千葉雅也のレビュー一覧
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## 主なテーマ
### 1. 二項対立の脱構築
現代思想の核心は、物事を**「二項対立」**で捉える思考法を揺さぶることにあります。善悪、能動と受動、正常と異常といった対立構造の、**「マイナスの側」**に注目し、その価値観を問い直します。著者は、能動性だけでも受動性だけでもない、その間にある**「グレーゾーン」**にこそ人生のリアリティがあるとしています。この「脱構築」によって、物事を単純化せずに、より**「高い解像度」**で捉えることができるようになると説いています。
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### 2. リゾーム的思考と存在の生成変化
現代思想は、物事が階層的な秩序ではなく、横に広がる**「リゾ -
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この本を選んだ理由
それは、「勉強の哲学とは何か?」と問われたとき、私にはきちんと答える自信がなかったからだ。
だからこそ、「あっ、これは自分の知らないことが知れるかもしれない」という期待を込めて、この本を手に取った。
読んでみて印象に残ったのは、「バカになる」ため、つまり“脳汁ダダ漏れ”の状態をつくるために必要なことについて、筆者が語っていた点だ。
それは、いわゆる安定した雰囲気や価値観、暗黙の了解といったものを破壊し、その場から“浮く”ことが必要だという主張だった。
そうすることで発想が豊かになり、さまざまな方向に矢印を向けられるようになり、結果として「勉強=成長」を実現できるのだと -
Posted by ブクログ
なんとなく手にとって読み始めた本。
自分が勉強の仕方がわからず、直面していた問題がこの本の中に書いてあった。
マクロ的にも、ミクロ的にも「勉強」というものが哲学(説明)されている。
私が個人的に腑に落ちたのは、そもそも言語は生きてきた環境などによって意味が変化しやすい。言語の不透明性に気づき、言語をわざと操作する意識をもつようになることこそがどんな勉強にも共通する一般に重要なこと、ということ。
そして「玩具的な言語使用」こそが勉強の根本だということ。その上で、「言語のアマ・モードとプロ・モード」を使いこなしながら勉強すると自他の区別ができてより勉強がおもしろくなる。
本の感想をここに書 -
Posted by ブクログ
勉強とはこれまでの自分の自己破壊である。
私たちは常に環境に依存して、個性でさえも他者依存的なものである。
勉強とは依存していた環境のノリから、新たな環境のノリに入ることである。
環境のノリから自由になるためには、アイロニー(深掘り)とユーモア(目移り)が有効。アイロニーは、根拠を疑うこと。ユーモアは見方を変えること。アイロニーはやりすぎると機能停止に陥るので、適度なところで中断しユーモアへ折り返すことで自分の感覚を拡張する。これがまさに自己破壊。
…………
一見が難しそうだが、何か新しいことを学ぶと、そこで出会った言葉や考え方に最初違和感を持つが、それが馴染んでくるともとの感覚に戻れなくな -
Posted by ブクログ
中学の頃は小説なんて全然読めなかったんです。
でも勉強(受験用の)は結構やっていたと思います。
どっか私立の受験に落ちて受験勉強=勉強って思い込んでいた自分の価値観がめちゃくちゃに崩れたんですよ。
それ以来、自分を俯瞰するってことがクセになったような気がします。
この辺から小説を読めるようになってきて、何回も読んだ漫画をもう一回読み返しても違った楽しみ方ができるようになってきたんです。
何が言いたいかって?
こっからこの方が言う勉強ができるようになってきたと思うんです(できてはいない)。きっとこれがいったんの自己破壊だったと思うんです。
アイロニーとユーモアを繰り返すことを意識的にするようにな -
Posted by ブクログ
環境にどっぷり浸かってることで生じる、そのノリとの癒着やマゾヒズム、すごくわかる気がしました。硬直した自分を破壊して、バラバラにするところからはじまるのが勉強。周りの空気にのまれずノリの良くないキモい人になってみるのが第一歩かな。言語さえも他者と割り切れたなら、もっともっと軽やかに自分の内なるものを曝け出して、それを拾ってくれる他者と『勉強』を深めていくことができるのかもしれない。
社会人経験、子育て経験積んだ今の方がずっと、あぁ生きている限り一生勉強なんだ、と思う機会が多いので、読んで良かったと思いました。何度も読み返して理解を深めていきたいです。たくさん『勉強』をして、いろんなことを面白が -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近考えてたことが深められて、めちゃ良かった。
勉強の哲学、というタイトルで想像していたこととはちょっと違った気もするけれど、そんなことも忘れて読んだ。
勉強は、どの学問分野でも、新しい言語の世界を知ること、という側面に着目。つまり自分のこれまでの意味の世界を破壊し、更新する、という性質を持っている。
だから、勉強は自分のノリを変化させる。勉強は、獲得ではなく喪失。
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ことばの使い方。
この前読んだ孤独の本で、孤独という言葉をめちゃ解体して考え続けてて、
その時ふと気づくのが、普段使ってる言葉、本当に適当に使っているなーということで、
つまりノリで、その場の状況とかでだいたい