松尾陽子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「レジリエンス」とは、「精神的な回復力」を表す言葉のこと。昨今、失敗を恐れずに挑戦する心理的な力であり、子どもにも必要な力として注目されている。子どもの教育方針を模索している友人に、その言葉を教わり、読んでみた。
膝をたたいたのは、以下のくだり。
「心の強さとは、ネガティブな感情を感じなくなることではなく、感情とうまくつき合い、落ち込んだ状態から回復する力のこと」
・感情バンパイア-相手の感情に悪い影響を与え、元気を失わせるタイプの人
・ポジティブ・エナジャイザー-その人と話すだけで幸せになり、モチベーションが上がるタイプの人
ネガティブな思い込みを、犬にたとえて、それを飼いならす方法を述べ -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分自身の対応が問題に影響し解決策が簡単に見つからないルービックキューブのような複雑型の問題と、ピースがはまれば解決に前進していくジグソーパズルのような煩雑型の問題の捉え方が自分にとって新鮮だった。
ルービックキューブ型の問題に取り組むには、単純に自分を変えるということだけでなく、相手との対立ループの中の見えていない・気づいていない部分の感情や言い訳を点検するために、自分の考えを保留して相手の靴に足を入れるように相手の立場・視点で見つめてみること、相手・周囲への貢献の視点をもって問題をひたすら観察すること。そのためにソーシャル・フィールドの3つのレベル(ダウンローディング、シーイング、センシン -
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Posted by ブクログ
会社の研修の事前課題図書なので読んだ。
自ら学習する組織を作る方法を、分かりやすく分解し、説明してくれた本。
この内容を最大限分かりやすくした本だと思う。
自ら学習する組織を作るためには
自分の内面を直視し、
間違った認識に基づき行動していないか、
自分のビジョンは何かを見定めたり、
必ずしも関係が良好ではない相手とも
コミュニケーションもとるよう促す場面があったり
(目標はビジョンを1つにして共に学習する仲間に
なることだけど)
実践するには精神的にかなりしんどいな、
というのが率直な感想。
それができたら、乗り越えられたら素晴らしいけど
傷ついたり感情をマイナスに揺さぶられそうで -
Posted by ブクログ
U理論が何かを全く知らない状態で読んだが、
ダウンローディングがめっちゃ自分に当てはまっていて、
センシングを意識する必要があると思った。
傾聴が課題と言われたことがあるが、
話を聞いたところで、
先方の心理的安全は担保されるかもしれないが、
こちらの意見は変わらないし、
結果も特に変わらないと思っていたが、
プレゼンシングが必要ということが分かった。
下記、覚えておきたい内容。
・ジグソーパズル型
自分=問題の外
論理的に分解された個別の施策の積み上げによって解決できる問題
・ルービックキューブ型
自分=問題の一部
要素が複雑に絡み合っているために何らかの対策を打つと必ず様々