是枝裕和のレビュー一覧

  • 海よりもまだ深く

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    頭の良さあるのにこんな生き方しか出来ないような男がいるっていうだけがこの本で得たもの。読みにくい本ではないけど、家族も能力もあり、愛情ある育ち方なのに最低なやつなのが読んでいていらっとした。
    映画で是枝監督&阿部ちゃん演じてたら観れるものになってそうなところが怖い。

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    2022年03月22日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    大学生の時の自分に読ませたかったな。とはいえ、今だからこそ響く内容なのかも…

    今の若い人たちを見ていると、できないことに対する不安が強すぎるかなという気がします。
    まさにこれ、自分だ。
    英語、全然できないし挫折
    転職、自分に何か長けてることないし挫折
    もう少し頑張ろうと考えさせられたかな。

    ゴリラの話が面白かった。

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    2022年02月08日
  • 家族と社会が壊れるとき

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    是枝監督とケン・ローチ監督のテレビでの対談録を中心に、それぞれのインタビューや短い文章をまぜこぜした一冊。対談部分は、まあ実際に尊敬しあっているんだろうけど、ほめ合いが中心のような感じ。文章に起こすのならここまでしなくていいんじゃないかという無駄に思えるやり取りまで入っていてダラける。
    それぞれへのインタビューは対談部分に比べればなかなか。ケン・ローチという人を寡聞にして知らないまま読んでいたので、「ウイルスも気候変動も、その解決策や対応策が、私たちで自己管理できるものでなくてはならない、という点では同じです。しかし、それは自由市場経済のなかではできないのです。~中略~ 私たちは自由市場経済から脱却しなければなりません。共同所有・集団所有による計画された生産と流通に基づいた経済に、移行しなければならないのです。」(p.148)なんて言っててびっくりした。実はケン・ローチは筋金入りの社会主義者だそうで、是枝監督によれば(直接聞いたわけではないとことわってるけど)、「ある記者会見で意地悪な記者が、「もう社会主義なんて終わっているのに、なぜあなたはまだそれを信奉しているのか」という質問をした。そうしたらローチ監督は、「皆さんはまだ本当の社会主義を見たことがない。それはこれから生まれてくるものだ。過去のものではなく、未来のものだ」と答えた」(p.203)そうで、これには思わずうなずけた。確かに、100年もたたずに頓挫した例しか知らないけど、「みんなで作ってみんなのもの」的な共産の考え方・思想は悪くない気がする。
    こんな感じにラディカルなケン・ローチと是枝監督とだとちょっと役者が違うって感じ(監督だけど)。是枝監督も自分にとっては、日本ではわりとまっとうなもの申す監督って印象なんだけど、この本のなかではある程度空気を読んだりしながらの言動のよう。まあ、そんな清濁併せ吞むというか、小心っぽいこと言ってくれるのも、ちょっと残念なようで等身大っぽくて好印象だった。

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    2022年01月14日
  • 海街diary

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    まだ映画を見てないからわからない部分もあったのかも知れないけどよかった。映画も原作も見てみたくなる本だった。

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    2021年11月13日
  • 公園対談 クリエイティブな仕事はどこにある?

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    是枝さんと電通のCDの対談集。
    仕事のことを考えるきっかけに読んでみたけど、いろんな本に浮気しまくってめちゃめちゃ時間がかかってしまった。
    やっと読み終わりました。(たぶん4月くらいから手を付けてる。。。)

    印象に残っているのは「クリエイティブな仕事はない。クリエイティブに仕事をする人がいるだけだ」というところ。
    是枝さんのもと上司?の方の言葉らしいけど、本当にこれだなと思った。
    この本は全部この言葉に集約されると思う。

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    2021年06月21日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    各界で活躍する一線の著名人たちが、若いころ何を考え、何に向かっていったかが、講演と対談という形で提示されている。それぞれの人が、自伝的に記述してしまうと、逆にくどく感じるものができあがりそうなので、程よい感じだと思った。

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    2021年05月18日
  • そして父になる

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    血か時間か

    福山が父になるまでを描いたとすれば、結論は時間もいうことになるであろう。

    作品は盛り上がって終わるが、本当の人生は続いていくので、ふとしたときに同じ気持ちになったり、他人との違いに辟易したりする。

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    2021年05月09日
  • 海よりもまだ深く

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    受賞した小説1本しか かけないお金が入るとギャンブルにつぎ込む男と元妻、息子、母親達との 、私にはちょっと想像絶する関係

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    2021年02月11日
  • そして父になる

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    映画は観ておらず、母に勧められてこの小説を読み始めた。子供の取り違えが起こった時に、小説にあるみたいに子供の交換なんてするものなのかな。そっちのほうが複雑になりそうだし、お互いの子供がお互いの家族に適応してもしなくても、親としては不幸な気がする。いや、どちらにしても不幸は免れられないのかな。

    読みながら思考を巡らせたくなる本だった。

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    2021年01月12日
  • 三度目の殺人

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    映画を観て、結末に?????しか残らず、原作を読んでみた。
    読んでみたものの、どれが真実でどれが偽りか混乱しながら読み進め結局?????の謎は解けないままラストへ。

    三隅は空っぽの器。誰かの殺意を察知すると、その空っぽの器に殺意を入れて実行する。
    自分的にはこれが一番しっくりきたが、何ともモヤモヤしてしまう。

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    2020年12月05日
  • そして父になる

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    ネタバレ

    映画を見た
    母親が何回もテレビで見るからテレビでチラチラ見てたけどちゃんと見た
    ちゃんと見たらチラチラ見過ぎて意味なくなっちゃったのか、結末はあんまり自分的にうーんだった
    福山本当にいい父親になれるのかな?って感じだった
    私は結局一緒にいた時間派だなあ
    みんなそうだと思うけど
    でも、父と母は他人同士なわけだから、私たちが作った子供っていう存在が2人を繋ぎ止めるのも分かるし
    でも時間っていうことは、もし子どもがもっと幼かったらはい分かりましたって取り替えたのかなって思ったらそれもよくわかんなくなるし
    時間でも血でも、どっちがいい悪いはないし簡単にどっちがどっちって判断するものではないってことだ
    だったらこれは何を問いかけたかったんだろう
    医療過誤への問題提起か…?
    実際に起こったことみたいで本があるからそっちはそうなのかも

    おのまちが孤独ながらけいたを本当に愛してるのも伝わってそこも見ててズーンと来た
    リリーフランキーと真木よう子の家庭はまじで理想
    あとARATAはもう声で分かってアラター!ってなった
    今よりちょっと若くて花とアリスの時と空気人形の時みがあってかっこよかった
    中村ゆりも出た出たってなったしピエール瀧のカタギじゃない感がすごい

    これは自分の家族が見たらどう感じるのかも怖いけど少し気になる

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    2020年11月24日
  • 万引き家族

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    衣から顔を覗かせた馬鈴薯をスープの中に切り崩し 生活がどのように逼迫していくか 善悪の価値観が世間とズレている 過去から湧き上がってきた憎しみが生んだ力だった 童貞殺しの略 労災下りないとはな 会社の一方的な都合でワークシェアを提案して給与をカットした上に スイミー 蛸の形をしたルアー 「好きだから叩くんだよ、なんてのはね、嘘なの」 嘘吐き同士が鏡越しに擬似的に5分だけ、恋愛とも呼べないような愛情を交わす。 治は色っぽさとは別の神々さを感じることがあった 本当に穏やかな菩薩のような顔をしてると初枝は思った きちゅう忌中 その痛みを自分の心に刻みたくて、ここに来たのだと亜紀は気づいた。 「父ちゃん…おじさんに戻るよ…」 最初につけたタイトルは『声に出して呼んで』だった。

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    2020年10月19日
  • そして父になる

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    事実を知った家族の複雑な心情が言動に現れる部分がとてもリアルに描かれており、読者にもその苦悩が伝わってくる作品だと思った。
    「子供を交換する」という軽い響きのある重すぎる事件は一度は家族を壊してしまったが、時が経つにつれて新しい家族の形に生まれ変わるきっかけでもあったのかもしれない。
    双方の家族のあり方はまさに正反対で、その中で翻弄される子どもの描写は心が痛くなる。血か一緒に過ごした6年間か、という残酷すぎる問いに大人たちが答えを出そうとする中で、子どもたちの純粋な言動が大人たちの胸を打つ。

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    2020年03月19日
  • 雲は答えなかった 高級官僚 その生と死

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    3.8 理想と現実 。理想に生きるか、現実に生きるか?どっちが幸せなのかな?って思う。だけど、生きていたいかな。

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    2019年05月18日
  • 万引き家族

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    映画の原作かと思っていたけど、映画原作の小説だったみたい。
    物語は退屈せず読めて、読みやすかった。
    前半は楽しく、後半は少し切なかった。
    彼らは幸せだったのかなぁ。この先、どう生きるんだろう。

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    2019年05月16日
  • 歩くような速さで

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    是枝さんの作品は見たり見ていなかったり。
    なんとなく遠ざけていた作品もあるが
    見てみようかなという気持ちになる。
    映画の中のリアルな空気感が生まれる感じがすこし分かった。

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    2019年04月24日
  • 三度目の殺人

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    ネタバレ

    人を裁くのに真実は必要ないのか?
    今の裁判の危うさを感じつつ、それでもできるだけ皆が真実を語り、真実に基づいて裁こうとしているんだと信じたいと思います。
    このお話は、果たして誰が真実を語っていたのかが全く分からない形であえて完結しており、その薄気味悪さが後味として強く残っています。

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    2019年02月18日
  • 三度目の殺人

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    映画のノベライズ本。
    映画を観た後に補填と復習。

    過去の判例に基づいて量刑が決められる予定調和の裁判で、真実は置き去りにされる。

    たくさんの嘘つきとたくさんの罪人がいるのに司法で裁かれたのは三隅だけ。

    誰も本当のことを話さない以上、どうするのが正しかったのか、どれが正解だったのか…

    問題は投げかけられたまま物語は終わる。

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    2018年10月24日
  • 僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう

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    京都産業大学での講演・対談シリーズ「マイ・チャレンジ 一歩踏み出せば、何かが始まる!」ホストは永田和宏。ゲストは、山中伸弥、羽生善治、是枝裕和、山極寿一。

    いいタイトルをつけましたね。

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    2018年10月13日
  • 三度目の殺人

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    三隅は、30年前に北海道で強盗殺人で2人を殺害。
    そして、今回、食品加工工場を経営する社長を殺害。
    三隅の弁護を担当する重盛は
    ありふれた強盗殺人だと思っていた。
    事件の詳細が見えてくると
    ふっと三隅が遠く離れていく気がする。
    真実はどこに?

    映画を観る前に読んでおきたくて。
    うーん「器」がキーワードになるのかな。
    映画を観たら、謎が増えそうな気がする。

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    2018年10月02日