千葉雅也のレビュー一覧

  • 現代思想入門

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    結果的に2度読んだ。デリダのデの字も知らずに読み始めたが、読みやすい文章で概略は掴めた。入門書のおすすめが章ごとにあり、今後の読書の指針となるのが助かる。1度目からマーカーで気になるところに線を引きながら読み、2度目は色を変えて線を引いたら1度目に読み落としていたことが結構あるのがわかった。今後も部分的に読み返すと思う。次はおすすめのデリダ入門書を読んでみようと思う。

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    2026年01月07日
  • 現代思想入門

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    おもしろかった!易しい文体で内容が入ってきやすかった。内容としては特に、精神分析的な家族関係の解きほぐしを行うことに加え、自分が幼少期に何を見てきたか、どんな人間関係が家族外に広がっていったかといった人生の棚卸しをすることで、心のトラブルを考えるときによい示唆を与えてくれることがとても興味深かった。理解が難しいところもあったので繰り返し読んで理解を深めていきたい。

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    2026年01月02日
  • センスの哲学

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    「目指すものへの「足りなさ」をベースに考えると、それを埋めるようにもっとがんばらなきゃという気負が生まれ、偶然性に開かれたセンスは活性化しません。それに対して、「余り」をベースに考えれば、自分の理想とするものにならなくても、自分はこういう余らせ方をする人なんだからいいや、と思えるわけです。…規範に従って、よりレベルの高いものをと努力することも大事ですが、それに執着していたら人生が終わってしまいます。人生は有限です。いつかの時点で、「これで行くんだ」と決める、というか諦めるしかない」

    これが難しいんだよなぁ

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    2025年12月29日
  • センスの哲学

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    ネタバレ

    センスとは上手よりヘタウマ。モデルの再現から降りる。強度=リズム=デコボコ。意味から離れてモノをリズムとして見る。ビートとうねり。生物は安定を求めるが、わざと不安定、緊張の状態を作り出して、それを反復するのを楽しむ。目的達成を遅延し、余計なサスペンスを楽しむこと=丁寧に生活を楽しむこと。意味や目的からリズムへ、リズム=うねりとビートに乗る。意味のリズム=距離のデコボコ。予測誤差の最小化。リズム=「反復の予測と予測誤差という差異」のパターン認識。フレームの拡大→外れの経験をリズムにして平気になる。他方、平穏以上の刺激を求める。抽象化。客観性はなく、繋がるかどうかは設定次第。偶然への向き合い方の多

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    2025年12月21日
  • 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版

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    享楽的な自分にバランスを取らせる。ダンスをするように、そのものを楽しむ。自己目的的に。

    純文学のように状況に身を置き、多義的な視点を持つ。

    今回も欲望年表を作ることに欲望してしまった。

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    2025年12月16日
  • 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版

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    収入を上げる、役職を上げるための勉強にしっくりきていなかった自分にはとても興味深いものでした。

    特に、勉強のデメリット、自己破壊の途上で一時的に気持ち悪くなるという過程は誰しもが通るというのは印象的でした。

    勉強を継続していくことの大切さ、中断と再考の重要性が書いてあったので、今後も続けていきたいと感じました。

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    2025年12月12日
  • 現代思想入門

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    無駄なことを書いていない、読み応えのある本。二項対立を考える上で、具体と抽象の横断力が求められると感じる。以前から気になっていた「具体⇄抽象トレーニング(細谷功)」を読みたくなった。

    ゼミでのディベートの総決算をしてる気持ちになる内容だった。本書は明確に哲学に寄せて考えるものだが、思考鍛錬として発想を広げられるよい機会になった。

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    哲学用語は、日本語訳の仕方に問題があるように思う。脱構築論とかではなく、対立論や二分論などと表した方が幾分か理解されやすいように思う。現代はともかく、当時は排他的だなあと感じる。
    同時に、筆者は哲学者は格調が求められた、としており、そもそも

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    2025年12月12日
  • センスの哲学

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    センス=リズムとする捉え方が面白い。ビートとうねり、といいう説明もわかりやすく、同作品を鑑賞したり創作したりするかのヒントにはなりそうだ。ただ、何をどうすればセンスが良くなるか、についてはあまり納得できる内容が読み取れなかった。

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    2025年11月28日
  • 勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版

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    だいぶ前に一度読んだことがあったが、千葉雅也という人の考え方を知りたくなって改めて読み直してみた。「勉強することはノリが悪くなることである」ということから始まる主張は爽快感がありとても面白く、自分が好きな考え方。私はちゃんとノリが悪くなれているだろうか?環境で浮くことを楽しむ、そんな生き方が肯定されるようで清々しい。そう、キモくなるぐらいの勉強はとても楽しいのである。

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    2025年11月24日
  • 哲学史入門Ⅰ  古代ギリシアからルネサンスまで

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    哲学の起源であるギリシア哲学(紀元前6世紀〜6世紀)から中世(5世紀〜15世紀)を経て、世間的には軽視されがちなルネサンス時代の哲学(14世紀〜16世紀)までの歴史を主要な登場人物とその主張を、現代の研究家と対話形式で辿りながら読み進められる入門書です。

    対話形式という形を取っているのと、丁寧に説明してくれているので非常に読みやすく面白かったです。(当然一読程度では理解出来ませんでしたが…)

    読んでいていつの時代の哲学者達も古典(この場合はギリシア哲学)に立ち返ることを必須としていて、それがさらに進むと現代の私達も古典から学べることは多いということなんだろうなと感じました。

    さすがに私達

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    2025年11月24日
  • センスの哲学

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    とりあえず最後まで一通り目を通してみて、要所ではなるほどと思いながら読めたが、読み終えてみるとセンスとは結局なんだったんだろうかという感覚。

    初読の現時点での理解として備忘を残しておく。
    センスとは…「あるものごと(芸術、日常のあらゆることなど)を自分ならではの着眼点を持って、インプット・アウトプットできるスキル」と捉えておきたい。

    まず自分のセンスを見つけること。芸術作品である小説や映画、日常のインテリアなどのものごとを味わう(インプットする)ときに、大きく全体の意味を捉えようとするのではなく、小さくてちょっとした変化(本書ではリズムという表現)を観察し、言語化することで、自分のセンスが

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    2025年11月20日
  • センスの哲学

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    リズム
    反復

    0→1
    ないからある

    目から鱗でした

    いろいろなことがリズムで説明される
    リズムの心地よさ

    読んで良かった

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    2025年10月29日
  • センスの哲学

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    ネタバレ

    哲学者による美術論。
    センスはリズムの良さからくる、というのが著者の主張。

    ここでの「リズム」は音楽的なものではなく、もっと広い意味で使われる。それは、抑揚、強弱、動と静、遠近、簡素と複雑、個別と全体など、二項対立的な切り口を表していると理解している。センスがよいとはリズムのバランスがよいことだ、というのが著者が考えるセンスである。センスのよいリズムは、音楽だけではなく、相反する要素のバランス、と捉えると、確かに芸術全般を表しているようにも思える。

    一方で、抑揚、強弱といった二項対立ではなく、多面的な要素からなりたつセンスは無いのだろうか、という点が気になった。例えば、色。明暗、寒暖などが

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    2025年10月22日
  • センスの哲学

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    曖昧にごまかさず「センスとはものごとをリズムとして楽しむこと」と言い切っていることが本書の真髄だと思うし、それを実際にリズミカルな文体で体現しており飽きずに興味深く読めた。

    例えば絵画であれば、私たちはどうしても始めに意味(画家の意図や書かれているもの)を理解しようとするが、その前に作品自体をリズミカルな構成物として楽しみ、構造的な感動を味わうことがセンスなのだと。

    また答えに辿り着くよりも、自由な余裕の時間こそが芸術鑑賞の本質であるという考え方も私に取って目新しい観点であり読んだ甲斐があったと感じた。

    この著者に興味を持ったので『現代思想入門』にも手を出してみようと思う。

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    2025年10月21日
  • センスの哲学

    購入済み

    斬新な発想

    センスとは自然と出てくるテクニック的な能力だと考えていたがリズム等で例えており色々な感覚、物事のとらえ方か養われた。

    #深い #タメになる

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    2025年10月20日
  • 現代思想入門

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    現代思想をわかりやすく概観してくれている一方で、その難しさも仄めかす本だと思った。

    デリダやドゥルーズ、フーコーといった現代思想を代表する3人が書いた難解な文章が引用によりたびたび出てくるが、これを咀嚼し、読者にわかりやすく伝えていることを思うと、すごいとしか言いようがない(もちろん、千葉先生なりの理解の仕方・言い回しで、ではあるが)。

    哲学書を読む際には、読む対象を定めて、それに向けた準備を程々に行い、挑むのが良いのだろうと思う。その際には、本書で紹介された現代思想の読み方も参考にしたい。

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    2025年10月09日
  • センスの哲学

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    4.5抽象画をギョーザに例えて、リズムで感じれば良いとのことでなるほどと。
    美術館にいったらもっと気軽に見ればいいのだと軽くなった

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    2025年10月07日
  • センスの哲学

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     センスを知りたくて読むに至る。
     何気なく日常で使われる「センスがいい」という言い回しは、ほとんどの人が確かな意味を知らない。その言葉に定義を与える試みが本書では行われる。「センスがいい」とは即物的にものを捉えた時にそのリズムを把握できること。脱意味を経てただそこにある形、さらに意味すらもリズムとして把握すること。
     これはものの見方としてこれまで出会ってきた中でもっとも汎用性のあるものだと思う。各分野で歴史や背景を知らなければ楽しめないという固定観念を覆してくれただけでなく、各分野を繋げるきっかけになりうる。本書の前に読んでいた「暇と退屈の倫理学」において、「幸せになるには、ものを楽しめる

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    2025年09月30日
  • 現代思想入門

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    ネタバレ

    今年は読書と決めていて本を読んでいる。最近だと新書にも挑戦。哲学系の本も読んだりしてる。

    時々もう一人の自分が「なぜ本を読むの?哲学なんて学んで何のためになるの?」と聞いてくる。

    今のところの答えが2つ見つかった。

    1つ目。俺は自分探しというか自問自答というかよく何かを考えている。何かを考えている自分に酔っているところもある。たまに「考えて、考えて、もうわけわかんなくなってんじゃないの?」という俺の中のGENが出てくることもある。でも俺は考えることが好き。

    考えに答えを出すことはそう簡単ではないけど、本や哲学を学んでその悩みのヒントになることがある。だから俺は本を読んだり哲学を学びたい

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    2025年09月22日
  • 現代思想入門

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    主にフランスの現代思想、デリダ、ドゥルーズ、フーコーの「脱構築」について記された本。他にもラカン、フロイト、カント、ニーチェ、メイヤスーなども出てくる。

    話し言葉のような平易な文体で、誰にでもわかるようなやさしい文章で説明することを心がけているのがよく伝わった。本書でも述べていたが、これは「入門書を読むための入門書」であり、ざっくりとそうした思想家の一部分的な理解をしようとする人にとってはちょうどいい。

    しかし、付録の「現代思想の読み方」は少々蛇足的なものを感じた。いわゆる「本を読むための本」に近い胡散臭さを感じた。

    また、この本で出てくる哲学者に興味を持った方に向けて、読書案内を丁寧に

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    2025年09月17日