あらすじ
ビル・ゲイツ絶賛!全世界12万人のトップに選出された、世界一シンプルに心をつかむプレゼン術。相手に伝わる・人を動かす「普遍的セオリー」とは。発表・報告・セールス……あらゆる場面に対応した「伝え方」の全技術!マイクロソフト伝説マネジャーが教える「世界No.1プレゼン術」
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Posted by ブクログ
プレゼン技術の本は書店に溢れているが、この本は、技術より意識を書いている。これまで、プレゼンのゴールは、分かりやすい説明をすることと思ってきたが、わくわくを共有する場と言われ、俄然、興味が湧いた。
Posted by ブクログ
本書に書かれているプレゼン術は、「プレゼンテーション」というシーンだけではなく、人に行動(決断)を促したいシーン全てに通用するような本質的な部分を学べます!
例えばWeb広告などで使われるランディングページやWebサイトのサービスページ、SNSアカウントの運用などにも応用できる術だと感じました。
Posted by ブクログ
【書名】
マイクロソフト伝説マネジャーの 世界№1プレゼン術
澤円
【目的】
プレゼンを行うにあたり、人を動かすための考え方を学びたい。
この目的なら他にも本はあるが、著者の音声コンテンツを聞いているのと
古い本なので陳腐化している点があるのか、興味があった。
なお、読んだ結果ほどよい抽象度で陳腐化した点はなし、と感じた。
【印象に残ったポイント】
・プレゼンは話者と聴衆が時間を共有していることから、共有している時間の価値を最大限上げようとする姿勢が大事。
(極論、プレゼン術としては、このための方法論が書かれているともいえる)
【具体的に生活や仕事にどう活かすか】
・プレゼンテーションの場に限らず、相手から引き出したい行動から逆算したコミュニケーションを行う。
・提案するときは、ハッピーな未来を描く。(あれをしたい、これがほしい、はNG)
・話を聞く人が自分事として聴けるように、相手のプロファイリングをし、相手を主語にして仮説をもって話す
・短気は具体、長期は抽象で伝える。
・本番の前に、聴衆と近い人にインタビュー、ざっくり作ってフィードバック
・聞き手が興味を持てる数字とたとえ話を盛り込む。
【要点】
澤円氏の著書『マイクロソフト伝説マネジャーの 世界№1プレゼン術』は、効果的なプレゼンテーションの技術と心構えを解説した一冊である。本書では、プレゼンテーションにおける「6つの法則」を紹介し、聴き手の心をつかむための具体的な方法が示されている。
**各章の主要なポイント:**
1. **第1章: なぜ、私はプレゼンで世界トップになれたのか?**
著者がエンジニアとしての経験を通じて、効果的なプレゼンテーションの重要性を認識し、相手から引き出したい行動を明確にすることの必要性を説いている。
2. **第2章: すべてのプレゼンは「ビジョン作り」から始まる**
プレゼンテーションは目的ではなく手段であり、優れたプレゼンターが共通して語るビジョンの重要性、そしてオーディエンスをプロファイリングし、彼らが「自分事」として受け止めるための方法が解説されている。
3. **第3章: いいプレゼンほど人に言いふらしたくなる**
心に残る「核」を持つプレゼンテーションの作り方や、聴き手を主語にしたストーリー構築の重要性が述べられている。
4. **第4章: 構成・ストーリーを作るために知っておくべき「基礎の基礎」**
プレゼンテーションの下準備として、聴衆を具体的に想定し、理解しているつもりにならないことの重要性が強調されている。
5. **第5章: 聴き手の興味が飛躍的にアップする「構成&スライド作り」**
プレゼン資料を作成する際の実践的なテクニックや、スライドの役割が情報ではなくイメージの共有であることが解説されている。
**著者が提示する社会や個人の問題意識:**
澤氏は、情報過多の現代において、いかに効果的にメッセージを伝え、人を動かすかが重要であると指摘している。また、プレゼンテーションは単なる情報伝達ではなく、聴き手の行動変容を促す手段であると強調している。
**対象読者と伝えたいメッセージ:**
本書は、ビジネスパーソンや学生など、プレゼンテーションを行う機会のあるすべての人を対象としている。澤氏は、効果的なプレゼンテーションを通じて、相手に伝わる・人を動かす「普遍的セオリー」を身につけることで、ビジネスや人生における成功につながると伝えている。
Posted by ブクログ
プレゼンに興味があってこの本を手に取った訳ではなく、澤さんを他の媒体から知ってこの本に辿り着きました
自分がそのことをしっかりと理解する
それを言語化=他の人に伝えられる状態にする
説明できる→再現できる→修正もできる→必ず上達する
このフローをしっかりと意識したい
Posted by ブクログ
プレゼンを少しでも学びたい人は見るべき一冊。この本のノウハウを完璧にすれば、すごいプレゼンターになれると思う。プレゼンの本質を捉えている。
個人的には面接前に読んで、相手に物事を伝えるという観点でも非常に参考になった。
Posted by ブクログ
さすがプレゼンの第一人者だけあって内容コンパクトにまとまっており読みやすく、それでいて実際の準備についてまで細かく触れられているので役立つ。
以下、プレゼン本番までの構造について抜粋。
【プレゼン本番までの構造】
①ビジョン
行動を引き出すもの、ハッピーな未来(私としてはハッピーよりワクワクとかのほうがしっくりくるが)、言いふらしたくなるぐらいな内容であること。
②構成ストーリー
③スライド・アウトプット
【上記を支えるのに本番まで一貫して重要なもの】
④核
聴衆に持ち帰って欲しいキーメッセージ。コツとしてはあるあるを集めて否定する。長期的展望と短期的展望の区別をする、など。
⑤インプット(アンテナ・考える)
聴衆目線をもつ。同じ立場の人にインタビュー。インタビュー相手が多いほどプレゼンは良くなる!
Posted by ブクログ
プレゼンの力を上げたくて読んでみました!
個人的に強く感じたのは「無意識にわかってること」と「意識してわかってること」は大きく異なるということです。
本書の内容としてはたしかにそうだよねと思う内容が多かったのですが、それを自分は意識してできてるか?と考えてみると意外と出来てないことに気づくことが多かったです。
まずは改めて自分のプレゼント本書に記載の内容を比べてみて、意識して再考してみることが大切だと感じました!
とても面白かったです!!
Posted by ブクログ
プレゼンのために購読。
プレゼンのことについて初めて読んだ本。あまりページ数が多くない中で、わかりやすく説明されている。プレゼンを準備するということは、プレゼン資料の準備、話し方の準備の大きく分けて二つあると思っててどちらも補われていた。
Posted by ブクログ
スライドのテクニック書は数多だが、他書では触れないようなプレゼン術が学べる。
時間が無いときは、気になる箇所と各項太字部分だけでも十分価値あり。
Posted by ブクログ
プレゼンに関して、小手先の技術をまとめるのではなくて、本質的なところと合わせて実践的テクニックを示してくれている。
分かりやすいし、この本で自分の中のプレゼンに対する姿勢が変わった気がする。ハッピー
Posted by ブクログ
本書を読み終わってから過去の自分のプレゼンシーンを振り返ってみて、プレゼンの目的意識から弱かったなと反省してしまいます。「聴き手にハッピーになってもらう」「誰かに聴いた内容を伝えたくなる」等の明文化するとなるほど納得という感じがありますが実践するのはなかなか難しいものです。
この目的に基づき実践していくためのプレゼンのフレームワークとして「ビジョン」と「核」を明確にしてから進めるというのはわかりやすかったと思います。
最終的な話し方や身体の動きについては練習あるのみになりますが、練習の効果を高める上で本書で紹介されたフレームワークに基づく準備は試す価値ありと感じました。
Posted by ブクログ
とある場所でプレゼンに対して指摘されたことがそのまま書いてあり、再認識するとともにプレゼンの本質.目的も気づけた。
澤さんのプレゼンまでや、行ってる最中も意識していることが分かり、少しずつだが取り入れてオリジナルのプレゼンができる様になりたい。
Posted by ブクログ
プレゼンに関する基本的なことは全部この本に書いてある。プレゼンの構成、スライドのつくり方、話し方など、ここに書いてあることができるようになったらもう完璧だと思う。そして、この本自体が具体例をたくさん挙げるなどプレゼンのポイントをしっかり押さえていて分かりやすい。
そして、これは仕事におけるコミュニケーションのしかたや、仕事の進め方にも通じるなと思った。相手に分かりやすく伝える、まずはざっくり全体像をつかむ、具体的な話を聞きにいく、フィードバックをもらう、などなど…とにかくここに書いてあることが当たり前にできるように、一つずつ実践していこうと思う。
Posted by ブクログ
Voicyリスナーなら効果は2倍。プレゼンの心構えについて具体的にかつ簡潔に書いてある。この簡潔さが大事で、自分で再現してみようという気になる。
ダラダラ長い講釈が多い中、ここまで絞り込まれた本は貴重。
Posted by ブクログ
私は基本的にプレゼンする側の人間ではなく受ける側だ。した経験はほとんどなし。ゼロではないが。それでも言わせていただくと、プレゼンが本当に上手な人というのは記憶にない。人前でしゃべるプロでも、スライドの作り方や使い方が上手な人はあまりいない。(本にも書かれているが、スライドにいろいろ詰め込みすぎの人が多い)
しかし、この本を読んで思ったのは、間違いなく、彼はプレゼンの神髄に達している人だということ。日本のマイクロソフトにおけるプレゼンの神だ。プレゼンテーション学という学問があるとしたら、これは理論から実践までをカバーする教科書だと言っていい。プレゼンが仕事の人は必読。
関係ないが、何だこの彼のルックスは…IT系には見た目がどうよ?な人が結構いるが、彼もそのうちの1人だ。マイクロソフトにもこんな人がいるとは、と。だが、この本を読み終わった後、シルクハットに杖を持ったマジシャンに見えてしまうから不思議だ。彼のプレゼンを実際に見てみたいものだが、おそらくその機会はないだろう。残念。
彼はマイクロソフトの人ですが、この本はパワポの使い方の本ではありません。念のため。
Posted by ブクログ
本当にためになる本であった。
買ったその日に読み終え、今優れたプレゼンのために何をすることが必要か分かっている。
そしてとても納得のいく内容であった。
目的のためにプレゼンが最適の手段なのか。
それを考えると情報を伝えてわかってもらう、知ってもらうためには必ずしもその場に皆に集まってもらう必要はないのだと改めて感じた。
(先日も事前に資料を共有していたにも関わらず
会議の前半その内容をひたすら提示するということをしてしまった。)
そしてプレゼンの目的を再考しようと思った。
本書からはとことんまで聴衆のことを考えている姿勢が伝わってきた。
そして、プレゼンはライブのようなものなのかなと思った。(自分は聞く一辺倒でステージで演奏したことなどないが)
なので、優れたプレゼンというのは極上のエンターテインメントなのではないかなと思った。
早速明日から学んだ内容を試していこう!
Posted by ブクログ
プレゼンのゴールは下記3点。
1. 聴いた人がハッピーになる
2. 聴いた人から行動を引き出す
3. 聴いた内容を他人に言いふらしたくなる
3つめについては本書を読んで、なるほどと思わされた。
では、これらのゴールを達成するためには何をすればよいのか?
テーマがよければいいのか
資料がよければいいのか
話し方がうまければいいのか
面白ければいいのか
そうではなく、総合的に聴いている人に訴求するものでなくてはいけない。
そのための秘伝が惜しみなく披露されている。
さっそく、この本について同僚にも共有しようと思う。
Posted by ブクログ
年間200回以上のプレゼンをこなす著者による
プレゼンテーション術の解説本。
プレゼン資料の作り方、話し方についての技術的な話だけでなく、
プレゼンの聴衆に喜んでもらえるためには
どのような心持ちでプレゼンに臨むのか 等、
著者が数々の経験から得たプレゼンへの心構えについて
わかりやすく解説してくれています。
自分の思いを伝えたいというより、
相手思いの考え方が満ち溢れています。
プレゼンだけでなく、コミュニケーションにも応用できることが
たくさんあると思います。
Posted by ブクログ
・要約(どんな本だった?)
大手IT企業マイクロソフトにてプレゼンの賞で
あるチェアマンズアワードを受賞した澤円による
プレゼン術。
プレゼンスキルを向上させる為には、プレゼンの
作成からプレゼン本番までに何をすべきか、
どんなところに気を付けるべきか。
まず、プレゼン作成者が考えるべきは、
三つのゴールだ。自分のプレゼンを聞いた人間が
「ハッピーになること」、「プレゼンを聞いて
行動に移すこと」、「他人に言いふらしたくなる
こと」、これらを考える。
「プレゼンを聞いた人間がハッピーになる」を
イメージして、何をプレゼンするかを検討する
ことで主語が相手になり、聞き手にとって耳を
傾けたくなるプレゼンとなる。
「プレゼンを聞いて行動に移す」ことをしたくなる
のも、プレゼンを聞いて良かったと感じた人間に
限る。
また、聞き手をプロファイリングすることも
重要。どの年齢層が聞くのか、男性か女性か、
役職(立ち位置)はどうかを確認し、聞き手の
ハッピーになるようなプレゼンにする。そうする
と聞いてくれている人がプレゼンを自分事として
捉えてくれる。
「他人に言いふらしたくなる」プレゼンを作る為に
は、核となるメッセージが必要となる。簡単で
分かりやすく、それでいて自分の主張が
盛り込まれているものが望ましい。例は、
カゴメの「野菜一日、これ一本」や、ウィダーの
「10秒チャージ」など。
最適な言葉に落とし込むには常日頃からアンテナ
を張っておくことで情報収集することが重要。
また、長期的な目標か短期的な目標かで選ぶ言葉
も変わってくる。
プレゼンの構成・ストーリーをより良いものに
する為に、インタビューをするとよい。生の声は
説得力を持つ。
プレゼンを作成するときは、ざっくりした状態で
作りだすこと。完璧に詳細まで作り上げてから
プレゼン作成に及ぶのではなく、ざっくりした
状態で作り出し、不足している情報を継ぎ足していくというアプローチの方が効率よく作業が
できる。完成に近づける為に同僚などに協力して
もらい、プレゼンでの立ち振る舞いやストーリー
などを見てもらうことで、自分で気づけない不足
している部分を教えてもらえる。
飛躍的にスキルアップするスライド作りとは、
数字をうまく使うこと。数字は独り歩きしやすい
為、覚えておいてほしい部分で使用することで
「他人に言いふらして」くれるようになる。その
数字の選定は、「意外性がある」「予想を超える」
ものを選ぶとより印象に残りやすい。
そしてスライドには多くの情報を詰め込みすぎる
と、かえって印象が悪くなる。プレゼンに気が
向かなくなってしまう。なのでよりシンプルに、
画像や絵で「イメージ」を伝えることが大切。
また、プレゼンに使用しない情報はすべてノイズと捉え、排除すること。
聞き手の心を掴んでおく為には、自分からの
「説明」になってしまうことを避ける。その
ストーリーが聞き手目線のロジックとなって
プレゼンすることが心を掴んでおく秘訣。
本番ではトラブルは付きもの。万事に備え
プランBを作っておくことが大切。トラブルで
スライドが動かない場合は、会話でつなぎ留めておくこと。そうすればスライド(自分)から意識が
離れないようにでき、復旧後もスムーズに
プレゼンに戻ることができる。
話し方・立振る舞いも重要。プレゼンの最中に
フラフラしているのは印象が良くない為、
基本姿勢を自分の中で決めてしまう。そして、
聞き手の目をしっかり見ること。全体に向けて
やスライドを見て話すより、聞き手の目を見て
話すことで私に向けて話してくれていると好印象
を与えることができる。
声は聞き手にとってスライドの次に受け取る情報
なので、発声法の「鼻腔共鳴」を覚えておけば印象
はガラリと変わる。額から声を出すような
イメージで発声することで声のトーンも高くなり
好印象だ。プレゼンの開始はアイスブレイクで
少々の冗談を織り交ぜることで場を和ませる。
そうやって作り上げたプレゼンはエンディング
まで気を配る。最後のスライドは前向きな、相手
の背中を押すようなメッセージを送ること。
間違ってもデスクトップをスクリーンに投影
しないようにする。
最後の質疑応答は、答えられなくても、質問者に
対する姿勢を見せること。わからなければ、
後ほど回答することをはっきり伝える。
最後の最後まで気を配ってプレゼンをすること
が、プレゼン術の極意だ。
・所管(本を読んでどう思った?)
プレゼンスキル向上の指南書としてはとても
面白かった。本自体をプレゼンだと澤円さんが
言っているが、すぐ実践してみたいと思う内容
ばかりだ。
何より、この本には「余裕」や「ゆとり」という、
それこそプレゼンでプレゼンターが話している
ときに感じるような同じものを感じる。
丁度社内で企画を通す為にプレゼンを作成して
いる真っ只中だった為、非常に参考になった。
特に「説明」にならないように気を付けることは
青天の霹靂だった。実際に私が作成する資料は
「説明」ばかりで、素晴らしいと思う人の資料との
違いをクリアにしてくれた。
気が付くとスライドに情報がてんこ盛りになって
いることもそうだ。画面ぎりぎりに入るかどうか
を調整している自分が安易に振り返ることが
できた。
また、独り歩きするコアメッセージを資料に
盛り込むことも確かにそうだと気付かされた。
一度聞くと忘れないキーワードとして正に「10秒チャージ」や「野菜一日これ一本」など、主張も
含め凝縮されているなと感心する。
ヤンキー映画を見た後に、なぜか強くなった気が
する、あの感覚に近いものを感じた。澤円の本を
読んだから、なぜかプレゼンうまくなった気が
する、状態になっている。
本当にうまくなって少しでも社会貢献できるよう
になる。
Posted by ブクログ
あまりにプレゼンがうますぎて、さらっと入ってきてしまうが、身につけるためには咀嚼が必要。
でもその価値はあると思います。資料の作り方ではなく、あくまでプレゼンテーション、人前で説明する人向けの資料であることは注意が必要。
Posted by ブクログ
『プレゼンを上達させるのに何から始めればいいかわからない』という方には特にオススメです。
プレゼン構成を考える上で、一番大切な聴衆目線の重要性を教えてくれます。
営業現場でも通じますので、プレゼンの心構えを知りたい方はぜひ。
Posted by ブクログ
澤さんによるプレゼンの教科書。基本的なコンセプトの元、細部に至るまでいかに神経を集中させているのかがよくわかる。一挙手一投足のマネジメントは肝に銘じたい。
Posted by ブクログ
プレゼンの実績豊富な著者によるプレゼン術。
プレゼンのゴールは
・聴いた人ががハッピーになる
・聴いた人から行動を引き出す
・聴いた内容を他人に言いふらしたくなる
であるそう。
プレゼンの導入から終わり方に至るまでを著者の経験と実績から説明されており、プレゼンを実施する機会が多い人には参考になるかと。
Posted by ブクログ
プレゼン
プレゼンのゴールは以下。
1. 聴いた人がハッピーになる
2. 聴いた人から行動を引き出す
3. 聴いた内容を他人に言いふらしたくなる
そのために、
* 聴衆のプロファイリングを綿密に行い、身近にそのカテゴリの人が居るなら、内容を話してみる。興味を持って聞いてくれるかを確かめる。
** 情報システム系のひとたち→「メールが届くようになって感謝されたことはあるか」
** 高齢者→ 「お孫さんたちにかっこいいところを見せたくないですか」
* 共感を生むことで、相手に話がすっと入る。
* プレゼンには「核」を入れる。聴衆がすぐに思い出せ、ほかの人に伝えやすいもの。
* スライドからは情報をそぎ落とす
* プレゼン中に聴衆に投げかけることは有効な武器だが、リアクションが想定できるもの、そのリアクションを以てプレゼンをどう持っていきたいか、の意図がないとダメ。
* 聴衆一人ひとりの眼を本当にみる。30人くらいなら、確実に可能。
Posted by ブクログ
相手にとってどんなハッピーな未来がある?
聞いた人からどんな行動を引き出したい?→設定
どうしたら内容を言いふらしたくなる、伝播したくなる?→プレゼンの核を作る
根底に潜むのは、「相手をいかにハッピーにするか?」価値を伝えるだけ、事実を伝えるだけではただの「説明」
オーディエンスは誰なのかを考え、オーディエンスのリアルな姿を探る→その人が自分ごととして受け止める
いい核(世界観やメッセージが即座に伝わる)
あるあるを集めてそれの共通点を見つける→否定する
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何よりもまず、自分がどこにワクワクしているか?
インタビューは非常に有効、生の声を直接聞く→説得力増す
思いついたらどんどんアウトプット→そこから少しずつフィードバックすればいい
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共感型と脅迫型のストーリーを作る(バランスよく)
スライドは画像+短い言葉で作る
ロジックエラーを侵さないようにする→聴衆目線のロジックを
間を開けて話すと、印象が大きくなる
鼻腔共鳴→鼻の後ろにぶつけながら声を出すと、よく響く