本川達雄のレビュー一覧
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絵とき ゾウの時間とネズミの時間
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絵とき 生きものは円柱形
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絵とき ゾウの時間とネズミの時間
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Posted by ブクログ
◆ナマコの特徴
目もなく、耳も鼻も舌もない、心臓もない、脳もない。
皮は、硬さが自由に変わる。
◆ヒトの時間
・人間の心臓 1秒間に約1回。
・ネズミの心臓 1秒間に10回。
・ゾウの心臓 3秒間で1回。
一拍の時間は体重の4分の一乗に比例する。
子を宿してから産むまで
ネズミ⇒20日 ゾウ⇒600日。
どちらも2300万回、親の心臓が打つと産まれ出る。
そして15億回心臓が打つと皆、死を迎える。
懐胎期間も成獣に達する時間も寿命も、みな体重の4分の一乗に比例する。
ネズミもゾウも15億回心臓を打つ。ネズミはゾウと同じことをすべて
さっさとやってしまう。生きていくペースが早い、すなわち時間が早く
進む。人間は例外。心臓が15億回打った時点では、まだ40歳そこそこ。
江戸時代以前には寿命はそのくらいだった。
子供の心臓は早い。
心理的な時間の長さは、年齢の逆数に比例する。
70歳では7歳の時に比べて時間が10倍速いと感じる。
たくさんエネルギーを使うほど、時間の速度が早い⇒代謝時間。
老いを老いとして受け止め、若い時とは質的に違うと割り切って、老いを
幸せに生きる。
老いと付き合っていけるのは人間だけ。 -
絵とき ゾウの時間とネズミの時間
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Posted by ブクログ
ネタバレp4 その生物の時間は体重の1/4乗に比例する。体重が大きいやつほど行動するのにそれだけ時間がかかってしまうということ。心拍数とかも同様
p11 体温を高く保つことで早い運動を可能にする。サイズが大きいものほど高温に保っておきやすい。エネルギーが少なくすむから。
P13 サイズの大きいものほど子孫繁栄の観点から優位である。大きい奴のほうが競争でも勝ちやすいからである。そのため、背が高く、給料が高く、学歴も高い人を女性の高望みは動物学的にもっともなものである
p15 大きいものは、ちょっとした環境の変化はものともせず、長生きできる。しかし、この性質により大きいものは新しいものを生み出しにくい→大きな環境変化が起こると新しい変異種を出せず、絶滅してしまう
p17 熊は恒温動物で冬眠するが、冬眠中でも体温を下げられない。エネルギーを多く消費してしまう
p18 小さい島で生まれれば大きい肉食獣は食べる小食動物が減るため、体が小さくなる。一方草食動物は大きくなるという事象が発生する
p19 ゾウもくじらも巨大なものは人間が取る捕らないに限らず、近い将来の絶滅が運命づけられる
p22 島の規則的にも島国のエリートのサイズは小さくなり、巨人がいなくなる。一方、庶民の知的レベルは極めて高くなる。大陸では大きな発想ができる。
p30 寿命はサイズによって大きく変わる。しかし一生に使う1㎏あたりのエネルギーはどの動物も同じ。小さい動物などの寿命は激しく燃え尽きる。
p39 エネルギー消費は体重の3/4乗と比例する。これはあまり教科書に載らない。納得のいく説明ができないからである。もう少し幅を利かしてくれてもいいと思う
p47 アメリカムシクイという小さい鳥は30秒に一匹アリを食べなければならない。一方、体重100㎏のジャガーは三日に一度獲物を捕ればよい
p50 10トンの干し草を食べるのに合計1トンのウサギは三か月で食いつくし、0.2トンの肉ができ、6トンのフンができる。合計1トンの牛も同じだが、食いつくすのに14か月かかる。またイナゴは9か月で200万匹(2トン)増える。したがって少ない餌で肉をたくさん作りたいなら小さい動物を買えばよい、
p58 ゾウやクジラの大きさになれば、捕食者に襲われる心配はないのでゆっくりと餌をたべておけばよい
p66 大きいものほど動くことにエネルギーを使うため、トビやアホウドリのような大きい動物は滑空をよく使う。ライオンがいつも怠惰そうに寝転がっていつのはそういうことと関係があるだろう
p126 ネズミは屋上から飛び降りても死なない。僕らが飛び降りると自殺行為になる。これは大きな動物は慎重な行動することにより骨格の強度の足りない部分をカバーしている
p155 現在100万種の動物がいるが、70%が昆虫である。どうしてこんなに繁栄できたか。小さい生物は環境の変化に左右されやすい。特に乾燥には耐えなければならない。そこで昆虫はクチクラという殻を作り、水を通さないようにして乾燥を防いだ。
p217 サンゴをはじめとする動かない動物たちは、良い防御がなければ敵にやられてしまう。そこで分厚い殻をもち、しなやかさに欠ける。動こうにも動けないので運動系や神経系は発達していない