蒼月海里のレビュー一覧

  • 幻想古書店で珈琲を 賢者たちの秘密

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    この方のシリーズでは今のところこれが一番好き。新約聖書は高校のときになぜか配られたけど、読み始めて数分で眠れる魔法の読み物だったなと思いだした。

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    2019年03月05日
  • 幻想古書店で珈琲を

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    ネタバレ

    このレーベルってライトノベルのレーベルだっけ??
    初めからそのつもりで読んでいたらよかったけど、「ラノベ今から読むぞ~脳」じゃない状態で読んだので最初はちょっとしんどかった。あと、主人公が亜門と話すときのそつのなさすぎ具合がちょっと違和感。
    てか、シリーズ7冊も出てんの!?1冊目の終わり方で割と満足でしたよ。
    続き読むかは微妙…

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    2019年02月26日
  • 夜と会う。II―喫茶店の僕と孤独の森の魔獣―(新潮文庫nex)

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    具体的な内容はいまいち入って来なくてその場その場では寄り添えるもののただ登場人物たちと夜の世界が織り成す静かで金属質な森のような雰囲気だけを一心に楽しむように読んでしまった。隙は感じなかったけれど、癖のある頼人と彼を慕う魔獣青年の絆はむず痒い。モチーフや澪音の博識さ等、徹底した中二病的世界なのかな。

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    2018年10月14日
  • 夜と会う。―放課後の僕と廃墟の死神―(新潮文庫nex)

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    親に抑圧される儘な高二の根暗イケメン的澪音が夜毎夜の世界に取り込まれ人のトラウマが具現化した異形を陽気な喫茶店のマスターらと退治する。出し抜けに表れる作風の若い隙はちょっと目眩がするようだけれどひんやりした静謐に満ちた空気が心地好い。澪音の美味しい顔を目指して料理を振る舞うマスターのおまけが楽しい。

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    2018年10月13日
  • 幻想古書店で珈琲を

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    大好きな街、本好きの聖地、神保町が舞台。
    文体は非常に読みやすく、ページ数も多くないので、さらさらと読めました。

    職を失ってしまった青年・司が、神保町で不思議な古書店『止まり木』を経営する店主・亜門と出会い、そこで働くと言う話です。

    本を読むときには、お供に甘味と飲み物が欲しいタイプの人には、ぜひおすすめします。
    読書と喫茶って親和性高いですよね。

    作中出てくる古書店『止まり木』は、喫茶店も兼ねた古書店であり、作中にもちょくちょく、色んな種類の珈琲や、ケーキなどの甘味が出てきます。
    ぎっしりと詰まった高い本棚に囲まれ、一杯の薫り高い珈琲を味わう…。うわぁ、本当にこんな古書店あるなら超行き

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    2018年09月18日
  • 幽落町おばけ駄菓子屋 たそがれの紙芝居屋さん

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    空きが深まってきたころ、紙芝居屋さんという
    見かけないものをやっている人物を発見した。

    久しぶりに会った、故郷での知り合い。
    都会に出てくると、見知らぬ土地、知らない人で
    色々と気疲れしてきます。
    そんな時、ふっと戻りたいやら帰りたいやら思います。
    が、そこにじっとしていられないのが普通です。
    進まないと、いつか後悔するかも知れません。
    後悔しない! と言い切れるならお好きに、ですが。

    再登場、の生き肝探しのお兄さん。
    妖怪の、スーパーに行けば買えるし、という言葉に
    ものすごく今な感じがします。
    リスクを負わずして手に入ってよかった~な感じが。
    何故肝を取っていたのか、が分かる今回。
    そこ

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    2018年05月24日
  • 幽落町おばけ駄菓子屋

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    大学生になり、一人暮らしを始める事になった主人公。
    しかし住む所は、思っていた場所と違う所で。

    よくある小さな文字詐欺、のような気もしますが
    都会に突如として出てきた人としては
    これぐらいの方がいいかも知れません。
    防犯面が微妙な気はしますが…。

    連続短編で、3つ分の事件。
    最後の一つ以外は、一緒に大家さんが動いてくれます。
    駄菓子屋を営んでいるせいか、甘いもの好き大家さん。
    それに心底心酔している、似非不動産屋さん。
    ちょこちょこ出てくる『けがれ』がどういうものなのか
    そして最後の話で、その溜まった穢れを
    どうしているのか、が分かります。
    そんな事だとうと思っていた、な大家さんの正体も。

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    2018年05月16日
  • もしもパワハラ上司がドラゴンにさらわれたら

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    ネタバレ

    ゲーム会社で働く我妻は、パワハラ上司の小瀬村によって酷使され、職場から帰れない生活を送っていた。限界を迎えたその時、突如ドラゴンが現れ、小瀬村をさらっていった。驚きとともに解放されたことへの喜びを噛み締めていた彼らであったが、そこに社長が現れ、仕事を続けるよう命令する。仕事から解放されたい我妻は、小瀬村を探しに行くことを口実に職場から立ち去る。
    新宿で小瀬村を探していた我妻に巨大なスライムが襲いかかってきた。ロシア人騎士ニコライに助けられて九死に一生を得た我妻は、魔物たちが人間の心によって生み出されていることを知る。すなわち、己を殺して三歩下がることを美徳とし、横一列になることを良しとするスト

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    2018年04月22日
  • 幻想古書店で珈琲を

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    話の設定は嫌いじゃなかったのですが、キャラ設定やたまに言葉のチョイスが馴染めず…いや、全然違うんですけども、なぜか、どこか、BL臭がするというか…
    最初諦めそうになりましたが、読んで損はなかったのかなと。

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    2018年04月16日
  • 幽落町おばけ駄菓子屋

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    騙されて妖の住む町に下宿する事になった青年が、駄菓子屋の店主と共に迷える死者たちを救うお話。

    非常にライトなミステリー仕立てなのだけど、まあそれは味付け程度でいわば人情話であり、そう言う意味ではよくできている。
    ただ、対象が死者だというのが、ちょっと引っかかった。
    だって、常世にいく死者たちにお幸せにって言ってもなあ。
    それなら、生きている間に救ってやれよと。
    物語の設定上仕方ないのだけど、それだけに逆にそれが設定ミスだと感じてしまう。

    それから折角いろんな妖がいるのだから、もっとそれを活かした話があってもよかったと思う。

    それにしても『ホラー文庫』て初めて知った。
    いや、ほとんどホラー

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    2018年02月17日
  • 夜と会う。―放課後の僕と廃墟の死神―(新潮文庫nex)

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    人の心が惑わせた時に生まれる「夜」。それを退治する喫茶店のマスターの小野寺。それを手伝うことになった澪音と謎の人物イザヨイ。
    正直オチは分かりやすくストーリーとしてもありがち。文章はテンポ良く読みやすかった。

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    2018年02月03日
  • 幻想古書店で珈琲を

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    会社が倒産し、突如無職に。
    資格の本を、と思ってよった本屋には友人と
    不思議な空間が存在していた。

    連続短編で、果たして店主の正体は?! ですが
    場所が場所なだけに、珈琲と本の話がすごい。
    うっかり飲みながら読みたい、と思ってしまう状態です。
    1冊で2度美味しい、という状態ですが
    彼の人生本の『白紙』も気になります。

    しかし本屋で再開した友人は、よくも信じたものです。
    主人公の人柄の問題なのか、友人の心の広さなのか。

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    2018年01月31日
  • 幻想古書店で珈琲を

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    ちょっと不自然なBL感があり、主人公の感情の変化が突然だったけれど、軽いファンタジーと現代モノの間の読み物としては楽しめた。
    表紙の絵がとても綺麗で、初めてイラストレーターさんをググりました。

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    2017年12月25日
  • 地底アパート入居者募集中!

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    キャラクターが個性的
    多分主人公の一葉もゲーオタっていう強い個性があるんだけど周りの人の個性で完全に潰されてる感がある

    今のところ大家のメフィストフェレスがなぜこのアパートを建てたのかざっくりとした説明はあったけどそれ以外が謎のまま。

    マキシと一葉の友情がほほえましい

    読み進めていくと表紙の一葉がどんどんオタク臭半端無い子に見えてくるし鶏みたいなの恐竜だったんだってなるし・・面白い。
    メフィストさんの髪からカラスが出てきたみたいでちょっと綺麗。

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    2021年12月30日
  • 地底アパートの迷惑な来客

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    そうか、コバルトはこの雑貨屋に来ていたのか。
    面白かったけどモヤモヤが残る巻
    一葉は相変わらずのゲーム中毒
    むしろ巧妙化していて呆れるばかり
    街で大暴れする恐竜たちに逃げ惑いながらもやっぱり写真を撮ろうとする人達が多数いるあたりになんともいえない気持ちになる。

    トリケラトプスの角に引っ提げられる同期生を写真に納める一葉君とか・・・もうなんだかなって思った。

    あと色んなゲームやっている割にはマンドラゴラ知らない一葉君にツッコミを入れたい

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    2021年12月30日
  • 幽落町おばけ駄菓子屋 星月夜の彼岸花

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    いよいよクライマックス、と書かれていたので、もうすぐ終わるのかだろうか。相変わらずゆったりふんわりした空気感でクライマックスなのかがよく分からない。
    2017/5/16

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    2017年05月16日
  • 幻想古書店で珈琲を 賢者たちの秘密

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    あしながおじさんって今読んだら印象違うかも。本に関する部分は興味深いけど、やっぱり司と亜門の関係性が違和感ある。人によっては悪魔・天使関係でキャラ萌えだったりするのかな?続きは読まなくてもいいかな。

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    2017年04月14日
  • 幻想古書店で珈琲を 青薔薇の庭園へ

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    司が「私」を使うのが違和感。「僕」のほうがしっくりくるんだけど…。お茶会のゲストは引っ張りすぎでしょう。

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    2017年03月11日
  • 幽落町おばけ駄菓子屋

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    有楽町と勘違いしてあやかしが住む幽落町に住むことになった大学生が、成仏できない幽霊を助ける話。知ってる駄菓子が出てくると楽しい。

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    2016年10月27日
  • 幽落町おばけ駄菓子屋

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    中学生ウケはいいのだろうけど、これをわざわざ文章で読むメリットがわからない。アニメ化さえすれば、別に小説を手に取る必要性なくない?そう思ってしまうぐらい、文章が味気ないのが気になった。

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    2016年10月18日