是枝裕和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
是枝監督とケン・ローチ監督のテレビでの対談録を中心に、それぞれのインタビューや短い文章をまぜこぜした一冊。対談部分は、まあ実際に尊敬しあっているんだろうけど、ほめ合いが中心のような感じ。文章に起こすのならここまでしなくていいんじゃないかという無駄に思えるやり取りまで入っていてダラける。
それぞれへのインタビューは対談部分に比べればなかなか。ケン・ローチという人を寡聞にして知らないまま読んでいたので、「ウイルスも気候変動も、その解決策や対応策が、私たちで自己管理できるものでなくてはならない、という点では同じです。しかし、それは自由市場経済のなかではできないのです。~中略~ 私たちは自由市場経済から脱却しなければなりません。共同所有・集団所有による計画された生産と流通に基づいた経済に、移行しなければならないのです。」(p.148)なんて言っててびっくりした。実はケン・ローチは筋金入りの社会主義者だそうで、是枝監督によれば(直接聞いたわけではないとことわってるけど)、「ある記者会見で意地悪な記者が、「もう社会主義なんて終わっているのに、なぜあなたはまだそれを信奉しているのか」という質問をした。そうしたらローチ監督は、「皆さんはまだ本当の社会主義を見たことがない。それはこれから生まれてくるものだ。過去のものではなく、未来のものだ」と答えた」(p.203)そうで、これには思わずうなずけた。確かに、100年もたたずに頓挫した例しか知らないけど、「みんなで作ってみんなのもの」的な共産の考え方・思想は悪くない気がする。
こんな感じにラディカルなケン・ローチと是枝監督とだとちょっと役者が違うって感じ(監督だけど)。是枝監督も自分にとっては、日本ではわりとまっとうなもの申す監督って印象なんだけど、この本のなかではある程度空気を読んだりしながらの言動のよう。まあ、そんな清濁併せ吞むというか、小心っぽいこと言ってくれるのも、ちょっと残念なようで等身大っぽくて好印象だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ映画を見た
母親が何回もテレビで見るからテレビでチラチラ見てたけどちゃんと見た
ちゃんと見たらチラチラ見過ぎて意味なくなっちゃったのか、結末はあんまり自分的にうーんだった
福山本当にいい父親になれるのかな?って感じだった
私は結局一緒にいた時間派だなあ
みんなそうだと思うけど
でも、父と母は他人同士なわけだから、私たちが作った子供っていう存在が2人を繋ぎ止めるのも分かるし
でも時間っていうことは、もし子どもがもっと幼かったらはい分かりましたって取り替えたのかなって思ったらそれもよくわかんなくなるし
時間でも血でも、どっちがいい悪いはないし簡単にどっちがどっちって判断するものではないってことだ
だったらこれは何を問いかけたかったんだろう
医療過誤への問題提起か…?
実際に起こったことみたいで本があるからそっちはそうなのかも
おのまちが孤独ながらけいたを本当に愛してるのも伝わってそこも見ててズーンと来た
リリーフランキーと真木よう子の家庭はまじで理想
あとARATAはもう声で分かってアラター!ってなった
今よりちょっと若くて花とアリスの時と空気人形の時みがあってかっこよかった
中村ゆりも出た出たってなったしピエール瀧のカタギじゃない感がすごい
これは自分の家族が見たらどう感じるのかも怖いけど少し気になる -
Posted by ブクログ
衣から顔を覗かせた馬鈴薯をスープの中に切り崩し 生活がどのように逼迫していくか 善悪の価値観が世間とズレている 過去から湧き上がってきた憎しみが生んだ力だった 童貞殺しの略 労災下りないとはな 会社の一方的な都合でワークシェアを提案して給与をカットした上に スイミー 蛸の形をしたルアー 「好きだから叩くんだよ、なんてのはね、嘘なの」 嘘吐き同士が鏡越しに擬似的に5分だけ、恋愛とも呼べないような愛情を交わす。 治は色っぽさとは別の神々さを感じることがあった 本当に穏やかな菩薩のような顔をしてると初枝は思った きちゅう忌中 その痛みを自分の心に刻みたくて、ここに来たのだと亜紀は気づいた。 「父ちゃん…おじさんに戻るよ…」 最初につけたタイトルは『声に出して呼んで』だった。