田中靖浩のレビュー一覧

  • 「数字」が読めると本当に儲かるんですか?

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    ただひたすら「限界利益(率)」の話。
    自分が限界利益という概念にピンとこなかったのは,日本語として読んでしまうから概念が正確に把握できなかったことと,自分の商売が変動費ゼロだから,売上=限界利益になってしまうからだということを改めて理解した。

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    2023年06月04日
  • 良い値決め 悪い値決め--きちんと儲けるためのプライシング戦略

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    なるほど為にはなった。色々な考え方を知ることができたという意味で。
    でも、書いている人は公認会計士だそうだから、同じような業種としてもっと具体的に、ではどうやってあなたは高い値決めをやっているのですか?ということを詳しく知りたかったのだが、他の業種業界の話がメインで、今一つ自分の仕事には落とし込めなかったのは残念。
    でも、考え方の端緒はもらえたように思うので、明日から実践だ!

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    2023年03月30日
  • 「数字」が読めると本当に儲かるんですか?

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    小さなネット上のお花屋さんである著者が実際に経験したビジネス上の苦労と、そこから脱却した方法が書かれてある。

    キーワードは限界利益で、売上から変動費を除いたこの利益を、最大化することで会社の収益構造を大きく変えていくという物語。

    製造業では当たり前に耳にする限界利益だが、意外と小売との相性もよく、その割には浸透していないため、この本が果たす意義は非常に大きい。

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    2022年12月02日
  • 会計と経営の七〇〇年史 ──五つの発明による興奮と狂乱

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    口語。基礎知識なしのゼロベースの人が、Youtubeとかで見れたら充分かな。特に追加情報もなく今更読む本じゃなかった。

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    2022年08月19日
  • 名画で学ぶ経済の世界史 国境を越えた勇気と再生の物語

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    会計の世界史を描いた田中さんの著者

    非常に平易な文章で、世界史が苦手な人でも簡単に読める。
    美術と経済の繋がりの深さや美術史の背景がとても納得感高く理解できた。

    特にフランスとイギリスの関係性は美術を語る上では欠かせないもので、美術館にこの本を持って行きたいと思えた。

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    2022年06月14日
  • 米軍式 人を動かすマネジメント--「先の見えない戦い」を勝ち抜くD-OODA経営

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    1.引き続き、マネジメントに関する本を読み漁ろうと思い購入しました。マクドナルドでバイトをしていた時期があり、米軍のマネジメント教育を取り入れたことをふと思い出したので本書を手に取りました。

    2.PDCAが叫ばれて長らく立ちますが、これの考えに一石投じる考えた方が「OODA」です。PDCAでは変化の速い現代では対応しきれず、気が付いた時には沈んでいるため、観察、決定、実行、行動を軸にした考え方が必要だと述べています。PDCAでは、綿密な計画を意識しすぎたがゆえに起こってしまう悲劇だと言えます。日本人では特にこの傾向が強く、数多くの企業が失敗をしているにもかかわらず、放置していることを問題視しています。
    そこで、本書では部下に任せることを軸にし、上記の4要素をサイクルさせることをモデルとしています。現代の企業を見てみると、過剰な量の報告を要求したり、無茶な計画をしていることで不祥事を招いたりしています。そもそもPの時点で間違えており、結果として会社がつぶれる運命にあります。そこで、本書では、OODAを活用し、どうしたら企業が上手く成り立つのか、どう活用させるのかを事例を基に話しています。

    3.前回読んだ本と共通の部分がありました。1つは「ある程度部下に任せること」です。前回はリーダーは部下と一定の距離を置き、ある程度任せるとの述べていました。本書でも同じことが言え、部下に考えさせる機会を持たせることで組織の成長を促しています。しかし、決定的に違う部分は、「ルールを順守させる」ことへのこだわりです。本書は、部下が自ら考えさせることを重視して考えているのにたいし、リーダーの仮面では、「ルールを徹底させたうえで部下にある程度任せていく」ということを述べていました。どちらも変化の速い現代ビジネスに対応するためのモデルだとは思いますが、コミュニケーションに大きな違いを感じました。
    自分としては、ルールを整えることは重要だし、組織をまとめる上で大切ということには賛成です。しかし、トップが間違えた時、それは失敗するといえる部下を育てなくてはならないことも事実です。私は、ルールを作るものの、部下に任せる範囲を決めていくことがマネジメントにおいては重要だと思います。また、コミュニケーションは最低限でいいという前回の本にも疑問を抱いており、コミュニケーションは会社を成長させる重要な要素ですし、人間を成長させる一番の要素だと考えています。最低限でいいという前回の本では、物足りないと思いました。

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    2021年04月10日
  • 実学入門 経営がみえる会計(第4版)--目指せ!キャッシュフロー経営

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    初版は1999年ではあるが、繰り返し再版された本である。内容も簡潔でわかりやすい。時代に合わせて取捨選択して、要点をピックアップすれば良い。

    数字を読むことができれば、経営が見えてくる。

    会社が存続する条件として、利益だけを見ていてはいけないこと。P/L,B/S,C/Fの関係性を理解し読み解く必要がある。

    シンプルにまとめると、カネをモノ(ヒト)に投資し、生産し売る。その結果、リターンを得るということ。

    収益と収入、費用と支出。言い方も違えば、扱いも違う。では何が違うのか。それを学べる内容となっている。業種によって、固定費用と流動費用に大きな違いが出てくる。マクドナルドの薄利多売戦略などが、成り立つにはいくつかの条件が揃っている必要があった。
    漠然と実行していては、失敗してしまう可能性もある。だからこそ自分の会社の会計を見て考えるべきである。管理会計についての認識を正しく持つことは、会社の『儲け』に密接に関わってくる為、本の内容を通して学ぶ。

    投資家向けではなく、会社が儲けの仕組みを作る上での管理会計についての教養という部分が強い。

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    2021年03月05日
  • 教養としてのお金とアート 誰でもわかる「新たな価値のつくり方」

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    簿記や会計という視点からアートの歴史や現在について考察しているが、対談形式なので堅苦しくなく読み易い。

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    2021年02月25日
  • 教養としてのお金とアート 誰でもわかる「新たな価値のつくり方」

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    ビジネスでもアートでも、作り手がいくらものづくりに情熱を注いで労力をかけたところで、第三者がその価値を認めなければ価格がつかず、社会と接点を持つことはない。普段はアートに縁遠いという方であっても、本書で紹介されているような「お金」という切り口からアートを見れば、その見方が変わるかもしれない。古今東西のトリビアが満載の本書から、美術を見る目を養ってみてはいかがだろうか。

    この本を読んで価値について考えさせられた。
    第三者に認められて初めて、価値が価格になる。
    努力をしても、人に認められなければ、自己満足で終わるのだ。ただ、価値は商品だけではなく、作った人の人間性や信頼できるかどうか、身だしなみ、賢さなど、総合的に判断されることも多い。そこがまた世の中の面白くもあり、ズルいところかも知れない。

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    2021年02月07日
  • 教養としてのお金とアート 誰でもわかる「新たな価値のつくり方」

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    自分の人生を作品として見ることができる感覚。
    作品として生きる。
    努力に美しさがなければならない。
    誰かに見られて恥ずかしくないように毎日を過ごす。
    楽市楽座はお寺や神社で開かれていた。それは「神様仏様がお前たちの商売を見ているんだよ」ということ。
    そんな人になりたい。

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    2021年01月22日
  • 名画で学ぶ経済の世界史 国境を越えた勇気と再生の物語

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    経済の世界史とあるが、別にそれに限定する必要はなかったのではないかと思う。普通に美術史だ。
    経済の世界史かどうかはともかく、美術史としても内容がまとまっていて頭に入ってきやすい上、載っている絵画がフルカラーなので見ていて楽しい。

    ツアーの体で文章で綴られているが、時々鼻につく感じはわざとなんだろうか…

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    2020年11月30日
  • 「数字」が読めると本当に儲かるんですか?

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    自分のやや専門領域なので目新しいことはないけど、数字の使い方が分かりやすく記されている。これをきっかけに管理会計に興味を持つ人が多くなれば嬉しいは嬉しい。

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    2019年10月16日
  • 「数字」が読めると本当に儲かるんですか?

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    企業を経営していく上で大切な事が、売上ではなく、限界利益という、考え方という事を著者は書かれています。
    限界利益とは売上から変動費を引いた数字であり、30パーセントを超えるとよいとされています。
    少し、自分の会社に置き換えて考えて見ようと思いました。

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    2019年09月28日
  • 米軍式 人を動かすマネジメント--「先の見えない戦い」を勝ち抜くD-OODA経営

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    現状、日本においてしっかりと根を下ろしているPDCAに、OODAの考えを反映させたのが、「D-OODA」である。
    最初にPlanではなく、Designをもってくる。ここでのDesignは、グランド・デザインに近い。このことはとても共感できる。

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    2019年05月05日
  • 「数字」が読めると年収がアップするって本当ですか? 決算書オンチのための「会社の数字」が肌感覚でわかる本

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     会社を運営する側と雇われる側思惑が必ずしも一致しない。これがどうしても雇用者には理解できないのも仕方ないのかもしれない。

     だが、これからの時代は社員という立場であってもその会社の運営システムももっと理解していかなければならないだろう。

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    2019年04月19日
  • 良い値決め 悪い値決め--きちんと儲けるためのプライシング戦略

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    ネタバレ

    最近、文庫版が出て、気になっていたので、読んでみた。C2Cのプラットフォームが出て久しく、価格のダイナミズムは昔よりも増している気がしている。
    本書は会計事務所の方が書かれているだけあって、管理会計の見地からの値決めの本である。
    MP > FやDOGからCATなど、印象に残りそうなフレーズが多かったが、基本的な価格の構造に関する本という印象。
    個人的にはもう少し経済学の需給バランスみたいな視点も欲しかったなということもあり、星は3つで。

    ◾️目次
    第1章 売上重視が、会社を不幸にする犯人だった!
    第2章 ドッグ(DOG)ビジネスは「無料」に向かう
    第3章 値下げが成功する場合、失敗する場合
    第4章 そろそろ「値決めの哲学」を持とうじゃないか!
    第5章 顧客満足「高」価格をつくる「まぜプラ」
    第6章 顧客に心地良いサプライズをつくる「ここプラ」
    第7章 トップセールスに学ぶ、比べさせて売る「くらプラ」
    第8章 顧客の困りごと、悩み、不満を和らげて2.5倍売る「やわプラ」

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    2019年04月16日
  • 米軍式 人を動かすマネジメント--「先の見えない戦い」を勝ち抜くD-OODA経営

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    OODAループに関する本第二弾。より実戦に近い内容。どうすれば自分で考え動くチームができるか、ということについて言及。その中でも、正しいKRIの設定することの大切さを、著者が公認会計士であることから、経営について会計学の発展の歴史観点から紐解きながら解説している話は面白かった。

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    2019年04月09日
  • 「数字」が読めると本当に儲かるんですか?

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     会社を経営する側についた場合、そうそう不満を言える場がなくなるわけで、雇われているという事がいかに守られているのかがしみじみ感じることだろう。

     大企業がもう少し世の中に貢献してくれることがあれば中小企業ももっと気楽に会社を経営することができるのではと思ってしまう。

     さて、その中小企業が本当に実力を発揮できるのが限界利益であるとすればもっともっと世の中が良くなってくると信じてよいのだろうか。

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    2019年04月05日
  • 米軍式 人を動かすマネジメント--「先の見えない戦い」を勝ち抜くD-OODA経営

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    米軍の戦略を引き合いに出しながら、現在のビジネスにふさわしい目標管理及び実行サイクルを提言する。戦場では少し先の未来さえ読むことは難しい。GAFAを中心に激しい速度で変化する経営環境では、新しい商品・サービスが売れるか、見通しが立たない。

    形骸化した「計画」と「予算」中心のマネジメントから、ビジョンを基底とした変化に強いマネジメントを実現する。計画を遵守することが目的か、それとも大義あるビジョンを実現することが目的か。

    キーフレーズ
    ・先が見えない環境だから、日本の会社は計画と管理を強めた。先が見えない環境だから、米国の軍隊は計画と管理を緩めた。
    ・計画中心・自分中心、トップダウンで戦う会社は疲れる。臨機応変・相手中心・現場中心で戦う会社は勢いを増す。
    ・ミッションを持たないチームは、「選択と集中」で無理に動かされる。ミッションが明らかなチームは、「選択と分散」で自主的に動く。
    ・データの寄せ集めであるインフォメーションから、判断・行動に直結するインテリジェンスを作り上げる。

    計画による管理は、一歩間違うと悲劇的な結果を招く。その成功と失敗を分けるのは、1.計画通りに進まなかったこと、2.自主的に動けなかったことにあるという。

    ー以下、メモー
    1. 計画・予算型のマネジメントからアジャイル型のマネジメントにするとして、どのようにチームを評価するのか。KPIを変えた結果、売り上げがどうなるかわかりません、では上は納得しない。

    2. そもそも計画・予算には暗黙の前提がある。安定的にプロジェクトが進む・安定的に売り上げが上がる、というように、ふつーにやっていたらうまくいくことが前提となっている。GAFAの参入やスタートアップの拡大など、外部環境の変化を想定したものではない。

    3. セグメント・データによるインテリジェンスのくだり。事業や売り場のセグメント計算はBIの導入で簡単にできるようになった。しかし、セグメント別の数字を見て、わかった気になってはいけない。裏側にわかっていないことがあるからだ。書店の「雑誌・新書・文庫・単行本」セグメントや、紳士服店の「スーツ・シャツ・ネクタイ」セグメントは危険性をはらんでいる。同時に買い物される補完的な商品であるため、売り上げが振るわないからと販売停止にすることがあってはならない。すなわち、セグメントの分け方には注意が必要ということだ。セグメントの数字を超えた、1つ上の問題を見つけるようにしなければならない。
    私なら、紳士服店のセグメント分けには、利用シーン「ビジネス・カジュアル・パーティ」や紳士服の雰囲気「ネイビー・ブラック・グレー・チェック」のように、利用者の視点を取り入れる。

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    2019年02月19日
  • 「数字」が読めると本当に儲かるんですか?

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    ネタバレ

    私もプロなので、中小企業での限界利益の認知度の低さは感じています。それを理解してもらうために制度会計と管理会計の違いからゆっくり説明が必要なことも。それを、経営者が経験してきたことを素に話されているので、計算が苦手な人でも、限界利益が肝なんだなってことだけは理解できるのではないかと思います。本当に理解して経営に活用するかどうかは、読み手の本気度次第だと思います。本気でない人は、マンツーマンで指導しても理解できません。そんな人がこの本を読んでも、実践できないでしょう。本気の経営者には、いい気づきになる本だと思います。

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    2019年01月02日