

    ただシーンや時系列がコロコロと変わるのが新鮮だった。

    著者の他の本を読んで勉強したい

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    2022年10月22日
  • 動きすぎてはいけない ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学

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    切断と接続、という対立項を提示し、切断性により重心を寄せつつその間に留まることで、ドゥルーズの思考を包括してみせた本。すばらしい仕事。

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    2022年09月24日
  • 言語が消滅する前に

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    ざっくばらんな勉強論(研究論ではなく)として楽しめました。研究ということばはなんかおこがましい、研究じゃなく、一生勉強し続けていたい、という考え方にとても共感。

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    2023年06月11日
  • 言語が消滅する前に

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    2022/05/25 20:56

    うーん…つまりは、現在はあまりに直接的すぎる?それが故に、自身の意志なり意見なり、そしてそれを表すはずの言葉が、発酵しない?
    だからもっと、考えようぜということなのか?
    千葉さんの勉強の哲学も、国分さんの中動態の世界も、買ってはあるのにまだ読み始めていなかったから、どうもそれらを読んでくれていることを前提としたような対談のように思えるので、それぞれ読んでから、また読んでみようかな。

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    2022年05月25日
  • 言語が消滅する前に

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    対談をまとめたもののため、二人の中で共通の知識、言葉選びがあるため理解できていない部分がある。
    ところどころ日本語ではなく英語の横文字を調べなくてはならず、少しずつ読むもののやはり何度か読まないとつらい。
    (言語を扱え人たちが選んだ言葉だと思うので、選び方にも意味があるということなのか)

    これまで読んできたお二人の書かれた著書は、まだ読む対象が一般の人に向けたものだったことがよくわかった。

    それでも面白く読めた。
    能動的の対義語として存在し、消滅した「中動態」についての話、
    個人的に体感のあった、LINEスタンプによる言語の変化。
     エビデンス主義、責任回避の話などがあった。

    勉強が足り

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    2022年05月15日
  • ツイッター哲学 別のしかたで

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    私の学力の問題が大きいと思いますが、正直何を言っているのか分からないところもありました。

    でも千葉雅也さんの感覚なので、無理に分かろうとはしなかったです。分かるものだけを吸収すればいいかなと。

    私は「〜するべきだ」って表現が嫌いです。未来なんて誰にも分からないし、私のことを想ってくれているような口ぶりで、道を外れないように今あるレールに乗せる。それによって自分を守る大人が使っていたからです。

    でも気づかないといけないのは、無意識に自分も誰かに使っていること。後輩とかに「絶対そっちの方がいいよ」っていうのも「〜すべきだ」の言い換えになる。

    言葉をどう捉えるかは人それぞれ。
    だから大切に紡

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    2022年01月19日
  • 言語が消滅する前に

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    2017年頃から2020年までの國分功一郎と千葉雅也の対談を収録したもの。散文的ではなく一本テーマのようなものが横たわっている。非常に読みやすい。
    特に第四章、第五章が楽しかった。

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    2021年12月08日
  • ツイッター哲学 別のしかたで

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    ツィッターは、人が目一杯喜んだり、怒ったり、疲労困ぱいする場。人の生き様の断片が現れる場。それが好きという筆者の気持ち、なんか分かるかも。

    本文中に引用されてるツイートが面白くてつい読んじゃう。

    ツィッターを見てネガティブな気持ちになることが多かったけど、この本を読んでそうでもなくなった。

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    2021年02月08日
  • 意味がない無意味

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    「意味がない無意味」でいわゆる決意表明のような主張を投げかけ,続く文章はポストポストモダンのアウトラインであったり,芸術美術批評だったり,文化に対するエッセーや書評,あるいはラーメン偏愛まであって,哲学的な味付けをしながら(つまりは少しわかりにくい表現で)いろいろ述べられている.長野まゆみ氏や稲垣足穂が好きなので,その書評が面白かった.

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    2019年02月27日
  • 意味がない無意味

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    身体ー儀礼ー他者ー言語ー分身ー性。文章ごとに伸縮し、筆致を変える、ライティングスタイルに痺れる。『思弁的実在論』も読んでいたので、哲学パートの理解に助かった。ギャル男を哲学できるのは、千葉さんくらいだろうな。

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    2018年12月19日