ウニはすごい バッタもすごい デザインの生物学

ウニはすごい バッタもすごい デザインの生物学

ビジネス・実用
924円 (税込)

4pt

ハチは、硬軟自在の「クチクラ」という素材をバネにして、一秒間に数百回も羽ばたくことができる。アサリは天敵から攻撃を受けると、通常の筋肉より25倍も強い力を何時間でも出し続けられる「キャッチ筋」を使って殻を閉ざす――。いきものの体のつくりは、かたちも大きさも千差万別。バッタの跳躍、クラゲの毒針、ウシの反芻など、進化の過程で姿を変え、武器を身につけたいきものたちの、巧みな生存戦略に迫る。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    ウニはすごい バッタもすごい デザインの生物学
  • タイトルID
    :
    541488
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2018年08月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    33MB

閲覧環境

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ウニはすごい バッタもすごい デザインの生物学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ものすごく勉強になりました。
    勉強というほど硬くなく、楽しく一気に読めちゃう感じで、親しみながら学べた本でした。
    初めて知る事がほとんどで、私のような基礎のキも身に付けていない身からすると、新発見の連続で驚き続け読み終わりました。

    0
    2021年10月10日

    Posted by ブクログ

    本川達雄先生、「ゾウの時間 ネズミの時間」は面白くて、かつとても啓蒙された本でした。「ウニはすごい バッタもすごい」(2017.2)もすごい本です。専門的でありながら、ぐいぐい引き付けられます。動物の種は約130万種、脊椎動物は6万種で、大半の動物は無脊椎動物。動物はその体の構造(デザイン)によって34の門に分類されるそうです。この本は、その34の門のうち、刺胞動物(サンゴなど)、節足動物(昆虫、甲殻類など)、軟体動物(貝など)、棘皮動物(ヒトデ、ナマコなど)、脊索動物(ホヤなど)の5つの門について、書かれています。なお、脊索動物門の中の一群が脊椎動物だそうです。節足動物門ひとつをとってみてもすごいですね。三葉虫、エビ・カニ、昆虫、ムカデ・ヤスデ、カブトガニ・クモ・サソリなど。昆虫の体、すごいです。その骨格・関節、飛翔力と跳躍力、気管、体のサイズ、花を咲かせる植物との共生、脱皮・変態(幼虫、成虫、二つの時代の使い分け)などなど。

    0
    2020年08月18日

    Posted by ブクログ

    ウニとバッタがどうつながるのか?
    読む前は、なっちゅうタイトル?って思ったけど、
    体の作りから、進化をからめて、内容の濃い面白い本だった。
    専門知識がなくても気軽に読める。

    0
    2018年09月30日

    Posted by ブクログ

    その昔読んだ「ゾウの時間 ネズミの時間」の著者が出した本がまた話題だっていうので読んでみた。
    我々哺乳類が一番だと思っていたけれど、いきものみんなそれぞれの環境で生きていくように形も大きさも違うんだなぁと改めて認識。
    五角形っていうか五芒星の形の最強性にも驚いた。

    0
    2017年10月30日

    Posted by ブクログ

    生物学ってこんなに面白かったんですね。実際地道な研究だらけなんでしょうけど、楽しそうだなと思いました。

    0
    2017年08月11日

    Posted by ブクログ

    生物(どちらかというとマイナーな種類)の仕組みの巧妙さを解き明かした本。
    昆虫は軽くて硬いクチクラの発生が肝で、これで飛べるようになったし、水分を保持できるようになった。また変態は幼生時はふんだんにある葉を長期間にわたり食すことであまり動かず大きくなり、より効率的な蜜や花粉は、その短いピークに合わせて成虫となって翅を持って飛び回り摂取し、交尾を行い次の世代を生む。翅もその起源は不明だが、トンボのような筋肉を使って飛ぶものと蜂のようなクチクラの外骨格を振動させて細かく翅を動かすものがあり、後者は筋肉は振動に比べはるかに動かす回数が少ない省エネである。また虫は小さいので揚力が少なくその分羽ばたかなければならないのでこういう進化を遂げる必要があった。翅も含め小さければ風の影響は少ないし、的にも見つかりにくい。

    人手が五角形なのは、食物が流れてくるのを待つには奇数の職種が効率的であるということらしい。花びらも虫をあらゆる方向からおびき寄せるには5角形が効率的ではないかという仮説。
    貝が対数螺旋の形をしているのは、脱皮をしないで大きくなるにはどこを切っても相似形になる対数螺旋が効率的である。

    0
    2017年05月03日

    Posted by ブクログ

     本棚があふれかえっていたので、つまらない本は処分しなくてはと思って読み返したところ、かつての記憶以上に面白かった。「それを捨てるなんてとんでもない」。
     本書はネーミングがよくないと思う。ウニとバッタの話は一部である。副題の「デザインの生物学」というのがテーマにふさわしい。ヒトも含め、生物の形に対する興味と敬意が深まる。
     体のつくりには、その生きものの住んでいる環境、生き方、気が遠くなるほどの長い歴史などが反映されている。体が違うということは、動きも、求めるものも、生き方も違う。異なる価値観を持ち、それぞれが独自の世界を持っている。本書では、サンゴ、昆虫、貝、ヒトデ、ナマコ、ホヤ、四肢動物をとりあげ、何がいかに違うかに迫る。
     そのへんをそぞろ歩く虫を見て、何やら自分とはかなり違った生きものだというのは当然に知ってはいたが、こんなにも違うというのはまるで理解していなかった。体の形や動きにしか目をつけていなかったけど、例えば虫は材質から異なるし、骨(骨格構造)は外だし、筋肉も関節も仕組みがヒトとはまるで違う。だんだん「同じ生きものなの?」と不思議に思えてくる。虫やサンゴが機械や建物や謎の物体のように感じるのは、「生きもの」の範疇をヒトに近いものと無意識に限定していたからなのかもしれない。
     読後はやなせたかしの「手のひらを太陽に」を歌いたくなる。生きるのが嫌になってしまったとき、哲学書や経典や自己啓発本を読むより、本書を読んだ方がずっと生きていることの尊さ、よろこび、同じ星で同じ時期をともにする仲間たちへの親しみが溢れて、気力がわくと思う。

    0
    2026年07月25日

    Posted by ブクログ

    多様な生き物のからだの仕組みやその進化を辿ることができる面白い本だった。
    動物は一つの場所に留まり流れてくる食べ物を待つものと、自分で動いて食べ物を捉えにいくものに大別されるが、棘皮動物はその間のちょっと動く生物というのが面白かった。
    あたり一面食べ物だらけの中で過ごし、サポニンという毒や、柔らかくも硬くもなる表皮?で身を守り、卓越した再生能力を持つナマコやヒトデたちは、のんびり暮らしているようで最強の生き物なのかもしれない。
    シカクナマコが2つに分裂して増えることができる種だというのも驚きだった。場所や時期によってたくさんいるのはその生殖方法のせいもあるのかな。
    サンゴとナマコの関係も気になる。ナマコが昔より少ないというのは、サンゴ(=一次生産者)が死んで、サンゴを利用する生き物が減って、砂に溜まる有機物も減って、ナマコも減る、という順番なのだろうか。あと、小さいナマコというものをあまり見たことがなく、着底〜大きくなるまでの過程が気になる。見落としているだけでその辺にいるのかな。

    0
    2026年05月06日

    Posted by ブクログ

    色々な動物群の体の構造がどのように発達しているか、すごく分かりやすかったし興味深かった。こんなに広く色々な動物群をカバーしている本はあまりない気がするので面白かった。それぞれが固有に特有の進化をしてきたことが感じられる。

    0
    2025年06月14日

    Posted by ブクログ

    サンゴ礁
     全海洋面積の0.2%に海水魚類の1/3、全海洋生物の1/4がいる 生物生産性100倍
     熱帯、浅い、岩場 =安定した環境 
     石灰岩のサンゴの中で褐虫藻が光合成し、CO2や排泄物の窒素、リン酸を受取る
     粘液が体を覆う バクテリアが食べ、食物連鎖
     温暖化により褐虫藻の活性酸素が増え、藻が減り、サンゴが白化=死滅

    昆虫
     動物の7割、生物の5割、個体数も一番多い
    クチクラ(=キューティクル)
     表皮細胞から生成された三層構造の薄くて硬い死んだ膜
     べニヤ板構造+キノン硬貨(キノンによる架橋)=タンニング 黒いほど硬い
     関節部はキノン硬化が少なくなっていて曲がりやすいが一体
    羽
     トンボなど 古い昆虫は 直接筋肉で羽ばたくので30Hzほど
     ハチ、蚊などは 筋肉バネで張られたクチクラ共鳴箱が最大1000Hzで振動する
    気管
     拡散で 酸素を(哺乳類の血液より)早く筋肉に送り込むシステム
     毛細器官の直径0.2μ 酸素分子の平均自由工程の2倍、酸素は通るが水は通らない
     乾燥した陸上で活発に活動できる小さな生物は昆虫のみ
     小さいと多くなれる 被子植物と共生
    レジリン ノミのバネ力
     強弾性タンパク質 弾性エネルギーの97%が位置エネルギーに変換
     ためたバネ力を一気に解除して身長の200倍飛びあがる

    完全変態  昆虫の83%  生物で最も多い種
     幼虫はたくさんある葉を長い時間をかけて食べる
     花と蝶の命は短い

    棘皮動物 ヒトデ
     良く動く動物は 一方向にに配慮した細長く左右対称形状
     動かない生物は 環境に均等に向き合う放射形状
     5角形は水流の陰になる腕が少ない、3は陰にならないが腕の数が少ない

     花びらは5枚が多い 
      滑走路としての花びらは1本あたり2方向に使えるが、偶数では半分無駄になる
      3では少なすぎるから5になる 多すぎると線が見えにくくなる
      ユリは6に見えるが実は3枚は萼

    骨片が筋肉でつながった骨格
     穴だらけ ステレオム構造 内骨格 割れにくい 壊れにくい 直す機構を含む
     キャッチ結合組織(皮膚や靱帯相当)が硬さ調整 筋肉の1/10のエネルギーで維持 
     柔らかくなるには10倍のエネルギー

    0
    2021年10月31日

ウニはすごい バッタもすごい デザインの生物学 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    ウニはすごい バッタもすごい デザインの生物学
  • タイトルID
    :
    541488
  • ページ数
    :
    336ページ
  • 電子版発売日
    :
    2018年08月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    33MB

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  • 【閲覧できる環境】
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