岡野玲子のレビュー一覧

  • 陰陽師 2巻

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    菅原道真の怨霊を道真が作った詩を詠むことで鎮めるシーンが凄い。
    「悪霊に対するのに必要なことは恐れでも敬いでもなくて理解」むむ、素晴らしい。これはでも、悪霊に対することだけでなくて生身の人間にも言えることなのではないか…?
    式神を操る晴明に翻弄され腹を立てる博雅が面白い。それと道真の詩の解釈を晴明から聞いてボロ泣きするところもいい。クールな晴明とホットな博雅、この2人が好き。

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    2020年01月26日
  • 陰陽師 1巻

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    陰陽師、安倍晴明について知りたくて読み始めました。玄象という琵琶の話、ベベン…ベオン…という琵琶の音が脳内に再生されておどろおどろしい雰囲気が満ちてて凄かったです。そんな中でぜんぜん動じない晴明様さすが!一方、ころっと相手の思う壷にハマる源博雅は対照的で面白いです。良いコンビですね。
    闇が闇として残っていた時代…華やかな王朝文化の影に鬼神、妖魔、怨霊が蠢く平安京。岡野玲子さんの絵柄が怪しげで雅やかな当時の雰囲気が伝わってきてぞくっとしつつぐいぐい引き込まれます。原作者の夢枕獏さんも絶賛してますね。

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    2020年01月25日
  • 陰陽師 10巻

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    関係性

    晴明と保憲の関係、晴明と真葛との関係、晴明と博雅との関係。いくつもの関係性が複雑に絡み合っている。ただ現代語が多い。

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    2019年11月26日
  • 陰陽師 9巻

    購入済み

    内裏が焼けること自体が浄化であり必然だったともいえるとは…博雅が炎の中から必死で楽書や楽器を救おうとする様に色々感じるものがある

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    2019年11月26日
  • 陰陽師 8巻

    購入済み

    雨乞いの為、晴明と博雅が若狭から吉野までめぐる。水の流れ、宇宙の氣、生命の転化。壮大な旅の果てには魂の浄化。

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    2019年11月26日
  • 陰陽師 7巻

    購入済み

    歌合

    視覚的に見るとまた面白い。漫画の良さだなあと思う。文章で読んだだけではわからなかった洲浜とか納得できる感じになっている。

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    2019年11月26日
  • 陰陽師 6巻

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    陰陽道

    陰陽道に関する解説が書かれているのだが、なかなか頭が付いていかないのが大変。何となく理解しても進んでいけるけど

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    2019年11月26日
  • 陰陽師 5巻

    購入済み

    博雅の楽狂いがよくわかる…。藤原兼家と兼定兄弟絡みの「狂言」に巻き込まれた晴明。「この身は常にニュートラルに 可でもなく不可でもなければ たとえ周りでどのような事象が起ころうとも この身は風のように自由でいられる」博雅の楽はさぞかし美しく、晴明は自然なままで面白い。

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    2019年11月26日
  • 陰陽師 4巻

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    まさひろ

    ただ気持ちの赴くままに笛を吹いているだけなのに、博雅が通るだけで人々は足を止め、涙を流し、殺意すら無くしてしまう。すごい才能

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    2019年11月26日
  • 陰陽師 1巻

    購入済み

    おもしろい

    小説の漫画化・映画化ってあんまり見たいと思えなかったけど、評判がいいから買ってみた。自分のイメージとその作品を読んだ誰かのイメージが一体化しているってすごい漫画家さんなんだと思う。

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    2019年11月26日
  • 陰陽師 13巻

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    やっと電子版で再読完了し、岡野氏の解釈はともかく、自分なりの解釈が落ち着いた。電子版は腕の負荷と見開きの読みづらさが解消され、物語をきちんと読める。

    オムニバスで原作を続けるか、原作から逸脱してストーリーが終わるように展開するか、後者を選択して描き切った岡野氏と編集者、連載を完了させた出版社に拍手したい。

    数字の部分も五行の部分も、ただの文字遊びなので考える必要はないと割り切れば乗り越えられる。

    私にとって、問題は晴明と博雅の関係だった。
    原作は短編のオムニバスなので、関係の描写が深くなる必要がない、却って漫画は難しかっただろうと思う。

    その上で、10巻以降で原作から離れて描かれてきた

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    2018年11月24日
  • 陰陽師 1巻

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    ネタバレ

    美しい。優美さとおどろおどろしさとが同居する、独特の世界観。この陰陽師は岡野先生にしか描けませんね。飄々とした晴明がにくらしいほど魅力的です。

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    2016年10月27日
  • 陰陽師 玉手匣 6巻

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    大江山の鬼退治のお話が、、、またスケールの大きなことになったものよ。
    大地と地球と古代と丹波と。もう何が何やら、どこに向かっていくの!?

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    2016年10月02日
  • 陰陽師 玉手匣 4巻

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    腐女子、マキモノ説全開(笑)
    そして、振られてガーンってなってる博正が、なんともかわいらしいです。

    うーん。このお話で、晴明を歴史から消してしまうつもりなんでしょうか。
    玉手匣全体の構成というのは、あるのかなぁ。

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    2015年06月28日
  • 陰陽師 玉手匣 4巻

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    またまた、不思議な世界が展開してきましたよ。
    晴明さまはどこへ行ってしまうのか、そして博雅も・・・。
    晴明を退治してしまうのか?頼光一行。でも、それぞれのキャラも何やら楽しいけど・・・。
    若子さま、大丈夫、パパ似のイケメンになるから!期待してるわ!

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    2014年08月19日
  • 陰陽師 13巻

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    作者自身は、めちゃくちゃ明確なものを、めちゃくちゃ明確なビジョンで描いているにもかかわらず、読者には幾通りもの解釈の仕方がある。
    わたしの好きな「名作」は、そんなのが多い気がします。

    例えば、マンガでは、永井豪の「デビルマン」。例えば、映画では、アナ・トレント主演の映画「ミツバチのささやき」。
    小説では、なんだろう?最近読んだ、パウロ・コエーリョの「アルケミスト」がそうかもしれない。
    みごとなぐらい、語る人、語る人によって、物語の解釈がかわっていく物語というのがあります。

    そして、この岡野版「陰陽師」も、そんな物語の1つなのかも。

    多分、岡野玲子自身は、説明するのさえめんどくさいぐらい明

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    2014年08月18日
  • 陰陽師 7巻

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    天徳4年(960年)の内裏歌合せを舞台にそれを台無しにしようとする菅原道真さんとそれを阻止しようとする晴明サイドとのかけひきのお話。
    このお話はよくまとまっていて、なかなか奥深く読ませてもらいました。
    道真さんが良いキャラクターだよね。

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    2014年08月12日
  • 陰陽師 5巻

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    絵やデッサンはめちゃくちゃうまいんだし、平安ちっくな雰囲気もあるし、ずっとこの巻に収録されていた『博雅朝臣 宣耀殿の御遊にて背より玄象の離れなくなること』みたいな物語を描いていてくれたら良かったのになぁ…。

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    2014年08月11日
  • 陰陽師 2巻

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    平安京の区画にこめられた意味など、けっこうマニアにはたまらない話だけど、ちょっと難しいかな…。
    大陸から渡ってきて日本独自に進化した陰陽道について学んでみたくなった1冊。

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    2014年07月12日
  • 陰陽師 1巻

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    岡野さんの絵が物語にものすごく合っている。
    巻末の資料がけっこう使えそう。
    平安時代は不思議な世界だなぁ…。

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    2014年07月12日