あらすじ
大学生になって二回目の夏休みを持て余していた御城彼方(みじょうかなた)は、水脈(みお)や真夜(まや)と一緒に湘南の海に出かける。しかし、水脈の目的は忍に会う事であった。江の島で忍や共にいた朱詩と合流した水脈たちは、江の島の岩屋に祀られる五頭龍を訪ねる船の中で「海坊主」の噂を耳にする。実際、岩屋に祀られた五頭龍も連続する水難事故を憂いており、一行は何とかしてほしいと頼まれる。彼方の将来に対する不安や希望、忍と意外な友情で結ばれている都築とその生い立ち等、主要キャラクターたちの変化がみられる、大人気シリーズ第8巻! 巻末には、キャラクターや水無月堂の設定資料を特別収録!
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Posted by ブクログ
シリーズ8作目。「りゅうのすみか」江の島へ。海のアヤカシ再び。間違いなく都築さんに嫌な顔されると思う。「なつかしいばしょ」久々の刑事さん。どれほど情状酌量の余地があっても、被害者をいなかったことにはできないものね……。「おわりのはなし」都築兄弟の問題決着。いつの間にやら彼方の成長著しく、見事な連携プレーを披露。苦しみから解放されてよかった。「みちのさき」狸兄弟の名前と名付け親が判明。後味よい締め。
Posted by ブクログ
都築さん好きとしては嬉しい巻
呪いの原因はずっと都築家に憑いて回っていたのね・・
でもそれは呪いたいからじゃなくて助けて欲しかったから。
彼方君が凄く重要な仕事した感ある。
隼人君も人に戻れて良かった・・最終巻までに隼人君のビジュアルもお願いします。
決着を付けた都築さんは忍さんと一緒に放浪の旅に。
進路に迷う彼方君はどうするのか。
幽落町に残るっていう選択は・・ないよねえ・・。
そして彼方君が神保町の古本屋で出会った紳士というのはアモンさんのことかな!?コラボ嬉しい
Posted by ブクログ
今回は江の島も出てきます。
最近の江の島は行っていないな。本を読んで行ってみたくなりました。
話はとうとうクライマックスというか終わりに向かって、話がまとまってきています。
「おわりのはなし」とかあるけれど、これで最後じゃないよね。彼方君もまだ幽落町にいられるんだし。
次の本が出ているので、読まないと。
巻末の設定資料も興味深いです。自分の想像と同じ部分もあれば違っていた部分もあり。違いを見つけて楽しめます。