VOFANのレビュー一覧

  • 掟上今日子の退職願(単行本版)

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    忘却探偵シリーズ第5作。
    4つの作品からなる短編集で、今回はそれぞれ女性警部が相棒をつとめる。今日子さんに対する心証がさまざまな女性たちの視点から見た彼女の仕事ぶりが読みどころだが、個人的には相方は女性より男性の方が面白い気がする。
    どれも変死事件であるが、ミステリとしてはあっさりしており、今までのこのシリーズと同じく読みやすいけどちょっと物足りないかも。

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    2016年11月11日
  • 掟上今日子の退職願(単行本版)

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     忘れるということは、決して積み重ならないだけじゃない――未来に辿り着けないだけじゃない、地面のように絶対的であるはずの現在という基準からも、遅れ続けていくことだ。それは、さながら永遠の奈落に向けて、深い闇の底のない底に向けて、落下し続けているようなものだった。
    (P.149)

     人間の頭の中では、どういうことでも起こる――それを実行に移すかどうかの壁を、越えられるかどうか。
    (P.225)

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    2016年11月09日
  • 掟上今日子の遺言書(単行本版)

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    ネタバレ

    西尾維新による忘却探偵・掟上今日子シリーズ第4弾。一作品の間をおいて、再びストーリーテラーとして厄介くんが登場します。

    ドラマをきっかけに読み始めた読者としては、厄介くんのテンポのいいツッコミが恋しかったので嬉しい嬉しい。

    今作は長編。命からがらの大けがをしながらも、やっぱり糾弾されている哀れな厄介くん…。

    今日子さんの記憶は毎度リセットされていますが、作中にあるように頭では忘れてしまっていても体が覚えているのでしょうか。
    第一作と比べると今日子さんの厄介くんに対する態度が結構大胆になっていて、にやにや、いえいえ、ほほえましく感じられます。

    事件の真相と若干絡みますが、今作で繰り広げら

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    2016年11月02日
  • 業物語

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    面白かった。全部が一人称で綴られている。
    言葉のテンポがいいのでサクサク読めるが、多少くどいので、読んだ量の割にはストーリーが進まないので結果的にテンポがいいんだかそうでないんだかよくわからない。

    忍野忍の生い立ち、阿良木火憐の自分探し、それぞれオチが意外で面白かった。

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    2016年10月26日
  • 撫物語

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    ネタバレ

    撫子ちゃんの物語。
    オフシーズンに入りなんじゃそりゃ?と言う低い期待と裏腹になかなかに面白いんだけど、本作も撫子ちゃんの成長?した姿が垣間見れます。
    登場人物の中でも色々と心配な子だったのでこんな形でも終わらせてもらってホッと一安心。
    どこまで続くのかはわからないけどこれくらいのクオリティを維持してくれればと思う一品でした。

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    2016年10月22日
  • 花物語

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    思ったよりも神原の語り口が真面目だった。真面目なのはいいことだが、もう少し笑いの要素が欲しかったように思う。

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    2016年10月17日
  • 業物語

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    ネタバレ

    前作より話としては面白かった。特に忍ちゃんの過去が分かったのは展開として面白い。元は人間だった、そして吸血鬼となった経緯までの悲しいお話。また羽川の忍野を探す道中でのドイツのお話も良かった。
    面白くないのは「かれんオウガ」だった。これ、いる?

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    2016年10月08日
  • 業物語

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    キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード(最早あっているかどうかも疑わしい)の、過去の話が読めて良かった。まさかそんな経歴だとは…今はただの金髪ロリ幼女なのに…。

    その他ファイヤーシスターズの火憐ちゃんの修行やら、羽川さんの海外での活躍やらがぎゅっと詰まった一冊で楽しく読めました。ここのとこ、忍野扇ちゃん関連話でなんだかずーんとなってましたので。

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    2016年10月04日
  • 業物語

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    <物語>シリーズのサイドストーリー集なので、本編を少しでも読んでいない人には、ちんぷんかんぷんだろう。

    キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード(忍野忍)が吸血鬼となった誕生譚、阿良々木暦の妹火憐の冒険譚他一遍。

    最終話のみ小説としてそれなりの体裁を持っているが、読み解くには相当の読解力を要する。

    前2篇は楽屋受けの域を出ない、といったら言い過ぎか。

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    2016年09月29日
  • 愚物語

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    ここからは外伝的な構成になるのかな?
    暦は出てこないので、活躍を期待していた人は残念かも。
    怪異が出てこない話もあり、シリーズとしては新鮮な感じがしますね。
    次巻は誰にスポットが当たるか楽しみ。

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    2016年09月10日
  • 続・終物語

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    拾遺。
    前半ある程度までの読みづらさよ。(^^;
    全体的に懐かしい感じがする話でしたね。
    もう一度会いたいキャラクターがそのままではないまでも、出てくる感じ。
    暦自身の事件って久しぶりなんじゃないかな。
    老倉のしあわせな様子が読めて嬉しかったです。(^^

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    2016年09月10日
  • 終物語 (下)

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    本編最終話。
    オープニングからのシークエンスでもう満足。(^^;
    これまた最初からうるっときた感じです。(^^;
    すべての謎が解ける、ということでもありませんが、登場人物それぞれについて一定の結論が出たという感じ。
    西尾にしてはしあわせな話だったと言っても良いでしょう。
    残った謎とかあれこれは、次があるようなのでそちらに期待を。

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    2016年09月10日
  • 終物語 (中)

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    挿話的な。
    忍エピソードのまとめみたいな話でしたね。
    過去の話はあまり明るくならないのがお約束ですが、この話も最後はちょっとうるっとくる感じ。
    忍の性格なら、自然なオチですね。

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    2016年09月10日
  • 終物語 (上)

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    割と早い時期の話。
    扇のいやらしさと、暦の過去のあれこれが描かれています。
    新キャラが出てきますが、これまたこじれていて西尾らしいと言いましょうか。(^^;
    ここに至って、暦の性格のコアがわかる感じです。
    ま、時系列にあれこれある前なので、ここまで老成した感じで良かったのかと思うところもありますが。(^^;

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    2016年09月10日
  • 傾物語

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    夏休みの宿題のためにタイムスリップ。しかしそこはパラレルワールドに!!ドラえもんネタ多いね 二人の絆は強い!

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    2016年09月06日
  • 業物語

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    このOFF SEASONは化物語シリーズの、作者の未練と思える。それにしても、うつくし姫は遊び過ぎ。忍ちゃんのイメージが変わりすぎる。描写もきついし、ユーモアも言葉遊びレベル。結局は、最後の一言の為の内容なんだろうなぁ~森博司パターン(笑)
    火憐のストーリーも忍ちゃんを絡ませながら、最後のページの為となる。委員長編は・・これは肩透かしだなぁ・・どんでん返しが簡単すぎるでしょう(^^;

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    2016年08月14日
  • 業物語

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    童話というには酷な内容から始まり、最後までどうにも救いが無いような話が続いたな。
    会話劇の妙も弱めで、他の作品とは違う感じの面白さがあった。

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    2016年08月07日
  • 掟上今日子の退職願(単行本版)

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    相変わらず今日子さんは魅力的。

    語り手と主人公とのやり取りがどことなく京極夏彦の小説を思わせる。

    トリックはそれほどではないが、トリックが命の小説でもないだろう。

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    2016年08月03日
  • 愚物語

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    物語シリーズで、阿良々木暦以外を主人公にした外伝集。中では、暗くてひねくれたネガティブキャラが躍動する「そだちフィアスコ」が面白かった。余弦、月火、真宵が活躍するお話もロリキャラ総登場がうれしい。

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    2016年07月28日
  • 愚物語

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    全く・・最終編の筈だった終物語すら続編を書いて、ファイナルシーズンの後にオフシーズンですか・・最終とは信じてなかったけど、ここまで露骨とは(笑)ただ、さすがに本編には影響ないようで、今までの登場人物のエピソードってとこ・・これって、いくらでも続けられるのでは(^^;
    ともあれ、阿良々木と戦場ヶ原が登場しないと、やはり物足りない。時間つぶしレベルですね。

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    2016年07月22日