澤円のレビュー一覧
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年間300回のプレゼンを行う、伊藤羊一さんと澤円さんの共著。プレゼンに掛ける想いやテクニックのほか、人生において大切なものや自らが「在り方」を考えて自らが変えていく、といったことが述べられています。
自分がこの本を読んでいて、なるほどなと思ったのは、プレゼンは聞き手にとってハッピーなストーリーをプレゼントする、と書かれていた箇所です。プレゼンで大事なのは、聞き手にとってのメリットや相手に持って帰って欲しいお土産エピソードを渡してあげる点だと述べられています。これはプレゼンに限らず、職場の会議での発言や同僚などとのちょっとした会話にもこの考えを採用できると思うし、又プライベートに応用したらきっ -
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ネタバレ誰かと比べて焦ってもどうしようもないよな〜と、当たり前のことを再確認。没頭してるときも俯瞰してるときも、意識はいつでも「今」に。
・顧客が実現してほしいと望んでいることが、そのまま答えではない。
・本来マネージャーは「ジョブ」なのに、それを名誉として与えてしまうから、不幸が起きる。
・ただ不満を言うのではなく、自分にコントロールできる部分はないか考える。
・人がなにかを発言したときは、その言葉だけでなく、その人全体を見るようにしましょう。その人がどんな生き方をしていて、どんな立ち振る舞いをして、どのような性格であり、自分との相性はどうなのか。その言葉は、どんな場面でいわれたことなのか。 -
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ネタバレ*ルールに縛られない発想力
一章 正解にとらわれない観察力
要望を抽象化して本質を取り出す
「速い馬車がほしい」→「早く移動したがっている」→「自動車を発明」
ペインポイントを取り除く
二章 思い込みから自由になる思考法
三章 課題を発見していく認知力
自分の悩みや、事業、人の課題は抽象化する。かつ、主語を自分や自社から、できるだけ離れてみる
四章 新時代のマネジメント作法
マネージャーは、経営層とプレーヤーの通訳。
会社の方向に効果的にプレーヤーが進めるかを決める重要なジョブ
相手の視座に合わせて思考、行動する。
五章 視野を広がる人間関係術
想定外のことが起きることを想定内にして -
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メタ思考についての知見と思考を深めるために手に取ったが、創造していたようなメタ思考のためのヒントはあまり得られなかった。
2015年以降のビジネス書の統括、といった印象の一冊。
基本的な考えが多いので新しい発見はないが、刺さる点はいくつかあった。
例えば、本書では「余人をもって代えがたい」人になれと主張しているが、これは属人的な「その人がいなければ仕事が回らない」状態になれというのではない。
その人がいなくても仕事は回るが、「それでもその人に頼みたいよね」というものを指している。b
これは、本書内で随所に出てくる、「人をハッピーにさせる」ということにも繋がる。
単にタスクを解消するだけな -
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あなたにとって重要なことは、実はあなたの過去ではなく未来にあるということです。
自己分析や自分探しというのは、過去の出来事から重要な手掛かりを見つけ、それと向き合おうとすることではなく、「自分が未来にどうなりたいのか」を描いていくことだということです。
行動しなければチャンスには出会えません。
結果的に、チャンスに変えていくこともできません。
行動することで、自分の好奇心と想像力に、自ら火をつけていきましょう。
会社にいる自分や、仕事をする自分だけを、自分の全人格として考える必要はまったくありません。
会社にいる自分は、自分のなかにある機能の一部を表現するエイリアスに過ぎない
特定の行動