是枝裕和のレビュー一覧

  • 雲は答えなかった 高級官僚 その生と死

    Posted by ブクログ

    重たい読後感で、何ともすっきり整理できない。福島との相似を思わずにはいられないが、それだけではない。個人の生き方と社会の関係。。。

    0
    2020年04月03日
  • 万引き家族

    Posted by ブクログ

    家族で万引きをしているお話かと思ったけれど、
    万引きもしているけれど、それが主どはなく、家族のあり方、血の繋がりについて、考えさせられる良い本でした。

    0
    2020年02月27日
  • 三度目の殺人

    Posted by ブクログ

    映画 
    コレは弁護士と被告者と加害者の法廷の矛盾の話である。
    法廷で本当に真実を炙り出し判決は本当に正しいものかという問いである。
    様々なミステリーが物語織りなし、キリストの判決とダブル演出がある。
    そこの新約聖書と三度目の殺人を重ねあわると面白い仮説が出て来る。正しくそれが本編で言いたい事、無実な者も死刑にされる事もある事実だと思う。立証されなければ弱い立場である。

    娘を守る為に自分が罪を償ったのだろう。

    コレは現代版のキリストの処刑である。

    コレは名作である。

    0
    2020年02月12日
  • 三度目の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    映画を観ても「は?」な感じで終わってしまったので、小説の方はもうちょっと詳しく書いてあるところがあるかもと思って読んでみた

    誰が誰を裁くのか?
    法廷では真実は必要なく、方針とそれを裏付ける証拠が重要視される
    同じ殺人でも、動機により量刑が変わるという矛盾を突いた作品
    ただ、主題は違うところにあるのかもしれない


    三隅は「器」にすぎない
    そして人の思考を読み取れる?
    むしろ、読み取ってそのままの行動をとってしまう?
    なので供述がコロコロ変わったりしてしまうのか?

    最初は摂津の思考
    美津江を巻き込んだのも記者の描いた筋に乗ったため
    その後は重盛の推測する犯人像
    それぞれの相手の思考に沿った供

    0
    2020年01月28日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

    Posted by ブクログ

    タイトル通りの本。
    本書の目的も「はじめに」で永田氏が言われている通り。
    分かりやすいし、面白かった。
    続編もあるので、読みたい。

    0
    2020年01月08日
  • 万引き家族

    Posted by ブクログ

    映画を原作として書かれた小説だったのね。映像の補足的な要素が満載で 更に深みが増したし、社会問題を提起するといった側面が強かったように思う。
    人の生き方はそれぞれだけど子どもに及ぼす影響は計り知れない。巻き込むことへの大きさが怖いくらいだった。人生において何が正しくて何が間違っているのかはっきりとした線引きができないし、価値観はひとそれぞれ。幸せが何かっていうこともしかり。様々な登場人物の背景を克明に描き出すことで生きていくことの過酷さを映像では描ききれなかった心の機微まで表現できていたのではと思う。読んでよかったと心から思える作品。

    0
    2019年11月29日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

    Posted by ブクログ

    羽生善治さんの心構えが書いてあって面白かった。
    羽生さんは何者でもなかった頃はないけど,未だに,
    プロ棋士の中の差はわずかなもので自分を特別だと考えていないことが,向上心を持ち続け慢心しない理由なのかなと思った

    0
    2019年10月29日
  • 万引き家族

    Posted by ブクログ

    アインシュタインの「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う」が読み終えたとき頭に浮かんだ。

    この本を読むまでは、ニュースで虐待や年金詐欺や家族の揉め事で巻き起こる実際の事件を見たときに、本の中で出てくる警察官達のような目で今まで彼らを見てしまってたような気がする、、。

    どんな人にもそれぞれの背景や事情があって、その実状はメディアを通して知っても表面的で、
    みんな自分の常識(偏見)で解釈するから、ときにむしろ全く知らない状態よりも厄介なのかもしれない。
    知ることは大切だしどう解釈するかは自由だけど。

    現代社会の問題にふれたとき、どんな人にもそれぞれの背景があることを考

    0
    2019年11月02日
  • 雲は答えなかった 高級官僚 その生と死

    Posted by ブクログ

    今や「世界のコレエダ」的な人が一介のテレビ制作マンだったときに書いたもの。初めて自分の手で制作した番組をきっかけに(故人として)出会った山内豊德という厚生官僚の軌跡を追ったルポルタージュ。是枝さんについては、「誰も知らない」「そして父になる」「万引き家族」といった作品から、自分の興味関心と重なるところがありそうだと思いながらも、各作品が話題となることから若干あざとい人という印象ももっていた。でもこの本を読んで、素直にこの人の底を成しているものは信じられると思った。こんなふうにも書いているし。
     
    テーマやメッセージといった言葉で作品を語ったり、語られたりすることは好きではない。なぜならそのよう

    0
    2019年06月23日
  • 万引き家族

    Posted by ブクログ

    話題になっていた映画「万引き家族」を是枝監督自ら小説化した、とのことで、書店で見かけて迷わず手に取った。

    映画は見ていないのだけれど、何度も見た映画のワンシーンが頭に浮かび、そこからどんどんイメージ映像が広がっていく。
    私の頭の中で脳内映画が完成した。

    映像があって小説化されたものだから当たり前と言えば当たり前なのかもしれないが、頭の中で容易くイメージができる文章は読んでいて全くストレスがない。
    物語の中に入っていきやすく、軽く読めたことが心地よかった。

    本当の家族ではない6人の「家族」としての物語。淡々と過ぎていく毎日は外から見れば幸せとは程遠い暮らしであるにもかかわらず、とても温かい

    0
    2019年05月23日
  • 万引き家族

    Posted by ブクログ

    映画は見たいと思っていながら見れなかったので小説を目にして買って見ました。
    小説がもとじゃなくて、
    映画にもどついて、監督が自ら描き下ろしたそうです。
    映画と同じ内容の、さらに詳しい内容が読めたので、良かったと思う。
    映画の宣伝やキャストの顔が浮かんで、読みながら、あの人達が動いている様、表情、感情が想像とともに映像になっていって。。。
    家族って血の繋がりじゃなくて心のつながりなんだなって思いました。
    「そして父になる」はDVDで見ましたが、同じ監督なんですね。
    家族のあり方について、こだわりのある監督なんだと思います。
    私自身、家族ともめたりしていて、つい、今日解決の糸づちが見えてきて、小説

    0
    2019年05月18日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    素晴らしい、著名な方々、偉人を一定人たちが何を考えているかを語ってくれている。
    どういう姿勢で物事を捉えているかを話してくれている。
    特に初めの二人が良い。
    山中先生の苦手なことで挫折したけど、新しくチャレンジして得意なものを突き詰めていって成功するあたりの話は非常に重要。
    羽生さんの感性・理論としての将棋の向き合い方も素晴らしい。
    自分の好奇心に従ってトコトン突き詰める。この姿勢を大事にしたい。

    大事な一歩は自分で決断して移動すると決めたこと
    アメリカに行くことで、「こんなにすごい人がいるんだ」「なんだ、自分と同じじゃないか」という2つの現実を知ることができる。
    良い研究と同じくらい、どう

    0
    2018年12月15日
  • 海よりもまだ深く

    Posted by ブクログ

    なにやってんだろね、このクズ!と思いながら読み進め、最後の方は涙で読めなくなった(個人の感想です)。これは母の物語。

    0
    2018年01月06日
  • 海街diary

    Posted by ブクログ

    突然読みたくなった。映画を見ていたから文章がスルスル入っていく。
    なんかいいなって思う、この4姉妹。
    コミックは読んでないけど、映画のキャスティングも最高だと思う。
    映画をまた見たくなったな。

    0
    2017年08月10日
  • そして父になる

    Posted by ブクログ

    小説ならではの良さがある 幼い頃に病院で、子どもを取り違えられたことが発覚し、全く生活環境の違う家庭の子と育ててきた子を交換して育てていく。

    さまざまに起こる問題から、親とは、父とは、ということに気付いていくヒューマンドラマ。

    小説の終わりが活字でしかできない、なんとも言えない爽やかな印象を残している。

    0
    2026年01月02日
  • 海よりもまだ深く

    Posted by ブクログ

    ギャンブル好きな主人公を軸に親子、夫婦関係を描く。愛される要素があったとしても、やっぱりだらしないな、この主人公は。老いていく母親の様子が寂しい。

    0
    2016年05月04日
  • 海街diary

    Posted by ブクログ

    当たり前だが映画の雰囲気がよく出ている。映像も浮かんでくるのでとても心地よい。本棚に置いて映画を思い出すきっかけにしたい。

    0
    2015年11月12日
  • 雲は答えなかった 高級官僚 その生と死

    Posted by ブクログ

    最近読んだ奥泉光の『東京自叙伝』と、ちょうど対になるような作品だと思った。フィクションである『自叙伝』の主人公が無責任な現実主義者として飄々と描かれていくのに対し、ノンフィクションである本書の主人公は、現実と理想の間で苦悩する人物として丁寧に描かれていく。そして両書とも近現代の日本社会について同じようなことを語ろうとしているように思われる。ノンフィクションとして極めて良質。20年以上前のノンフィクション作品が、今また再刊されるのも頷ける。

    0
    2015年08月24日
  • 海街diary

    Posted by ブクログ

    映画の映像をイメージしながら読み進める事ができた。小説として素直に入り込めた。
    幸も佳乃も千佳もすずも鎌倉も二ノ宮も全てが好きだ。

    0
    2015年07月25日
  • 雲は答えなかった 高級官僚 その生と死

    Posted by ブクログ

    是枝監督がこんな本を書かれていることを全然知りませんでした。そして黒を白と言いくるめるような現政権の元で、同じように良心との板挟みに苦しむ官僚は多いのではないだろうか。でもその状況を作り出しているのもまた同じ「官僚」であるところが悲しい。

    0
    2015年07月12日