小隅黎のレビュー一覧

  • 渦動破壊者 レンズマン・シリーズ7

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    小学校の時に銀河パトロール隊のジュブナイルを初めて読んで以来、45年かかってやっと全シリーズ読み切ったな。

    レンズマンの世界のことではあるが、単体のエピソードで、軽いと言ってはいけないしそれなりなのだが、それなりだなと言う感じ。

    おつかれさま。

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    2017年12月04日
  • 神の鉄槌

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    百年後くらいの未来、彗星が地球に衝突するコースで接近してきている舞台。

    ドロドロした人間関係とか無駄なドラマが無く、淡々とした語り口で圧倒的なスケールで冷徹な宇宙に真摯に抗う科学技術って感じが好感。

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    2017年08月03日
  • 神の鉄槌

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    安心して読めるがなぜかいまいちと感じる
    表紙   6点浅田 隆
    展開   6点1993年著作
    文章   6点
    内容 590点
    合計 608点

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    2017年03月29日
  • 銀河パトロール隊

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     斎藤環の『母は娘の人生を支配する』の冒頭を拾い読みしたら、娘が父と和解する感動的なお話「鏡の法則」に言及し、これに感動した人はもはやケータイ小説の単純さを笑えない、と述べられていた。私は思わず「鏡の法則」の代わりに『レンズマン』を入れて了解してしまった。『レンズマン』に感動してたらもはやケータイ小説の単純さを笑えない。

     確か中学生時分に夢中になって読んだものである。こんな面白いものがあるかというくらい面白かった。それが新訳で読んでみると、登場人物の薄っぺらいこと。いや、平行してジーン・ウルフなんかを読んでいたのも悪い。かたや、ある人物が「もっとも複雑な人間」であるのは「単純になろうと努力している複雑な人だったから」などという小説である。だいたい、1950年代の黄金時代のSFと1980年代のSFを比べてはいけないのであるが。

     『銀河パトロール隊』はスケール壮大で話はどんどん進み、最強の相手を一気にたたきのめしてしまう痛快なストーリーである。そうするとさらに最強の敵が登場し、主人公もレベルを上げていくというのがレンズマン・シリーズなのだが、少年ジャンプのマンガの元型はここにあったのか。
     キニスンほか正義の味方たちは「複雑になろうとも思わない単純な人たち」であり、敵ボスコーンの首領がもしかすると「複雑になろうと努力している単純な人」なのかも知れない。そうすると敵方の方が魅力的になってくるのがヒーローものの常だなあと思い、単純になろうと努力しながら、次、『グレー・レンズマン』を読むのである。

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    2016年02月09日
  • 神の鉄槌

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    映画『ディープインパクト』の原作になったとのことですが、映画見ていません。
    スペースガード計画などの記述では同じアーサー・C・クラークの作品である『宇宙のランデブー』と混乱しかけたし、なんとなくハラハラ感に欠ける気がして...。
    ちょっと前にもロシアで被害があったように、隕石の地球への落下・衝突は実際にあることだしテーマとしては面白い。ブルース・ウィリスの映画『アルマゲドン』も同じ様に隕石回避の作品だったしね。

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    2014年10月15日
  • 時間泥棒

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    可もなく不可もなく、短すぎず長すぎず、よくまとまっていてよかった

    SFに関する知識も理系の知識もほとんど無いので所々分からない話が出たが、大筋は理解できるようになっている

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    2014年07月04日
  • 神の鉄槌

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    SF界の大御所、アーサー・C.・クラークにより1993年に発表されたディザスター・ハードSF小説。
    西暦2109年、アマチュア天文学者によって発見された小惑星は8カ月後に地球に衝突することが判明、インド神話の死と破壊をもたらす女神である「カーリー」と名づけられる。地球連邦は生存をかけてカーリーにマスドライバー(推進装置)「アトラス(ギリシャ神話の「歯向かう者」を意味する)システム」を備え付け、地球軌道から逸らせるために ロバート・シン艦長の航宙艇「ゴライアス」に「アトラスシステム」を搭載、カーリーへ向かわせる。しかし、地球において、カーリーの衝突は「神が与えたもうた試練」とする宗教団体「クリスラム教」の妨害工作によるアクシデントに遭い、地球衝突回避計画は狂い始める・・・。
    ストーリーは地球から見た惑星衝突のパニックを描くものかと思いきや、そこはクラーク先生。宇宙からの視点で、月や火星に移住した人々と《2109年》という時代を生きる人類の姿を丹念に描いており、サスペンスは妨害によって事態が急変した「ゴライアス」のシン艦長やクルー達を中心にストーリーがクライマックスに展開する。1998年のスティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、ミミ・レダー監督によるアメリカ映画『ディープ・インパクト』のイメージソースとなった。

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    2015年10月14日
  • 銀河パトロール隊

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    読んだのは、中学生の頃で装丁も違ったな〜。アニメ映画(つまらなかった記憶あり)の影響でシリーズを買い集めたが、積ん読。しばらくたってから読みました。詳細は忘れたが面白かったと思います。ハリウッドで映画化したらいかが

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    2013年04月28日
  • 神の鉄槌

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    まさにアーサCクラークのSF爆発です。
    淡々と語られる衛星接近の描写、それを取り巻く短い文章での
    背景描写。まさに真骨頂。

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    2012年04月30日
  • 神の鉄槌

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    西暦2109年、アマチュア天文学者により発見された天体は、観測の結果、わずか8カ月後に地球に衝突することが判明する。
    宇宙船ゴライアスの艦長ロバート・シンは天体の軌道を逸らすため、迫りくる死と破壊の女神-その天体の名はカーリーのもとへ向かうが…

    最近では、惑星ニビルが何かと話題にあがってたり、過去にもツングースカ大爆発やスイフト・タットル彗星など、小惑星の衝突は決して絵空事ではない。事実、地球に衝突する恐れのあるスペースデブリを観測する機構は実在する。その名称は「スペースガード」、当著でも登場し「宇宙のランデヴー」で初出した同名の計画に因んでいるのだ。

    隕石衝突というモチーフは、その窮地に立たされた時に人間はどうするのか、その行動と心理に迫り人間の本質を探る作品になりやすいと思う。
    もちろん当著でもその傾向は多少なりとも感じられたが、このモチーフを取り扱う他の作品-例えば「アルマゲドン」や「ディープインパクト」、「終末のフール」に比べると圧倒的にドラマ性がない。人間を描こうという気概はさらさら感じられなかった。
    そう、これまでの著者の作品を読んできて感じることに、氏が描くのは人間ではなく、ただ宇宙の茫漠さであるということ。
    当著では、徹底した第三者視点-まさに神の視点が貫かれている。ただ淡々と物語が進行していく様に、まるで他人事のような印象を受けた。
    そしてその描き方でやはり感じられてしまうのは、人間が宇宙の茫漠さに対しては、甚だ無力だということだ。

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    2012年04月15日
  • 造物主の選択

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    人類を現在として、はるか先を行く異星人と人類が辿った
    過程にあるタロイドの世界がそれぞれ並行かつ絡み合いながらに
    動きながら、結局、人類の位置にまとまっていくところが
    都合よすぎると思うが・・・
    前作からのメカ沢さんや新キャラ《ジニアス》の魅力
    ザンベンドルフの害意のない騙しは読んでいて楽しい。
    ただ異星人の結末についてはあまりにあっさりしすぎていて
    ちょっと拍子抜け。

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    2012年03月14日
  • 神の鉄槌

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    ディープインパクトの原作とは知らなかった。
    観たことあるが全然違う話だったような気がする。
    主人公の反省にあまり興味が湧かず。前半は必要なんだろうか。
    カーリーが近付いてから面白くなった。

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    2011年12月07日
  • 時間泥棒

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    名作「星を継ぐもの」に比べると、物足りなさは残るもののやはり面白かった。私はホーガンの描く、数字や定理だけで表しきれない哲学的な表現部分にも心惹かれます。
    働いて手に入れたいものは時間ではないのか?などをはじめとしてストーリーとは無関係ながら、心を刺激してくれる言葉がそこここにあると思うし、そういうものを読むたびに、SFってやはりロマンって気がします。

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    2011年11月02日
  • 造物主の選択

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    原題 The Immortality Option

    ハードSFの大傑作。
    『造物主の掟』の続編です。
    だいぶ前に買ったままどっかいってたんだけど、先日、出張の折に実家で発掘!
    前作はホントに面白かった。
    アシモフのファウンデーションシリーズ
    ブリンの知性化シリーズ
    とならんで、私の中のベストオブハードSF!!
    どんな話かっちゅーと
    2020年ごろ、人類は土星の衛星タイタンで、独自の文化を築く機会生命(タロイド)と出会うの。
    彼らは、一部の王族と教会に支配された地球のルネッサンス以前のような状態で、
    自分たちは機械でない偉大な存在(ライフメイカー)に創られたという信仰をもっているわけ。
    知的水準は大したことないんだけど、もともと機械なもんだから、そっちのレベルはやたら高い。
    そこに目をつけた地球の悪い連中が、タロイドの支配階級と結託して、
    植民地にして、バンバンいろいろつくらせよーとおもうのね。
    そこで、活躍するのが、何故か探査船にのってるインチキ霊媒師のザンベンドルフ。
    この人、インチキ霊媒師のくせにみょーに正義感の強い、彼と彼の仲間は、タロイドの民衆のために、
    きゃつらの野望をくだこーと、得意のインチキを駆使して真っ向から立ち向かう…ちゅう話。
    そんな、前作から12年後にかかれたのが今作。
    ついにタロイド達をつくった存在(ライフメイカー!)が登場…
    さらに、まだまだ悪巧みはすててなかった悪い連中…
    そして、またしても、タロイドたちのために立ち上がるザンベンドルフチーム。
    ってな話です。
    残念ながら前作の興奮はよみがえってきませんだしたが。
    なかなかよく出来てましたよー
    やっぱ、主人公のキャラがいいなぁ~

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    2011年09月24日
  • 渦動破壊者 レンズマン・シリーズ7

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    これって「レンズマンのシリーズ」なんだろか。外伝的な感じがするし、1~6まで一気に読んできて、なんか調子が外された感じがする。面白くないわけじゃないんだけど。いまひとつ乗れなかった。

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    2011年08月12日
  • グレー・レンズマン

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    圧倒的スケールで展開される銀河大戦争!
    かっこいいなあ~と思う反面。

    …北極熊型異星人とかが今の地球に訪れたら人類は恐るべき残虐な独裁者、とか言って粛清されても文句言えなさそうだなあ、とか。そんなこと思いながら読みました。

    自分のお気に入りは老レンズマンとレーシー博士。でもヴァン・バスカークもウォーゼルもかっこいい。

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    2011年08月07日
  • 時間泥棒

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    SF好きとか世間様に公言して憚らない自分ですが実は古典、いわゆるクラシックな名作や大御所を全然知らなかったりします。と言うわけでそろそろ補完しよう、とまず薄めの本を購入して見ました。

    物語の導入部分は推理小説みたいです。お話の核へとつながるのが非常に上手だな~と。時間が進み方が変わってしまう、と言うのも面白い。何せ登場人物が非常に魅力的です。あんな神父様ならキリスト教に改心してもよいかも知れない。うん。

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    2011年08月07日
  • 未来からのホットライン

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    科学的な知識が乏しいので理論とかが難解だったが、途中にある図解はとても分かりやすく助かった。
    時間跳躍ものは周りの人々を不幸にするものが多いような気がするが、これはそうではないのが新鮮だった。

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    2011年03月11日
  • 造物主の掟

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    機械にも動物と同様に進化の道はある
    生命を持つものと、工業的に作られるものの差はなに?
    宗主国と植民地の関係と『人間性』
    宗教の持つ、まやかしの一面と世界を支える力
    飽くなき探求力と異端の関係
    ザンベンドルフへ嫌悪感から好意的、共感につながる変化
    異文化コミュニケーションと啓蒙

    タロイドを脳内生成・再生するとメカ沢さんになるのが残念
    だって、二足歩行の人型になる理由がよくわからないので。

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    2010年10月10日
  • 神の鉄槌

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    地球の運命を地球からではなく火星から宇宙の中で
    どうにかしようとする活劇
    なんというか、爽やかに潔いと思える船員の魅力は
    もう少し書き込んで欲しかったけど
    揺籃の星とはまた別視点で読み比べてみるのも一興。

    ちびとら欲しいわ。

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    2009年10月07日