あずみきしのレビュー一覧
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読み手によって捉え方は様々。
ストーリーの主軸が死者ということもあり、人によって異なる死因、死ぬまでの経緯をさかのぼって進んでいくこの作品は、とても深く考えさせられる話ばかりです。
物語は必ず最後にハッピーエンドとは限らない。読む人によって、「グットエンド」、「バットエンド」どちらにもとらえることができる結末の作り方が切なくて、悲しいけれど、死後の世界について考えてみると少し面白いと思わせる作品です。 -
ネタバレ
死役所を読みました
あんまり好きな絵じゃないですけど、読んでいて死んでからも色々悩んだりしていたんだなと思います。不妊治療で人工授精をしている人の話が特に大好きでした。死んでいく命があるってことはそれだけ新しい命が生まれる事だと思いました。妊娠している人にとっては自分の辛さなんて分からないと思いうけれど、不妊治療頑張っている人にそういう言い方は無いと思いました。最後に妊娠している事が分かって良かったと思います。
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死役所で職員にならないように…
まず、死後に手続きする場所を役所にみたてていておもしろいです。職員一人一人にもストーリーがあって共感する人もいればそうでない人もいて。事情があってもやっぱり人を殺してはいけないです。死者の生前のストーリーを大体一話完結で展開していきますが、本当に現実に起こりそうな話ばかりでショックを受けます。主人公の過去を追っていくのもドキドキします。
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心抉る生死観 重いのについつい
シンプルな絵、すっきりとした構成で読みやすのだけれど、各エピソードによって読後感の格差が大きいです。命を懸けて助けた相手がクズだったりすると、やるせない気持ちになります。逆にハートフルな結末になると、ほっとします。相手に制裁を与えるような展開の場合、スカっとした気持ちに一瞬なるものの、でもな…という思いも浮かんできます。結局、生きているだけで儲けものという言葉がしみじみと響いてくる作品です。
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ちょっと辛いけど先が気になる
死んだ人たちが死後に手続きするお役所のお話。
この漫画の内容を全く知らずに1話を読んでみた時は正直びっくりしました。私はどちらかと言うと怖がりなので軽めの怖い描写にもビクッとしてしまいますが、この人この先どうなるんだろうとか想像できない世界が気になり読み続けてしまいます。 -
実際にこんな世界があったら
死役所は此岸と彼岸の境界に存在していて、天国と地獄のどちらへ行くか決める所です。自殺、事故死、虐待死、死刑と死者はさまざまですが、亡くなった時のままの姿で現れるので少しグロイです。考え方が理不尽でイラつく場面も多く、やるせない気持ちになりました。総合案内のシ村の過去も謎なので気になります。
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ネタバレ
死後に通過しなければならない
とても興味深い内容です。私には想像もつかなかった死後のやりとりで面白いです。時には笑い、時には感動する話があります。最初は1話毎に亡くなる人が代わっていくので淡々と話が進み読みやすいです。しかし後になるとしむらさんの過去の話について何話も続き、前話を読み返さないと話が思い出せない所もあります。
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いろいろな人間と人生
死者が登場人物で、死後の世界に訪れる死役所を舞台にした漫画です。オムニバス形式で、毎回死に関連するエピソードが出てきますので、ダークでヘビーな内容になっていることもあります。少し残虐性があり、ゾクっとするような描写もありますが、世にも奇妙な物語が好きな人にはウケそうな漫画だなと思いました。
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真実を知った時に悲しくなります
ホラー漫画なのかとドキドキしながら読みましたが、そんなことはありませんでした。ただ、血が出たり身体が欠損していたりと所々グロいので、そのような表現が苦手な人には向いていません。内容はオムニバス形式となり、死んだ後現実世界はどうなっているのかが出てきます。基本的に悲しい内容ばかりでたまに良かったと思える話もあります。
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読みやすく面白かった短編漫画
知人から貰って暇潰しに読んでみたのですが、一言で言うと楽しかったです。短編の内容になっていてスラスラ読めたり、キャラクターなどの描き方も含めて満足して読むことができました。死役所という一見怖そうなタイトルになっていますが、怖いことなく誰もが読みやすい短編漫画になっていて楽しい良い作品でしたね。
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ネタバレ
死役所レギュラーメンバーの過去
ヒューマンドラマが好きなのでこの漫画は好みです。死んだ人の生前のエピソードが紹介されるのですが、それぞれに「落ち」があります。死役所という題名から想像するようなエグいエピソードはそんなにないような気がします。話が進むにつれレギュラーメンバーの過去が明らかになる展開も興味をそそられます。
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死役所から感じとれるもの
人間が死んだ後に最初に訪れる場所、それが死役所です。死んだ時の姿のまま訪れ、生前の行いを元に成仏できるのか、暗黒の冥土を彷徨うことになるのかが決められます。死因も左右され、一度決められた決定は覆すことができず、死後の世界でな様々な人間関係が描かれています。「生き方」そして「人間のもつ根本的なもの」が学べるストーリーとなっています。
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ネタバレ
死の役所があるなら死んでも安心
ダークそうな漫画だなと思って気になったので試し読みをした所、今までに無い死後の設定ですぐに世界観に引き込まれました。絵は決してとても上手とは言えないけれど、どこかリアルさあってとても味があるのですが唯一感情が読み取れない死役所の案内係である主人公のシムラさん。主人公なのに感情が読めない…面白い。私も死んでしまったらすぐに天国か地獄か、ではなくまず死役所で手続きをしないといけないのかななんて想像する事が出来てとても面白かったです。続きがどんどん気になりました。
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ネタバレ
死を手続きする場所が役所
死んでから行く場所が役所であり、申請書を書いたり、死んだ理由を書いたりします。書類手続きがもれると成仏もできないという新しい設定で楽しめました。主人公はいじめられて自殺したものの、家族からは心配されないのではないかと想像していたけど、いじめっこが父に殺されて死役所に来たことで自分が愛されていたことを知るという、最後には心があたたかくなりました。