野田サトルのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
皮はいでくる
杉元さんは私の旦那です
杉元さんは私の旦那です
梅なんておんなとくっついたら許さない
アシリパとくっついたら許さない
どうせなら白石とやっちゃええ!! -
ヤングジャンプで連載されている作品は個人的に好きなものが多いのですが、中でも特に面白いと感じる作品のひとつです。
おおまかなあらすじとしては、「不死身の杉元」として名を馳せた元軍人杉元佐一が、アイヌ民族の娘であるアシリパと宝(金塊)を探すというもの。
アイヌ民族の文化や言語など勉強になる部分もあり、ギャグ要素もあり、ストーリーとしての面白さももちろんあり。
盛りだくさんな漫画となっております。
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アイヌの隠し金塊を求めて追いつ追われつする漫画ですがキャラクター一人一人がとんでもなく立っていて、飽きがきません。
主人公一行はもちろん魅力的ですが敵方も妙にコミカルで戦闘シーンがあっても悲壮感はありません。
話の本筋も面白く、なぜかアイヌの文化や食事の紹介が随所にあってやたら詳しくなれ、登場人物たちのやりとりが絶妙でとても面白い作品です。 -
日露戦争に従軍した元陸軍兵・杉本とアイヌの少女アシリパの物語です。戦死した友の妻への治療の為に杉本は北海道で金塊の噂から一攫千金を求めてアシリッパと出会います。北海道を舞台にしてるだけに羆がよく出てくる作品で、羆の生態が詳しく描写されています。また、アイヌのグルメも面白いです。チチタプと呟きながら肉をミンチにする習わしや名前の付け方なども笑いを誘います。シリアス路線・ギャグ路線その切り替えの上手い作品。ゴールデンカムイぜひ読んで頂きたいです。
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とにかくキャラクターが濃い!不死身と呼ばれる日露戦争帰りの元兵士、アイヌの娘、脱出王、元新撰組隊士などなど…敵味方両陣営かなりの濃さ&狂人っぷりに毎巻圧倒されます。これだけキャラが濃いのに、物語には謎解き要素やアイヌ料理要素もあり、シリアスとコメディでしっかり緩急つけながら進行していくのでテンポ良く面白いです。猟奇的・変態的なシーンも多いけど、不思議なくらい陰湿な雰囲気のない明るい漫画です(笑)
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北海道を舞台にした、膨大な砂金をめぐる男たちと少女の物語。
巻数を進めるごとに、ただの砂金の隠し場所を探す旅から
金(きん)をめぐって入り混じる、様々な思惑と野望、キャラクターたちの出し抜きあい
そして所々に差し込まれるアイヌの生活とコメディ!
可憐な美少女なヒロインも、いつしか変顔が楽しくなってきました。
かつては敵としていた者や仲間だった者、因縁でチームが分かれ
宝の地図である、入れ墨の皮を全て集めるのは誰なのか
この先、隠された砂金の山を手に入れられるのか
自分もワクワクして読んでいます。 -
最近の漫画の設定に、飽きてきている方は必見です。
まず、時代設定が明治時代、舞台は北海道と言う時点でかなりめずらしいと思います。その上、主人公は元軍人で、ヒロインはアイヌ人の女の子と言うだけでも、物語に引き込まれてしまいます。
内容的には、宝探しなのですが、出てくる人のキャラの強さとたまにある、アイヌ文化の豆知識も面白いです。とにかく今、目の放せない漫画の一つには間違いないです!! -
近年では珍しい華と実力を兼ね備えたしっかりと面白い漫画。『ゴールデンカムイ』という作品は作者の綿密な取材とそれを表現する筆力によって成されていると思う。舞台である明治時代末期の北海道、またその登場人物達にリアリティと魅力を感じることができる。ある人にとってはキャラ萌え漫画。また別の人にとってはミステリー漫画。私にとってはグルメ漫画である。どの角度から読んでもなにかしら楽しめる。そんな漫画。
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目の離せない展開と、タフで色気の漂う登場人物たち。そこかしこに散りばめられた歴史的要素やイカレたギャグセンス、悲しさ・怒り・切なさ…これら全てが、ごった煮的に襲ってきて、身悶えしてしまう作品です。面白いだけでなく「今を生きている」感謝や「この先、生き残って行く」ことへの厳しさを考えさせられる側面も。先の見えない時代に突入した今、この作品から学ぶことはたくさんある気がします。
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絵柄は迷いのない線で、キャラクターも魂が入っている感じがしました。
作画はドキュメンタリーマンガチックで安定して居て読みやすい。
アクションシーンの動きも良く、どう動いているのかがわかりやすい。
アイヌ料理に力を入れて居て、現実に出してもうまくビジネスに繋がりそうな感じがします。
ギャグシーンになるとガラッと雰囲気を変えて、可愛く描かれている。
その作画の切り替えが漫画家としての技量を物語っている。
誰にオススメしても良い感じの漫画です。
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登場人物のキャラがとにかく濃い!です。
主人公のキャラも濃いのですが、それを上回るキャラ達がたくさん出てきます。
全体的には笑いどころがちりばめられていますがシリアスなシーンも自然に描かれていて、重すぎず軽すぎずいいバランスで読みやすいです。
漫画によくあるお約束~な展開も、この漫画は裏切ってくるので先の展開が予想できません!少年誌に飽きた人にはかなりオススメです。 -
面白いと思います。
アイヌという日本では昔から少し前まで差別を受けていた部族にスポットを当てているところから驚きました。失敗すると今の時代炎上をまのがれないからこそ繊細かつ大胆に面白さを引き立てていると感じました。また絵も好き嫌いはあると思いますが自分的には好きです。あまり知られていない文化や生活もしっかりと描かれていてとても興味が湧きました。 -
マンガ大賞をも受賞した人気作品。物語は明治時代の北海道が舞台になっています。
夢とロマンの溢れる物語!男なら一度は財宝に憧れを持つものです。主人公の財宝探しが基盤なのですが、アイヌ民族の食文化や、当時の軍政など実在したであろう事象が多く描かれており、歴史の勉強にもなりました。それと同時に日本軍の、軍人の恐ろしさも垣間見ました。
とても読みやすくて面白い作品です。 -
ゴールデンカムイは、明治時代の北海道を舞台にしたサバイバルバトル漫画です。私は北海道に住んでいるので、ストーリーが身近に感じられて、大好きな漫画の一つです。主人公の杉元佐一は一攫千金を目指し、アイヌが隠した莫大な埋蔵金を探します。アイヌの紹介が丁寧で分かりやすく、アイヌに対して敬意が感じられます。キャラ設定が独特で、とにかく内容が面白いので一気に読む事が出来ました。
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明治時代の終わり頃の時代を背景にした、漫画ということがわかります。登場人物が多く、そのどの人も個性が有ってとても楽しく読むことができました。知っている人の氏名もあり、その人の特徴についてよく知ることができます。
単なる動き一つでも、よく考えられて作られていると感じます。目的に向かって、ズンズン進む、しかし考えて進む主人公が大好きです。 -
ネタバレ
ゴールデンカムイを読むと、北海道やアイヌに詳しくなりますし、おなかがすきます。グルメ漫画というわけではないのですが、食べる描写に妙に力が入っているので、つい食欲を刺激されてしまうのです。一方でバトルの方も迫力があって、読んでいると非常にテンションが上がります。野生の世の中では、クマが最強だということも学びました。新しい発見がすごくある漫画なので、最近漫画にマンネリを感じ始めてしまったという人にもおすすめです。
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ゴールデンカムイは面白い要素の盛り合わせなので、当然面白い。賢い幼女を連れて旅に出るという設定はまるで映画ペーパームーンやさや侍をイメージさせる。メジャーな面白い設定の一つだ。また重要な要素として珍しい食品がたくさん出てくるというのも面白い要素である。こういう面白い要素の組み合わせはずるい。ずるいが面白いから読んでしまう。
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ネタバレ
戦争経験のある”不死身の杉元”が網走刑務所の囚人の体に掘られた刺青を手掛かりにして北海道内を旅する物語です。囚人と仲間になったり、アイヌの少女と仲間になったり、軍と戦ったり、元新撰組のメンバーと共に行動したりします。歴史が好きな方お勧めします。
また、しばしば出てくるアイヌ料理がとても美味しそうで、アイヌ文化にもたくさん触れられているのでアイヌ文化へ興味を持つ方へもおすすめします。