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Posted by ブクログ
2年ほど前からずっと本棚に入っていましたが、ようやく手にすることができました。
組織開発とは、簡単に言えば「職場でのチームワークや共同性を高めるためのアプローチ」ですが、技術やスキルといったものではなく、いわゆる人間関係や価値観の違いといった対人関係的な問題について対応していく、といったほうが強いです。
この本では「人間的側面で起こっている問題を書き出す【見える化】」→「根本的な問題を対話によって突き詰めて共有する【ガチ対話】」→「あるべき姿を目指してどう対処するかを合意し実行する【未来づくり】」の3つに分ける手法が描かれています。
取り扱うのが人の心といったセンシティブなものなので実践の難易度は高いのですが、今後チームとしての成果を出すマネージャーとしては必須のスキルであるように思いました。
Posted by ブクログ
以前会社の風土改善の研修でやったことがまさにここに描かれていたことであることに気がついたのが収穫。その時はコロナでだいぶ停滞してしまったことが今更ながら悔やまれる。
Posted by ブクログ
恥ずかしながら、人事コンサルという仕事をやっていながらも説明がしにくく困っていた「組織開発」について自分の中で色々腑に落ちてかなりスッキリした。
マンガのストーリーも含めてイメージが湧きやすく、考え方もまとまっていてとてもわかり易いと感じた。認識が漏れていた・ずれていたと感じたところもあるので今後に生かしていきたい。
「適応課題」になかなか向き合えていない会社・組織が大半かもしれないと考えてながら読んだ。
求め過ぎだとわかりつつも、上司や経営者のマインドセットを変える要素まで具体的にイメージが湧くところまであればとも思ってしまったのは正直なところであるが、それを差し引いても、何度も読みたいと感じた。
Posted by ブクログ
コンサルとして支援している職場で組織開発の必要性を感じ、『図解 組織開発入門』で紹介されていたのを見て購読。この本に出てくる人事の女性(メインの部門外の人)の立ち位置が、自分に置き換えられると感じた。
一番難しいのは人の気持ちを変えること、そう簡単にこの本のようにはいかないだろうが、漫画ながらリアリティも高く、ヒント満載で満足度は高い。
Posted by ブクログ
「適応課題」の解説から始める、という構成が秀逸。問題解決よりも問題設定が難しい、という点も含めて、組織開発的な活動の難しさの根幹が解説されていると感じた。関係者や支援側のみならず、「なぜ組織開発が浸透しにくいのか」についても、どの立場からもわかりやすいと思う。オイラは広瀬さん推しだな〜(・∀・)
Posted by ブクログ
「適応課題」の解説から入っているのが目を惹く。「問題解決よりも問題設定の方が難しい」よいね。活動の条件や進め方、対話の意義やレベルにも切り込んでいて、当事者にとってわかりやすい解説。支援者をちょっとカッコよく描きすぎな気はするが。
Posted by ブクログ
個人主義になっている組織をどう再構築するかをストーリーに沿って解説した本。内容や組織を変えるためにやるべきこと理解できるが、実践となるとこんなにうまく話は進まなさそうだなと感じた。