岡野玲子のレビュー一覧

  • 陰陽師 11巻
    感じることの大切さ。目に見えるものがすべてではない。
    善と悪に境界はいらず、万物はひとつの理に成り立つ。
    救い救われる。
  • 陰陽師 1巻
    原作も漫画も好き。
    漫画は原作の雰囲気を最大限生かしていると思う。
    絵だから分かりやすい、というところもある。
    でも原作の持つあの淫靡で隠微な様も好き。
  • 陰陽師 10巻
    原作も大好きなんだけど、岡野玲子の清明はもの凄くエエです
    描写が美しくもあり幽玄でもあり怖くもあり
  • 陰陽師 10巻
    連載時の清明が舞を舞う回で、それまで編み上げたいくつもの旋律が織り合わさって、交響楽曲を聴いているかのような不思議な高揚感にみまわれた。パズルのピースがことごとく嵌っていくような。一度完成した絵から、また別のピースがコロンと落ちたかのような巻末頁の構図に、何度見ても戦慄を覚える。
    この巻を読むだけで...続きを読む
  • 陰陽師 13巻
    こんなにも空気の密度の描写に長けた作品に出逢えたことが嬉しい。少し理解できるけれど、やはりその源までは辿り着けないです、まだ今のあたしには。
  • 陰陽師 1巻
    1巻から12巻まで持っています。
    哲学的な内容をよくここまで漫画にしたなぁ、と関心します。岡野さんの絵がとても美しく、絵を見ているだけでも素敵な作品です。
  • 陰陽師 1巻
    ガッコの先生に借りたらすんごい面白くて当時の事情から親に頼んで買ってもらった記憶。
    原作通りの話が多いんですが特に後半独自の世界になっていったように思う。
    それがまたハマる…
    基本博雅が好きですが菅公もひそかに好き。
    真葛もとにかくかわいい(晴明は…)。
  • 陰陽師 5巻
    めた面白いですよ!
    是非読んで欲しい。
    あたしは基から平安時代とかに興味があったから余計だと思うけど。。。
    とにかく面白い。
    清明はいい男だし藁
    細かい清明の一つ一つの動作に「雅」が感じられてそこに感動していました。
    清明の言っている事が難しいけど、絵とかすごく綺麗です。
  • 陰陽師 13巻
    8巻から急激におもしろくなりますよね。それまでは単なる妖怪漫画的なんですが、8巻くらいから、現実と向こうを行ったり来たりできるい空間を作っていて、すごいです!!でも読んで全くおもしろくない人と、とてもおもしろい人に分かれるかもしれません・・・。
  • 陰陽師 11巻
    夢枕獏原作・マンガの清明は原作とまた違った俗物っぽく飄々とした感じで、原作とは違う安陪清明が楽しめます♪
  • 陰陽師 11巻
    原作があるまんがでここまでまんがとして堪能できた本はありません。原作と共通しつつ違った晴明像、魔術師たる男の生き様がほろほろと桜が散るごとく美しい。
  • 陰陽師 玉手匣 1巻
    陰陽師の新刊を読んだ勢いで、本棚から引っ張り出してきた。
    岡野玲子さんの世界、なかなか飲み込みにくいけど、やっぱり素敵。
    処分してなかった私って偉い!
  • 陰陽師 4巻
    「蟇」と「白比丘尼」の2話収録。

    相変わらず博雅がいい人。

    白比丘尼は、不老不死になってしまった女性のお話。
    終わりがあると思うと、終わりのないものに憧れ、
    終わりがないと思うと、終わりのあるものに憧れる。

    人はだいたいないものねだりなのか。
  • 陰陽師 13巻
    安倍晴明没後1001年に『陰陽師』13巻完結。すごく分厚いです。古代エジプト時代と平安時代、シルクロードの西の端と東の端を結ぶ時空を超越した一大スペクタクルという感じでしたが細かく理解するには頭がついていけませんでした。が、とにかく大団円ということはわかりました。夢枕獏さんの原作は未読なんですが、1...続きを読む
  • 陰陽師 10巻
    『天文博士 賀茂保憲 冷泉院遷御に於いて 反閇をつとめること』『安倍晴明 建礼門の前にて 安摩を舞ふこと』本がかなり分厚くなり、内容も馴染みのない言葉が多く、精神世界のような次元を超越した話しになって、読み進めるのに時間がかかりましたが、面白かったです。天と地を結びつけるスケールの大きい安摩の舞のシ...続きを読む
  • 陰陽師 1巻

    後半は難しい

    前半は原作に沿った流れなのでわかりやすいが、後半になると宗教観というか精神的な話が多くなるので難解で読むのが辛い。でも雰囲気がステキなのだけども。何回も読み直すとわかるのかもしれない
  • 陰陽師 9巻
    『瓜仙人』『源博雅 思はぬ露見のこと』『内裏 炎上ス』の3編。方士(妖術使い)の丹蟲という翁さんはちょっとキモチわるかったけど、管狐はかわいかった。扉絵で晴明と真葛がいい感じに描かれていたのでそういう仲になるのか!?と気になって読み進めたけど、まさかの手順間違い。杯の二、とはカップの2、つまりタロッ...続きを読む
  • 陰陽師 4巻
    『蟇』と『白比丘尼』の2つの話。
    応天門の変について学ぶことが出来ました。(ググりつつ読みました)謎の多い応天門炎上事件の真相に迫る晴明と博雅。タイムスリップもののような不思議な感覚で面白かったです。
    不老不死の悲しみを描く白比丘尼。丹生都比売神社にまつわる話。
    真っ白な雪の中に佇む晴明のラストシー...続きを読む
  • 陰陽師 3巻
    『黒川主』と『鬼やらい』の2つの話。黒川主のほうは描写が怪しく艶めかしくて圧倒されました。黒川主のことも賀茂忠輔のことも責めない。やるべきことをしたまで、誰も悪くないと言う晴明の姿を見て、しみじみと「おまえは優しい男なのだな」と博雅が言うところがいいですね。鬼やらいのほうはおどろおどろしい鬼達が出て...続きを読む
  • 陰陽師 2巻
    菅原道真の怨霊を道真が作った詩を詠むことで鎮めるシーンが凄い。
    「悪霊に対するのに必要なことは恐れでも敬いでもなくて理解」むむ、素晴らしい。これはでも、悪霊に対することだけでなくて生身の人間にも言えることなのではないか…?
    式神を操る晴明に翻弄され腹を立てる博雅が面白い。それと道真の詩の解釈を晴明か...続きを読む