是枝裕和のレビュー一覧

  • 海街diary

    Posted by ブクログ

    2015/6/23
    父の死をきっかけに三姉妹が腹違いの妹すずと鎌倉で一緒にすみはじめる話。

    どの子にも共感がもてたし、読んでいてとても楽しかった☺
    生きてるものには手間がかかる
    すずはここにいていいんだよ
    自分の居場所があるって、その人をすごーく強くする。

    あったかい気持ちになれるし、清々しい気持ちになれる本。

    1
    2015年06月24日
  • 海街diary

    Posted by ブクログ

    この四姉妹が大好きだぁ~\(^o^)/漫画で描かれていた場面を思い出しながら読んだ(*´∇`*)季節的なものか梅仕事の場面が特に印象に残った♪映画もぜひ見たい!

    1
    2015年06月08日
  • 海街diary

    Posted by ブクログ

    読み出してから気づいた…好きな漫画家さんが原作だった。だから即馴染めたのかな。年の離れた兄と二人兄妹の私は姉妹に凄く憧れる。そしてこの姉妹は理想だな。時に仲良く、時に言い合い、でも互いを大事にしている。姉妹ってなんだかんだ言っても頼れる大事な存在なんだろうな

    0
    2015年05月29日
  • 雲は答えなかった 高級官僚 その生と死

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1990年12月5日 厚生省企画調整局長 山内豊徳 自死 
    53歳。
    文庫になる前の”しかし…ある福祉高級官僚 死への軌跡”を読んだ時にも感じたやるせなさ。
    抜群の成績の高校時代に戻って、自分のなりたかった医者になるべく九州大学の医学部に進んでいたら…。
    でも、著者の是枝監督は、中学、高校時代の彼の詩に
    死の匂いを感じとっている。なぜ。

    官僚になるには、あまりに純粋で気配りの人すぎた。
    でも、ほんとうはこういう人こそ官僚にいてほしいのだ。

    0
    2014年05月19日
  • 雲は答えなかった 高級官僚 その生と死

    Posted by ブクログ

    【読書その73】厚生省の大先輩である山内豊徳氏を知ったのは、大学時代。父の本棚に山内氏の著書「福祉の国のアリス」を見つけて手に取った時である。その本は厚労省に入り、福祉をやりたいという自分の気持ちを大いに奮い立たせるものだった。
    その後、この文庫「雲は答えなかった」というタイトルに変更される前の「しかし・・ある福祉高級官僚 死への軌跡」を手に取った。そのときの自分の想いと現実に阻まれて死を選んだ山内氏の衝撃は今でも覚えている。
    あれから約10年。自分も来月で社会人10年目。家族を持って、この本を読んで感じるものも明らかに変わった。自分の想いと現実との狭間、レベルは違えど役人であれば必ず経験する

    0
    2014年03月24日
  • 家族と社会が壊れるとき

    Posted by ブクログ

    是枝裕和とケン・ローチ、好きな監督の2人。
    当人たちが考えていることを知れるのは面白い。
    2人の映画で描かれる人々や社会が好きなので、社会的な話も面白かったけど、演出的な話もされていたので面白かった。

    0
    2025年08月29日
  • 万引き家族

    Posted by ブクログ

    血が繋がっているけどどこか孤独感を感じたり、暴力を受ける家族と血は繋がっていないけど居場所だって思える家族。どちらが幸せなのだろうか。

    最後の章、誰が悪いのか、何が悪いのか、誰も何も悪くないのか
    少なくともじゅりちゃんはりんちゃんでいた方が幸せかもしれないと感じた。
    どうしたらみんな幸せに暮らせたのだろうか。

    0
    2025年08月29日
  • 雲は答えなかった 高級官僚 その生と死

    Posted by ブクログ

    社会人1年目の時読んだものだったけど再読。今になって読み返すと共感が増す。なぜ死ななければならなかったのか。官僚とはどういう仕事なのか。

    0
    2025年07月16日
  • そして父になる

    Posted by ブクログ

    親の気持ち中心に描かれているが、子供の気持ちを考えると張り裂けそうになるほど辛い。しかし最終的にみんな前を向いて動いていることがやるせなくなる。

    0
    2025年07月10日
  • そして父になる

    Posted by ブクログ

     大人の都合で振り回される子供の心が心配。今まで実の両親だと信じてきたのに突然別の家でその家の子として育てられお父さんお母さんと呼びなさいって。最後はきちんと子供達の心に大人が向き合ってくれてよかった。

    0
    2025年07月05日
  • 三度目の殺人

    Posted by ブクログ

    答えがでないものなんだろうなと思った。
    『真実』とは何か。私たちは何をもって『真実』だと思うのか…司法に限らない話だと思う。『こうであって欲しい』ことを、私たちは見てしまうものだから。

    0
    2025年04月13日
  • そして父になる

    Posted by ブクログ

    2013年封切りの是枝裕和・監督、福山雅治・主演の映画のノベライズ本。映画は当時かなり衝撃を受けた。息子の出生時に病院で取り違えられ、6歳まで他人の子を育てていた事実がわかるという物語。せつなくて子供の演技に何度も泣かされた記憶がある。

    キャスティングも絶妙。エリートサラリーマンの福山に奥さんが尾野真千子。もう一方のガサツな感じの夫婦がリリーフランキーに真木よう子だ。そして子役の子供、二人とも演技が上手くて本当感情を揺さぶられた。

    血のつながりを選ぶのか、6年間一緒に親子として過ごした時間を選ぶのか…福山は葛藤して相手方よりも裕福だから『こちらで2人引き取って育てる』と言い出し、当然両家は

    0
    2025年02月27日
  • 万引き家族

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2025年初読み。1日で読み終わった。

    たまに街を歩いていて思うことがある。
    この家族は本物の家族なのだろうか、と。
    仲が悪そうに見えるわけではないが、たとえば親のことを親と認識する前に誘拐されていたならば、などと。
    たとえ短い時間でも 家族でいられたことがよかったなぁと思った。
    りん、どうか幸せでいて欲しい。

    0
    2025年01月02日
  • 映画の生まれる場所で

    Posted by ブクログ

    映画の生まれる場所で

    メモ
    言語の壁は本質ではない
    ビジョンや思いセンスの共通認識があるか
    リスペクトし合うことが重要

    フランソワオゾンの言葉
    異文化の撮影は編集の方が大きなハードル

    何事も面白がる
    権威について疑い、全ての人にリスペクトをする
    人一倍努力をする
    毎日直前に手紙で丁寧に想いを伝える

    フランスで
    40日の撮影で2ヶ月、一日8時間労働土日休み
    働きすぎな是枝監督はもう一本長編できるのではないかと思ったと言ってるけど、
    どんな感覚なんだろう?もうコマーシャル一本やるくらいなのかな?

    外国では労働時間に決まりがあるからシングルマザーでも働けると言ってたけど、
    そういう考え方を

    0
    2024年12月09日
  • 映画の生まれる場所で

    Posted by ブクログ

    やっぱりカトリーヌ・ドヌーヴが面白い。
    今の時代ってつまらなくなってきてるんだろうなと改めて感じ入る。映画の題材も基礎材料は出尽くしている感もあるし、その意味で今は大変な時代です。

    0
    2024年07月08日
  • 三度目の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    是枝裕和作品を初めて読んだ。よく名前を聞く方だったが、有名な作品も知らないし、どんな本を書くのかも全く知らなかったが、この本にたまたま出会った。
    非常に読みやすい本であった。ストーリーが鮮明に浮かび、情景がわかりやすい。
    ただ、真実に結局たどり着かないモヤモヤ感、私は嫌いじゃないはずだけど、モヤモヤ感が強かった。
    映画にもなっているようなので、見てみようかと思う。
    分量としては、確かに多くないが、こんなにすらすら読めた本は久々なので、この評価とする。

    0
    2024年06月17日
  • 歩くような速さで

    Posted by ブクログ

    自身の作品や、メディア、映画、俳優さん、そのほか日常のことや思い出などについて。
    それらを通して、社会や文化とかについて考えがさらりと書かれていた。
    率直な感じがとても読んでて心地よかった。

    0
    2024年05月06日
  • 海街diary

    Posted by ブクログ

    終始あたたかい気持ちになり続ける小説。
    ドキドキハラハラとか、とにかく早く次のページを読みたい!といった気持ちにはならないんだけど、この世界にどっぷり浸かっていたい気持ちになれる。
    こういうの好きだなぁ。

    余談だけど、原作は吉田秋生って後から知った。
    この人のマンガ、バナナフィッシュはほんと名作だと思う。

    0
    2024年04月12日
  • そして父になる

    Posted by ブクログ

    【2024年69冊目】
    息子が小学校に上がる受験に合格したと同じ時期に知らされた、「赤ん坊の取り違え事件」。出産した時の病院で、乳児の取り違えが起こっていたらしい。これまで育ててきた息子とは血が繋がっていない――衝撃的な事実に打ちのめされながらも二つの家族は対面を果たす。本当に血は水よりも濃いのだろうか……?

    原作は未見でした。あらすじを読んだ時に、これは結末如何によってはめちゃくちゃに泣くな、いやでも前に読んだ是枝裕和さんの映画原作マジで酷かったからな…と思って半ば疑いを強めながら読み始めました。

    途中までは、えっ?そっちの展開に行っちゃうの?あと福山雅治さんにその役を?あっ、リリー・フ

    0
    2024年04月01日
  • そして父になる

    Posted by ブクログ

    もし我が家が同じ事態に陥ったら…と本当に深く深く考えさせられた本です。

    映画を観ていなかったので、今この本に出会えてよかったなと思います。

    病院側の対応などちょっと腑に落ちない部分もありましたが、続きが気になってダッシュで読み切りました。

    自分の子育ても振り返る機会になりました。
    おおらかに育てたいな。

    0
    2024年03月26日