岡野玲子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今まで、岡野玲子の「陰陽師」のレビューって、書いたことなかったんですねぇ。
なんか、意外だ。
でも、いろんな解釈があるから、下手なことを書くと、バカにされそうだという緊張感がただよいますねぇ(笑)
まあ、わたしは、いつも、「自分勝手解釈読み」ですから……。
えーと、昔、まだ実家にすんでいた頃、夜中にマンガを読んでいて、隣の部屋にいる妹にまでクスクス笑いが聞こえたそうな。
「何読んでたの?」
と聞かれて、その時読んでたのが、岡野「陰陽師」と「ガラスの仮面」だったという。
「ガラスの仮面」は、単純に、月影先生が笑うと、自然にわたしも笑いたくなってくるという……。みなさんは、そんなことない -
Posted by ブクログ
ネタバレ発売日に買いに走りました!
13巻で終わりかと思っていたのだが、続編を書き始められたようす。
この方の作品は、細切れで読んでもおもしろさが半減するので、まとめて読む。
眠りについていた晴明が目覚める。ある説話と、琵琶牧馬をめぐってお話しが動きはじめる。ある説話は、どこかで読んだことがある、と思ったら『今昔物語』「巻第二十九 第三 不被知人女盗人語」だということを、検索して教えてもらいました。
また、真葛の子、若子という晴明の息子が狂言回しとして出てきて京をかけまわってくれる。空海の亡霊ともあったりして。面白い。
遊び心満載の1冊。
最後の東日本大震災に対する、作者の言葉が心にしみた。