松尾陽子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ問題の種類には二種類ある。
・ジグソーパズル型
→課題を一つ一つ論理的に組み解いて行けば、自ずと解決するような問題
・ルービックキューブ型
→課題を解こうとすると、その跳ね返りが他所に悪影響を及ぼすような、複数の課題が複雑に絡み合った問題
ルービックキューブ型の問題を解決に運ぶために、U理論
ざっくり、3工程
①センシング…状況を感じ取る
②プレゼンシング…先入観を排除して観察、相手の視点からものごとを捉える
③クリエイティング…実践、試行錯誤(ここは過去のノウハウ等から)
物事を考える時や相手の意見を聞く時には、自分の過去の経験から、自分だけの枠組みの中で物事を捉えてしまいがちだが -
Posted by ブクログ
上司がオススメしてくれた本。
自他共に認めるポジティブシンキングなので、私には必要ない本だと思っていましたが、思い込み犬のあたりはかなり思い当たる節があり、読ませてもらって良かったと思いました。
落ち込むというより、相手に対してイライラしてしまうことが結構ありましたが、解消できる気がします!
=====
レジリエンスとは
「逆境やトラブル、強いストレスに直面したときに、適応する精神力と心理的プロセス」
再起力
立ち直る力
・レジリエンスが高い人の3つの特徴
①回復力
②弾力性
③適応力
・レジリエンストレーニング
ステップ1:底打ち…感情の連鎖を断ち切り心の落ち込みを底打ちすること
ス -
Posted by ブクログ
コンサルティングや課題解決のプロセスを自分の中で体系化したいなと考えているのですが、U理論や学習する組織周りの話は、イノベーションを引き出す実践的かつ普遍的な方法論としてまとめられていて、参考になります。
U理論、ざっくりとは「問題にはジグゾーパズル型の煩雑な問題とルービックキューブ型の複雑な問題とがあって、前者は時間をかければとけるが、後者はそうは行かない。論理的な思考やPDCAをまわす方法には限界があって、飛躍的思考がいる。」っていう話があって、その飛躍的思考のプロセスとして、U理論が展開されていきます。枠にとらわれない、共感性をもつ、直感を受け入れる、といった段階が定義されています。
後 -
Posted by ブクログ
組織を成長させる方法を物語形式で解説するマンガ。
マンガのページは多い様に見えるが、実際は活字の部分も多くて入門書としては読み応えがあり、あまりスッと理解できない事も多いと感じた。
個人的に直ぐに取り入れたいと思ったのは2つあって、1つ目は複雑性を理解すること。
見えている課題に氷山の一角で、その下に本当の問題が隠れているという考え方。時系列パターン、構造、メンタルモデル(意識や考え方)まで掘り下げると根本的に解決する。
2つ目は意見が合わない時は推論の梯子を降りるという事。なぜその意見にたどり着いたのかを一段ずつ説明するとお互いの理解が深まる。
不満が多かったり成長しないチームや組織を何とか