千葉雅也のレビュー一覧
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フーコー、ドゥルーズ、デリダを中心に、現代思想展開を追う。
引用なども入り読解の実例を挙げながらは面白い。肩の力を抜いて読解しようみたいな姿勢は好きだが、後半はオーディオブックで読解するにはハードルの高さを感じた。Posted by ブクログ -
実用に落とし込むまでにはかなり大変そうですが、勉強という概念を捉え直し、今後の人生で勉強とどう向き合うかという姿勢を考えるのに大変に役立つ本でした。
とても読みやすくわかりやすく解説されているし、図解も入るのでありがたい。途中専門家向けの章があってあまりの違いに驚きました。
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印象に残ったフレーズ、受け取ったこと
・決めつけてもダメだし、比較検討し続けていてもダメ。比較する→決める→比較する を繰り返す事が大切
・勉強はいつ始めても良いし、いつ中断しても良い
・質の良い本を読む事は良い勉強につながる
・読書の仕方にルールはないPosted by ブクログ -
私には読み通すのはちょっと難しいかなと思ったが、新書No.1というので手に取った一冊。入門というだけあって、分かりやすかった。現代思想というのは昔からの流れに添っているのだなということが、少しでもわかって良かった。頭のいい人が分かりやすく話すのを聞くのはすごい好き。Posted by ブクログ
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勉強の仕方、ではないかも。
しかし私には為になった。
考えかたもそうだし自他というか
環境(自身の周りの雰囲気)を
少し分析しやすくなった気がした。
そのおかげで冷静さが身に付いた。
よく考える。
ということを大切にしたいと思う。Posted by ブクログ -
ギリ幻想じゃない平成について、懐かしさと憧れを感じてしまった。エヴァをリアルタイムで触れる高校生。それらの固有名詞に一定の距離感を持ってる感じも、潔さがあっていい感じもしたPosted by ブクログ
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勉強の本質についてここまで哲学的に考察できるのはすごい。大学時代にこれを読んでいたらもっと面白かっただろうが、社会人としての勉強をするにしても大事なことが書かれている。
勉強について著者の考え方を綴っておく。
「可能性をとりあえずの形にする。言語はそのためにある。…夢や希望を抱くことができるのは、言...続きを読むPosted by ブクログ -
現代哲学者による、勉強のプロセスを構造的に描き出したもの
ドゥルーズ&ガタリの哲学、ラカン派の精神分析学、分析哲学における言語論を踏まえているらしいが、全く難解な書き方をしていない。
途中から読み出すと訳の分からない単語が多いが、順に読んでいくと不思議なほどわかりやすい。Posted by ブクログ