千葉雅也のレビュー一覧

  • センスの哲学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    センスとは上手よりヘタウマ。モデルの再現から降りる。強度=リズム=デコボコ。意味から離れてモノをリズムとして見る。ビートとうねり。生物は安定を求めるが、わざと不安定、緊張の状態を作り出して、それを反復するのを楽しむ。目的達成を遅延し、余計なサスペンスを楽しむこと=丁寧に生活を楽しむこと。意味や目的からリズムへ、リズム=うねりとビートに乗る。意味のリズム=距離のデコボコ。予測誤差の最小化。リズム=「反復の予測と予測誤差という差異」のパターン認識。フレームの拡大→外れの経験をリズムにして平気になる。他方、平穏以上の刺激を求める。抽象化。客観性はなく、繋がるかどうかは設定次第。偶然への向き合い方の多

    0
    2025年12月21日
  • 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版

    Posted by ブクログ

    享楽的な自分にバランスを取らせる。ダンスをするように、そのものを楽しむ。自己目的的に。

    純文学のように状況に身を置き、多義的な視点を持つ。

    今回も欲望年表を作ることに欲望してしまった。

    0
    2025年12月16日
  • 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版

    Posted by ブクログ

    収入を上げる、役職を上げるための勉強にしっくりきていなかった自分にはとても興味深いものでした。

    特に、勉強のデメリット、自己破壊の途上で一時的に気持ち悪くなるという過程は誰しもが通るというのは印象的でした。

    勉強を継続していくことの大切さ、中断と再考の重要性が書いてあったので、今後も続けていきたいと感じました。

    0
    2025年12月12日
  • 現代思想入門

    Posted by ブクログ

    無駄なことを書いていない、読み応えのある本。二項対立を考える上で、具体と抽象の横断力が求められると感じる。以前から気になっていた「具体⇄抽象トレーニング(細谷功)」を読みたくなった。

    ゼミでのディベートの総決算をしてる気持ちになる内容だった。本書は明確に哲学に寄せて考えるものだが、思考鍛錬として発想を広げられるよい機会になった。

    ーーーーーーーーーーー
    哲学用語は、日本語訳の仕方に問題があるように思う。脱構築論とかではなく、対立論や二分論などと表した方が幾分か理解されやすいように思う。現代はともかく、当時は排他的だなあと感じる。
    同時に、筆者は哲学者は格調が求められた、としており、そもそも

    0
    2025年12月12日
  • センスの哲学

    Posted by ブクログ

    センス=リズムとする捉え方が面白い。ビートとうねり、といいう説明もわかりやすく、同作品を鑑賞したり創作したりするかのヒントにはなりそうだ。ただ、何をどうすればセンスが良くなるか、についてはあまり納得できる内容が読み取れなかった。

    0
    2025年11月28日
  • 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版

    Posted by ブクログ

    だいぶ前に一度読んだことがあったが、千葉雅也という人の考え方を知りたくなって改めて読み直してみた。「勉強することはノリが悪くなることである」ということから始まる主張は爽快感がありとても面白く、自分が好きな考え方。私はちゃんとノリが悪くなれているだろうか?環境で浮くことを楽しむ、そんな生き方が肯定されるようで清々しい。そう、キモくなるぐらいの勉強はとても楽しいのである。

    0
    2025年11月24日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

    Posted by ブクログ

    哲学の起源であるギリシア哲学(紀元前6世紀〜6世紀)から中世(5世紀〜15世紀)を経て、世間的には軽視されがちなルネサンス時代の哲学(14世紀〜16世紀)までの歴史を主要な登場人物とその主張を、現代の研究家と対話形式で辿りながら読み進められる入門書です。

    対話形式という形を取っているのと、丁寧に説明してくれているので非常に読みやすく面白かったです。(当然一読程度では理解出来ませんでしたが…)

    読んでいていつの時代の哲学者達も古典(この場合はギリシア哲学)に立ち返ることを必須としていて、それがさらに進むと現代の私達も古典から学べることは多いということなんだろうなと感じました。

    さすがに私達

    0
    2025年11月24日
  • センスの哲学

    購入済み

    斬新な発想

    センスとは自然と出てくるテクニック的な能力だと考えていたがリズム等で例えており色々な感覚、物事のとらえ方か養われた。

    #深い #タメになる

    0
    2025年10月20日
  • 現代思想入門

    Posted by ブクログ

    現代思想をわかりやすく概観してくれている一方で、その難しさも仄めかす本だと思った。

    デリダやドゥルーズ、フーコーといった現代思想を代表する3人が書いた難解な文章が引用によりたびたび出てくるが、これを咀嚼し、読者にわかりやすく伝えていることを思うと、すごいとしか言いようがない(もちろん、千葉先生なりの理解の仕方・言い回しで、ではあるが)。

    哲学書を読む際には、読む対象を定めて、それに向けた準備を程々に行い、挑むのが良いのだろうと思う。その際には、本書で紹介された現代思想の読み方も参考にしたい。

    0
    2025年10月09日
  • 現代思想入門

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今年は読書と決めていて本を読んでいる。最近だと新書にも挑戦。哲学系の本も読んだりしてる。

    時々もう一人の自分が「なぜ本を読むの?哲学なんて学んで何のためになるの?」と聞いてくる。

    今のところの答えが2つ見つかった。

    1つ目。俺は自分探しというか自問自答というかよく何かを考えている。何かを考えている自分に酔っているところもある。たまに「考えて、考えて、もうわけわかんなくなってんじゃないの?」という俺の中のGENが出てくることもある。でも俺は考えることが好き。

    考えに答えを出すことはそう簡単ではないけど、本や哲学を学んでその悩みのヒントになることがある。だから俺は本を読んだり哲学を学びたい

    0
    2025年09月22日
  • 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版

    Posted by ブクログ

    どこまでを区切りとして勉強をどうやって広げるのか深ぼるのか、どの様な情報を勉強のインプットとして扱うべきか、なぜ気がついたら沼にハマっているのか、読書の仕方など「勉強」をすることについて深ぼる一冊。

    自分がよく具体と抽象について細谷功さんの著書をよく読むのも信頼しているところがあるからだと認識。

    きっと次は「制作の哲学」が出版されるのではないかと思う。

    0
    2025年09月10日
  • 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版

    Posted by ブクログ

    この本を選んだ理由

    それは、「勉強の哲学とは何か?」と問われたとき、私にはきちんと答える自信がなかったからだ。
    だからこそ、「あっ、これは自分の知らないことが知れるかもしれない」という期待を込めて、この本を手に取った。

    読んでみて印象に残ったのは、「バカになる」ため、つまり“脳汁ダダ漏れ”の状態をつくるために必要なことについて、筆者が語っていた点だ。
    それは、いわゆる安定した雰囲気や価値観、暗黙の了解といったものを破壊し、その場から“浮く”ことが必要だという主張だった。

    そうすることで発想が豊かになり、さまざまな方向に矢印を向けられるようになり、結果として「勉強=成長」を実現できるのだと

    0
    2025年07月20日
  • オーバーヒート(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    “LGBTは普通?普通だと思われたがるなんてのは、マジョリティの仲間に入れてくださいというお涙頂戴の懇願にほかならない。「我々」は「やつら」とは違うとプライドを持ってきたんじゃないのか。腰抜けが!”

    0
    2025年06月22日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

    Posted by ブクログ

    とても読みやすくて面白いです!
    個人的に納富信留さんのソクラテスの「不知の自覚」の解説の部分(75p)は特に興味深く納得しました。
    哲学の歴史をざっとおさらいできてオススメです。
    IIとIIIも読みたいと思います。

    0
    2025年05月09日
  • 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版

    Posted by ブクログ

    千葉雅也先生を大学で知り挑戦。勉強する上での重要なことを哲学的な事象を踏まえながら解説されていて非常に分かりやすかった。自由な時間が増えた今だからこそ先生が言われていた事を行動に起こしてみようと思った。

    0
    2025年05月01日
  • 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版

    Posted by ブクログ

    なんとなく手にとって読み始めた本。
    自分が勉強の仕方がわからず、直面していた問題がこの本の中に書いてあった。

    マクロ的にも、ミクロ的にも「勉強」というものが哲学(説明)されている。

    私が個人的に腑に落ちたのは、そもそも言語は生きてきた環境などによって意味が変化しやすい。言語の不透明性に気づき、言語をわざと操作する意識をもつようになることこそがどんな勉強にも共通する一般に重要なこと、ということ。

    そして「玩具的な言語使用」こそが勉強の根本だということ。その上で、「言語のアマ・モードとプロ・モード」を使いこなしながら勉強すると自他の区別ができてより勉強がおもしろくなる。

    本の感想をここに書

    0
    2025年05月01日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

    購入済み

    他の哲学史の本などには書いていない、先生方独自の解釈なども紹介してくれており、とても為になると感じました。
    次の巻なども読みたいです。

    #タメになる #深い

    0
    2025年04月10日
  • 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版

    Posted by ブクログ

    勉強とはこれまでの自分の自己破壊である。
    私たちは常に環境に依存して、個性でさえも他者依存的なものである。
    勉強とは依存していた環境のノリから、新たな環境のノリに入ることである。
    環境のノリから自由になるためには、アイロニー(深掘り)とユーモア(目移り)が有効。アイロニーは、根拠を疑うこと。ユーモアは見方を変えること。アイロニーはやりすぎると機能停止に陥るので、適度なところで中断しユーモアへ折り返すことで自分の感覚を拡張する。これがまさに自己破壊。
    …………

    一見が難しそうだが、何か新しいことを学ぶと、そこで出会った言葉や考え方に最初違和感を持つが、それが馴染んでくるともとの感覚に戻れなくな

    0
    2025年04月07日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

    Posted by ブクログ

    なんとなく有名な哲学者は聞いたことがある、程度の初心者でも理解できた。
    哲学の歴史と世界の歴史を踏まえてこの思想はこの思想から影響を受けている、というのが非常にわかりやすい。
    超入門として非常にいいのではないかと思った。

    0
    2025年02月16日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

    Posted by ブクログ

    従来のものと違いインタビューからの聞き書き哲学史で、読みやすいけども取り扱われる時代の要点は逃さずに精細さも取っているのが素晴らしいと思った
    それぞれの分野の日本における第一人者ならではの、彼らの研究の経緯と云ったようなのも見れて面白かった
    「西洋哲学はプラトンの注釈である」という言葉の通り、しかも時代がまだ近いからかプラトンの影響をもろに受けた時代だから、彼の哲学をしっかり理解しなきゃ全く理解できないので、納富さんがプラトンやその他古代ギリシアの哲学についてとても分かりやすいし深く解説してくれてありがたかった

    0
    2025年01月02日