原田ひ香のレビュー一覧
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ネタバレ最初視点が次々変わるところがあり、何人かの女性が出てくるのだけど、特にその時の各人のキャラがすごい。ちょっと読むのやめようかなとも思えるくらい…
私としては 他人の家の中を入ってめぐる人1人の主人公の話が読みたいかなあ。
あの変な"努力"する女が最初に出てきた時、『おいしいごはんが食べられますように』の作家と同じ人が書いたのかと思ってしまいました。ちょっと違うけど同じようなタイプの女性。
色んなタイプの女性が出てくるけれど、それぞれがからみあって、良い方向ににいく感じは好きです。
ラストのオチまで、意地悪な目線がなくてそこが良かったと思う。
ラスト2人がどうなったのか、 -
Posted by ブクログ
拘りの強い4人の女性たちの、奇妙な交流と心の解放を描いたヒューマンドラマ。
原田ひ香さんの初期の作品で、第31回すばる文学賞受賞作。
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個性的と言えるほど思い込みが激しく拘りも強い4人の女性が主人公です。ええー、そんな人いる⁉ 嫌だなあと苦笑しつつも、作者の仕掛けを読むのが楽しい作品でした。
もともと思い込みや拘りの強い傾向があったのでしょうが、夫のせいでエスカレートしたと思われるのがミツエ・佐智子・奈都子の3人。 ( ミツエは多少自業自得の感があるけれど、佐智子の場合は完全に夫が悪いし奈都子の夫は狭量だ。)
里美だけ異色で、努力を隠れ蓑に -
Posted by ブクログ
『東京ロンダリング』のスピンオフ的な短編集。オムニバス形式で8話が収録されています。
事故物件を浄化する“ロンダリング”に関わる人達を巡り、各話が少しずつリンクしている構成です。
様々な事情を抱えたロンダリング関係者達に、巧妙に近づいてくる、一見爽やか若しくは明るいけどどこか胡散臭い男女や、暗示的にちょいちょい出てくる自己啓発本・・・。
後半の数話では、一連の話の背後に見え隠れするものを、失踪者探しを生業とする「失踪.com」の仙道さんが追求していくというミステリちっくな要素も加わり、その不穏な雰囲気に引き込まるものがありました。
そして前作の登場人物の、りさ子さん、「相場不動産」の社長さん -
Posted by ブクログ
ネタバレインターネットで傷ついた女性たちがひっそり暮らす、九州の孤島にあるグループホーム「虫たちの家」。
名前を捨てて生きていく場所ってこんな感じなのかな。
ネット上で傷つく、と言うのはイマドキな話だが、媒体は違っても、同様に事件に巻き込まれたりして居場所をなくした人(特に女性)は、どうやって生き延びたのだろうか。
パソコンは使っていても、実際そのような画像などを目にしたことがないのでピンとこないが、当事者にとっては世の中全てから隔絶されたような気分になってしまうんだろう。
ミツバチとアゲハ母娘は脇役だと思っていたが、語られる異国での話の主役がミツバチだったとは・・・
ラスト近くは理解に少々時間がかか