本川達雄のレビュー一覧

  • 生きものとは何か ──世界と自分を知るための生物学

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    帯には「生物学入門の決定版!」とある。ちくまプリマー新書である。油断していた。ちょっとこれはいつもと違うぞ。なんだか哲学っぽい。そうこうしているうちにアリストテレスが出てくる。並行して「天然知能」を読んでいる。どちらで読んだのかが分からなくなってくる。そして一気に5章で小学生向け。これはいいと思っていたら、またそのあとは専門的になっていく。数式も出てくる。数式にはそれほど抵抗はないが、やはり難しいのは難しい。時間の速さはエネルギーの消費量に比例する。近現代、大量のエネルギーを消費することで、一定の物理的時間の中に、大量の生物的時間を食い込ませてきた。太古の昔、ながらくは、時間はゆるやかに流れて

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    2019年03月18日
  • ウニはすごい バッタもすごい デザインの生物学

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    ウニとバッタがどうつながるのか?
    読む前は、なっちゅうタイトル?って思ったけど、
    体の作りから、進化をからめて、内容の濃い面白い本だった。
    専門知識がなくても気軽に読める。

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    2018年09月30日
  • ウニはすごい バッタもすごい デザインの生物学

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    その昔読んだ「ゾウの時間 ネズミの時間」の著者が出した本がまた話題だっていうので読んでみた。
    我々哺乳類が一番だと思っていたけれど、いきものみんなそれぞれの環境で生きていくように形も大きさも違うんだなぁと改めて認識。
    五角形っていうか五芒星の形の最強性にも驚いた。

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    2017年10月30日
  • 絵とき ゾウの時間とネズミの時間

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    体の大きさが違うと、食べる量はどう変わるかという質問から始まる。
    読みながら、世界に色々な生きものがいるのは、命にとって必要なことなんだと感じ取れる絵本。
    大切なのは命が存在していること。

    どの生きものでも生まれてから寿命で死ぬまでに心臓が脈打つ回数は15億回。

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    2017年10月30日
  • ウニはすごい バッタもすごい デザインの生物学

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    生物学ってこんなに面白かったんですね。実際地道な研究だらけなんでしょうけど、楽しそうだなと思いました。

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    2017年08月11日
  • ウニはすごい バッタもすごい デザインの生物学

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    生物(どちらかというとマイナーな種類)の仕組みの巧妙さを解き明かした本。
    昆虫は軽くて硬いクチクラの発生が肝で、これで飛べるようになったし、水分を保持できるようになった。また変態は幼生時はふんだんにある葉を長期間にわたり食すことであまり動かず大きくなり、より効率的な蜜や花粉は、その短いピークに合わせて成虫となって翅を持って飛び回り摂取し、交尾を行い次の世代を生む。翅もその起源は不明だが、トンボのような筋肉を使って飛ぶものと蜂のようなクチクラの外骨格を振動させて細かく翅を動かすものがあり、後者は筋肉は振動に比べはるかに動かす回数が少ない省エネである。また虫は小さいので揚力が少なくその分羽ばたかな

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    2017年05月03日
  • ウニはすごい バッタもすごい デザインの生物学

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    ネタバレ

    2017/4/15 ジュンク堂書店三宮駅前店にて購入。
    2018/7/2〜7/9

    歌う生物学者として有名な本川先生の本。なんと今回は楽譜まで付いている!
    内容は刺胞動物門、節足動物門、軟体動物門、棘皮動物門、脊索動物門の5つの門を取り上げ、進化と動物の形に注目している。いやいや、面白いなぁ。高校生くらいのときにこういうの読んでいたら、自分の進路も変わっていたかも。

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    2018年07月09日
  • 人間にとって寿命とはなにか

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    生物学者本川達雄さんの本は、示唆に富み、とても面白く、考えさせられる本が多いです。「人間にとって寿命とはなにか」(2016.1)も面白かったです。これまでの著作の集大成のような感じがします。息を1回吸って吐く間に心臓は4回打ち、腸がジワッと1回動く間に心臓は11回打ち、心臓から血液が出てまた戻ってくる間に心臓は80回打つ。これは、ゾウもネズミも私たちもみんな同じ。そして、心臓が15億回打つとみんな死を迎える。心周期(心臓1拍の時間)は、鼠0.1、猫0.3、人1、馬2、象3、鯨9(秒)

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    2017年04月12日
  • 世界平和はナマコとともに

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    実は再読した本。
    とても面白いしためになる。ある種の哲学書と言って良い。ナマコの生態についての話から、生物の時間についての見解に自らの経験をもとにした教育論と、すばらしい展開を見せている良書。
    文章も平易でわかりやすいので一読の価値あり。

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    2014年03月28日
  • 「長生き」が地球を滅ぼす―現代人の時間とエネルギー

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    この20年ばかり本を読み終わって、その内容を忘れない様に「レビュー」と称して、本の中の気になったポイントを書き出す作業をしています。自分の言葉に置き換えないと意味がないという方もいらっしゃいますが、本の内容を着実に描くことで、後から見返して、それに対して自分の意見を持つことができるので、私はこの方法を続けていこうと思っています。
    さて、この本は12年ほど前にレビューを書いたことになっていますが、初めて読んだのは、2005年位だったと記憶しています。本を読んで自分の「人生観」が変わったと思える記憶に残る本です。

    以下は気になったポイントです。

    ・今日の日本が直面している大問題は、すべて時間の

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    2012年03月10日
  • 絵とき ゾウの時間とネズミの時間

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    原著を読んだことはなかったが、取っつきやすいほうがいいので本書から読んでみた。

    小学校中学年むけ、ということもあり非常に親しみやすいように工夫されててわかりやすかった。

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    2011年04月07日
  • サンゴとサンゴ礁のはなし 南の海のふしぎな生態系

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    多くの生物がそこに住み、互いに助け合って生きるサンゴの森。
    エビ、ウニ、ナマコなど、さまざまな種類の生物が密接な協力関係のもとに暮らしている。
    しかし多様性と共生がキー・ワードであったサンゴ礁が、危機に瀕している。
    地球温暖化によって海水温が上昇し、共生を保てなくなったサンゴが死滅しつつあるのだ。
    本書は、生物たちの絶妙な関係を紹介し、海を守るサンゴ礁のこれからを考える「自然の教室」である。

    [ 目次 ]
    1 教えて!サンゴ礁(サンゴに関するQ&A サンゴ礁に関するQ&A)
    2 もっと!サンゴ礁(褐虫藻との共生 褐虫藻をもつさまざまな生物 サンゴの進化 サンゴを棲家とする動物た

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    2011年04月02日
  • 絵とき ゾウの時間とネズミの時間

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    体積や表面積の算出が、ちょっと二年生には難しかったかも。でも、子どもは子どもなりの受け止め方をして、楽しんでいた様子。あべ弘士さんのイラストも美しく、印象的。

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    2011年03月09日
  • 絵とき ゾウの時間とネズミの時間

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    理科の絵本というより、もっと心に響くものがあります。ゾウも人間も犬も猫もネズミも心臓は15億回、それぞれの時間の中で生きている。それぞれ同じ一生。ブランコに揺られている姿が目に焼きつき、いつのまにか涙で見えなくなります。

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    2010年10月30日
  • 絵とき ゾウの時間とネズミの時間

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    体の大きなゾウは、脈をうつ早さもゆっくり。
    逆に体の小さなネズミは、脈を打つ早さも早い。
    不思議なことに、どの生き物も死ぬまでに脈を打った回数が同じだそうだ。
    脈を打つ速度が速ければ、それだけ寿命も短いということになる。
    ということは、よくビックリした時に「寿命が縮まった」と言うけど、
    まんざら嘘でもないようだ。

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    2009年10月04日
  • 絵とき ゾウの時間とネズミの時間

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    科学系絵本。体積とか表面積とか・・・歌う教授として有名な著者が軽快で面白い説明をしている。子供が出来るまで捨てられない本。

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    2009年10月04日
  • サンゴとサンゴ礁のはなし 南の海のふしぎな生態系

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    興味深かったこと
    ・太平洋と大西洋のサンゴの種数の差
     最後の氷河期で大西洋は全体が冷えて多くのサンゴが死滅した一方で、太平洋は大西洋よりも広く、アリューシャン列島やベーリング海峡のおかげで北極から直接冷たい海水が入りにくく、氷河期でも生き残った場所があったことによる。また西太平洋には島が多く浅瀬が多い。

    ・サンゴの種数…世界で1300、琉球列島で400(当時)

    ・褐虫藻は一種類じゃない
     8つのクレードに分かれていて、サンゴに入っているのは主に4クレード。クレードの中でもさらにタイプが分かれる。

    ・サンゴの種によってそれぞれの褐虫藻との相性があったり、同じ群体日があたる部分と当たらない

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    2026年05月28日
  • ウニはすごい バッタもすごい デザインの生物学

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    多様な生き物のからだの仕組みやその進化を辿ることができる面白い本だった。
    動物は一つの場所に留まり流れてくる食べ物を待つものと、自分で動いて食べ物を捉えにいくものに大別されるが、棘皮動物はその間のちょっと動く生物というのが面白かった。
    あたり一面食べ物だらけの中で過ごし、サポニンという毒や、柔らかくも硬くもなる表皮?で身を守り、卓越した再生能力を持つナマコやヒトデたちは、のんびり暮らしているようで最強の生き物なのかもしれない。
    シカクナマコが2つに分裂して増えることができる種だというのも驚きだった。場所や時期によってたくさんいるのはその生殖方法のせいもあるのかな。
    サンゴとナマコの関係も気にな

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    2026年05月06日
  • ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学

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    サイズの大きさ、車輪の有無、エネルギーの効率、動物の動きなど、さまざまな特徴に着目して、動物の本質に迫った生物学の入門書。本書によると、現在発見されている動物で、その70%が昆虫だという。また昆虫のようにサイズが小さいほど、多くの変異を生み出すことができる。

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    2026年02月15日
  • 絵とき ゾウの時間とネズミの時間

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    読んだ時、衝撃を受けた一冊。
    まさか、ゾウとネズミの生きる時間がほぼ同じだったとは。私達は時計の針で時間を見がちですが、心臓の鼓動の数から見れば二匹とも大体同じ15億回。つまり一生の長さは変わらない。時間の捉え方に新たな視点を貰えた本。




    元々、新書で出てた内容を書き下したものなので、科学的な説明が多く、かなり内容が難しいのですが、ガリバーの話から入り、図、絵を多用していて、子どもでも分かるよう配慮されています。
    読んだ時、同じく生まれでてきたのに、一年で枯れてしまう命と百年以上生きる命があるのは不公平だ!ってやたら憤ってた時期だったので、この本、自分にすごく刺さった覚えがあります。

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    2026年02月12日