本川達雄のレビュー一覧

  • 絵とき ゾウの時間とネズミの時間

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    ネズミの拍動は一分間に600回、ゾウは一回の拍動に2秒かかる。そして、ネズミもゾウも15億回拍動すると寿命を迎える。
    大きいといいことがある。
    小さいといいことがある。

    すべての生き物が平等に尊い事が、すんなり腑に落ちる感じがします。

    本川先生らしく、ナマケモノの歌つき♬

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    2012年07月08日
  • 生物学的文明論

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    生きるために進化した生物は、美しい。書いたのは生物学者で、書いてある内容は人がなぜ円柱の組み合わせで成り立っているのかや、物理的時間の不確かさといったものだが、まるで高校生向けの詩でも読んでいるかのように分かりやすく、美しかった。

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    2012年05月27日
  • 生物学的文明論

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    昔、「ゾウの時間ネズミの時間」で話題になった人の本。

    数学・物理学的な「質をを問わず量について数式で扱う」学問の立場ではなく、生物学という「質の違いを議論する」学問の立場からこの世界を眺めた文明論。
    アロメトリー(動物の体重と基礎代謝量がべき乗の関係になる)の考え方を国家予算に適用してみる、とか、古典物理学と生物学との時間の捉え方の違い(回る時間とまっすぐな時間)とか、面白い観点だと思った。

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    2012年05月12日
  • 絵とき ゾウの時間とネズミの時間

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    自然科学、特に生きものに少しでも関心をもってもらいたくて、本を紹介しているが、(伝え方がヘタで・・・)この絵本は特にオススメ。あの小難しい中公新書が、あべ弘士さんの絵と本川先生のことばでこんなに変わるとは。小さい動物は、短い人生を全力で、大きい動物は、ゆっくりのんびりと。一生を生き抜いた感想はあんがい同じかもしれない。早く死ぬからかわいそうなんてことはない。イヌにはイヌの時間が。イヌの時間の中で生きている。16歳生き抜いた愛犬が死んだ直後に出会った絵本。泣けました。(R)

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    2012年04月01日
  • サンゴとサンゴ礁のはなし 南の海のふしぎな生態系

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    好奇心でワクワクさせられる本です。個人的には、理系文系とわかれる前の小学生高学年あたりに読んでもらって好奇心を育てて欲しい本。

    多様性、共生についてサンゴを通じて学べます。サステイナビリティを考えるキッカケにもオススメ。

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    2012年02月21日
  • 絵とき ゾウの時間とネズミの時間

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    子供向けの絵本ですが、読みながら「へぇ~!」と思うことしきり。とても興味深い絵本。

    体重と食べる量のあいだにある決まった関係、心臓の鼓動の回数・間隔と寿命の関係が面白い。


    ネズミにはネズミの時間。ネコにはネコの時間。
    イヌにはイヌの時間。ゾウにはゾウの時間。
    動物たちには、それぞれにちがった自分の時間がある。
    それぞれの動物は、それぞれの時間の中で生きている。

    大きくても、小さくてもそれぞれに素晴らしい。

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    2012年01月28日
  • 絵とき ゾウの時間とネズミの時間

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    ゾウはゆっくり、ネズミは早く心臓が動く。だからゾウの寿命は長い、ネズミは短い。それならネズミはかわいそう?そうではないよ。どの動物も息を一回吸って吐く間に心臓は4回打つ。そして一生の間に打つ回数は15億回と決まっている。だからそれぞれの動物は、それぞれの時間の中で一生懸命生きているんだ。壮大なお話を身近な話題から説明してくれる科学の絵本。

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    2011年12月27日
  • 絵とき 生きものは円柱形

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    皮膚でできた袋の中に水(体液)がいっぱいにつまっているモノ。これが動物だ。
    生きものは、水が入った風船みたいにしなやかで柔らかい。
    でも、ほとんどの動物は風船みたいに丸くならないで、円柱形だ。
    それは、動物が動くから。円柱形だと素早く動けるし、物陰に隠れることができるし、なにより円柱形は強い形だから。

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    2011年09月10日
  • 絵とき 生きものは円柱形

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    チョウやトンボの翅はなぜ平たいの?ゾウの耳も花びらも葉っぱも平たい。でも生き物の体は平たい部分ばかり?手のひらは平たいけれど指は?腕、脚、首・・・そして気をつけ!をすれば私はすっかり円柱形。葉っぱは平たいけれどその中に走る葉脈は円柱形。動物も植物も生き物には円柱形が多い。なぜなんだろう。歌う生物学者・本川達雄先生が楽しい歌とわかりやすい言葉で教えてくれる生き物の不思議。

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    2011年08月28日
  • 絵とき ゾウの時間とネズミの時間

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    お気に入り。

    ブックトーク「時間」でよく使いますね。
    高学年にはぜひ。読んでほしい。知っててほしい。

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    2011年01月15日
  • 世界平和はナマコとともに

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    ◆ナマコの特徴
     目もなく、耳も鼻も舌もない、心臓もない、脳もない。
     皮は、硬さが自由に変わる。

    ◆ヒトの時間
     ・人間の心臓 1秒間に約1回。
     ・ネズミの心臓 1秒間に10回。
     ・ゾウの心臓 3秒間で1回。

     一拍の時間は体重の4分の一乗に比例する。

     子を宿してから産むまで
      ネズミ⇒20日 ゾウ⇒600日。
     どちらも2300万回、親の心臓が打つと産まれ出る。
     そして15億回心臓が打つと皆、死を迎える。
     懐胎期間も成獣に達する時間も寿命も、みな体重の4分の一乗に比例する。

     ネズミもゾウも15億回心臓を打つ。ネズミはゾウと同じことをすべて
     さっさとやってしまう。生きていくペースが早い、すなわち時間が早く
     進む。人間は例外。心臓が15億回打った時点では、まだ40歳そこそこ。
     江戸時代以前には寿命はそのくらいだった。

     子供の心臓は早い。
     心理的な時間の長さは、年齢の逆数に比例する。
     70歳では7歳の時に比べて時間が10倍速いと感じる。
     たくさんエネルギーを使うほど、時間の速度が早い⇒代謝時間。

     老いを老いとして受け止め、若い時とは質的に違うと割り切って、老いを
     幸せに生きる。
     老いと付き合っていけるのは人間だけ。

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    2010年07月14日
  • サンゴとサンゴ礁のはなし 南の海のふしぎな生態系

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    2010/02/22:サンゴとはどういう生物なのかサンゴ礁を取り巻く多様なそして共生しあう生態系を構築しているのか、そして現在地球温暖化や環境の変化によりどういった危機に瀕しているのかなどサンゴとサンゴ礁について幅広く解説されている本です。
    読んでいるとサンゴ礁の生態系の豊かさを見に行きたくなります。
    (もっともインドア派な上に潜れませんが…)

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    2010年02月23日
  • サンゴとサンゴ礁のはなし 南の海のふしぎな生態系

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    『サンゴとサンゴ礁のはなし―南の海のふしぎな生態系』(本川達雄、2008年、中公新書)

    エメラルドグリーンの海、色とりどりの魚。珊瑚。
    いったい珊瑚とはどのような生き物なのだろうかという基本的なことから、珊瑚と共生している他の生き物、珊瑚を取り巻く環境の変化と危機(いわゆる白化現象)まで、珊瑚にかかわる多様なトピックをわかりやすく解説されています。

    (2009年11月16日)

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    2009年11月16日
  • 世界平和はナマコとともに

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    南国沖縄の生活やナマコの生態に触発される様にして生まれた「生物学的な時間」という考え方に「ふむふむ」と納得するところ多し。プラナリアもマリモも可愛いけど、ナマコも負けずに可愛いと思う今日この頃。

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    2009年11月13日
  • 絵とき ゾウの時間とネズミの時間

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    そうか!15万回心臓が鼓動を打って死ぬんだ。だから心臓の動きが早いと早く死ぬことになり、遅いと長生き。でもそれぞれの間隔としての時間は同じ。

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    2009年10月04日
  • おまけの人生

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    動物は一生の間に心臓が15億回打つ。人間の場合15億回は40歳程度。
    若いときは、自分の遺伝子をできるだけ多く残すために、動物と同じ価値観で貪欲に生きます。老いの時間は、そのようのな遺伝子の束縛から解放された時間です。だから、単なる動物ではない、人間として誇れる時間を生きたいものです。

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    2009年10月04日
  • ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学

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    生き物を比較するときに数字で語られていてとても納得があった。それぞれサイズによって決まっている感じとか、比例しているのを読み取ると、すべては必然と思えてくる。分からない部分もあって、このジャンルはあと3冊くらい読んだほうがよいかな。

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    2026年10月03日
  • すごい生きもの春夏秋冬

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    タイトルの通り、生きものすべてに視点が当たっている
    植物やキノコまで幅広い
    それぞれの生きものの「なるほど」が詰まってて興味深く読むことができました

    一番印象に残っている生きものですか?

    ネムリユスリカです

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    2026年09月19日
  • ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学

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    ネタバレ

    p4 その生物の時間は体重の1/4乗に比例する。体重が大きいやつほど行動するのにそれだけ時間がかかってしまうということ。心拍数とかも同様
    p11 体温を高く保つことで早い運動を可能にする。サイズが大きいものほど高温に保っておきやすい。エネルギーが少なくすむから。
    P13 サイズの大きいものほど子孫繁栄の観点から優位である。大きい奴のほうが競争でも勝ちやすいからである。そのため、背が高く、給料が高く、学歴も高い人を女性の高望みは動物学的にもっともなものである
    p15 大きいものは、ちょっとした環境の変化はものともせず、長生きできる。しかし、この性質により大きいものは新しいものを生み出しにくい→大きな環境変化が起こると新しい変異種を出せず、絶滅してしまう
    p17 熊は恒温動物で冬眠するが、冬眠中でも体温を下げられない。エネルギーを多く消費してしまう
    p18 小さい島で生まれれば大きい肉食獣は食べる小食動物が減るため、体が小さくなる。一方草食動物は大きくなるという事象が発生する
    p19 ゾウもくじらも巨大なものは人間が取る捕らないに限らず、近い将来の絶滅が運命づけられる
    p22 島の規則的にも島国のエリートのサイズは小さくなり、巨人がいなくなる。一方、庶民の知的レベルは極めて高くなる。大陸では大きな発想ができる。
    p30 寿命はサイズによって大きく変わる。しかし一生に使う1㎏あたりのエネルギーはどの動物も同じ。小さい動物などの寿命は激しく燃え尽きる。
    p39 エネルギー消費は体重の3/4乗と比例する。これはあまり教科書に載らない。納得のいく説明ができないからである。もう少し幅を利かしてくれてもいいと思う
    p47 アメリカムシクイという小さい鳥は30秒に一匹アリを食べなければならない。一方、体重100㎏のジャガーは三日に一度獲物を捕ればよい
    p50 10トンの干し草を食べるのに合計1トンのウサギは三か月で食いつくし、0.2トンの肉ができ、6トンのフンができる。合計1トンの牛も同じだが、食いつくすのに14か月かかる。またイナゴは9か月で200万匹(2トン)増える。したがって少ない餌で肉をたくさん作りたいなら小さい動物を買えばよい、
    p58 ゾウやクジラの大きさになれば、捕食者に襲われる心配はないのでゆっくりと餌をたべておけばよい
    p66 大きいものほど動くことにエネルギーを使うため、トビやアホウドリのような大きい動物は滑空をよく使う。ライオンがいつも怠惰そうに寝転がっていつのはそういうことと関係があるだろう
    p126 ネズミは屋上から飛び降りても死なない。僕らが飛び降りると自殺行為になる。これは大きな動物は慎重な行動することにより骨格の強度の足りない部分をカバーしている
    p155 現在100万種の動物がいるが、70%が昆虫である。どうしてこんなに繁栄できたか。小さい生物は環境の変化に左右されやすい。特に乾燥には耐えなければならない。そこで昆虫はクチクラという殻を作り、水を通さないようにして乾燥を防いだ。
    p217 サンゴをはじめとする動かない動物たちは、良い防御がなければ敵にやられてしまう。そこで分厚い殻をもち、しなやかさに欠ける。動こうにも動けないので運動系や神経系は発達していない

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    2026年08月12日
  • ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの生物学

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    サイズの生物学

    学者ならではのウィットのある視点と、
    それを幅広い読み手にうかがわせる簡潔な文章表現。

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    2026年07月20日