ウマは走る ヒトはコケる 歩く・飛ぶ・泳ぐ生物学

ウマは走る ヒトはコケる 歩く・飛ぶ・泳ぐ生物学

ビジネス・実用
1,100円 (税込)

5pt

3.8

背骨と手足を得て、脊椎動物は速く長距離を移動できるようになった。走る、泳ぐ、飛ぶと方法は異なるが、動物それぞれが素早い動きを可能にする体のデザインを持っている。ヒトはコケつつ歩くが、これがめっぽう効率が良くて速い。なぜ? 鶏の胸肉はササミよりも3倍も大きい。なぜ? 渡り鳥が無着陸で何千㎞も飛べる。なぜ? 魚やイルカには顎がない。なぜ? 皆、納得のいく理由がある。動くための驚きの仕組みが満載!

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    ウマは走る ヒトはコケる 歩く・飛ぶ・泳ぐ生物学
  • タイトルID
    :
    1527767
  • ページ数
    :
    296ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年02月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    14MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ウマは走る ヒトはコケる 歩く・飛ぶ・泳ぐ生物学 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    生物の進化の精緻さには驚かされる。歩く、走る、泳ぐ、飛ぶなどの動作のメカニズムを解析する。それらは流体力学的に実に巧妙。
    難しい数式も出てはくるが直感的に理解しやすい。筆者の「ゾウの時間ネズミの時間」「ウニはすごいバッタもすごい」と並んで大変面白い。

    0
    2024年04月07日

    Posted by ブクログ

    ”走る・泳ぐ・飛ぶ” といった動物の移動の動作が、いかに効率的で、物理の原理に沿った動きであるのか、一つ一つ解き明かしていく1冊です。書名からは生物学的なイメージを受けますが、かなり物理に踏み込んだ内容です。
    生物の骨格はカルシウムなどから構成されるので、強度には上限があります。筋肉の収縮の速度も上限があります。それらの制約の中で、”いかに速く、効率よく”走るには、”ストライドを延ばす”か”ピッチを上げる”しかないのですが、それを実現するために実に巧妙に動物は対応していることをテコの原理、モーメント、エネルギー保存などを用いて説明されています。
    水中を”泳ぐ”場合、体重を支える必要がありません。一方、固体の地面に脚で作用する陸上の動物と違い、液体の水に対して推進力を得なければならず、その結果として脚ではなく、ヒレを使ったり、体をくねらせたりする方法で動くことになります。ところが水には大きな”粘性”があるため、泳ぐスピードや体のサイズによって泳法に違いが出てきます。これらの解析には粘性抵抗と慣性抵抗、レイノルズ数、運動量保存、ベルヌーイ式などが登場します。
    ”飛ぶ”の解析はまさに航空機が飛行するメカニズムとほとんど同じ。鳥によっても飛び方(渡り鳥みたいに長距離を飛ぶ、スズメみたいに障害物の多い場所を飛ぶ、猛禽類みたいなハンター)が異なり、それに適した翼になっています。これは旅客機と戦闘機では求められる飛行性能が異なり、それに適した翼を設定しているのと全く同じで、これらの解析に抗力、揚力、揚抗比、翼のアスペクト比、翼面荷重などが用いられています。
    生物の移動のメカニズムがいかに物理法則にかなったものであるか、非常に分かりやすく解説されていて、目から鱗が落ちるような読後感でした。一方、高校物理の基礎ぐらいの知識がないと、ちょっと解説が難しく、そういう意味で読者を選ぶ本かもしれません。でも生物と物理をつなぐ非常に野心的な内容の本だという印象を受け、私自身は著者の前著「ゾウの時間・ネズミの時間」も読んでみたくなりました。

    0
    2024年10月18日

    Posted by ブクログ

    これはオモシロい。
    動物はその名の通り動く。動くメカニズムに特化して生物をみていく。
    移動には歩く、走る、泳ぐ、飛ぶと種類があるけど、もっともエネルギー効率がいいのは「飛ぶ」なんだそうな。また生物は進化の末に、無駄のない動きとメカニズムを環境にあ合わせて有していることが紹介される。感心するばかりだ。
    痛恨だったのはエネルギーの使い方や動作解説で物理の素養が求められたこと。てんでダメだね。

    0
    2024年05月23日

    Posted by ブクログ

    難しいところも少しあるが、全体としては文系読者にもわかりやすくとても面白かった。生き物の動きからその生物の形状や各器官の位置や作りにちゃんと理由があるというのは、考えてみたら当然かもしれないが、地球上の多種多様な生物がそれぞれこのように進化してきたということを思うと本当に生命の不思議を感じる。
    科学的な話だけでなく、筆者のエピソードや所感も入っているのが読み物としてより面白かった。こんな研究もされているのか、と驚くことも多かった。

    0
    2024年04月13日

    Posted by ブクログ

    動物の移動という視点で、その動きと形態についての細やかな解説本。
    本川先生の軽妙な語り口は、今回封印されているかのようになくて、ちょっとお堅い印象になっている。とはいえ豆知識的なコラムが随所に差し込まれていて楽しい。ただ動物が移動する時の身体の動きについて、とても丁寧な説明がされているため、全部を咀嚼するのは結構大変かもしれない。
    流体力学についてもきちんと解説されているので、100㌫生物学の本というよりは、やや工学よりな内容だなあと感じた。
    人間の歩行の話になると割と頻出する『ナンバ歩き』についてはコラムで書かれていて、『七人の侍』を見ると、その歩行の違いがわかるという紹介されていた。機会があれば、確かめたいと思う。

    0
    2025年05月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    第1章  歩く・走る
    第2章  歩く力・走る力
    第3章  歩行の進化
    第4章  車輪
    第5章  筋肉~移動運動のエンジン
    第6章  泳ぐ
    第7章  流体力学ちょこっと入門
    第8章  飛ぶ
    第9章  飛ぶ力
    第10章  さまざまな飛行
    第11章  ウニの歩行

    <内容>
    本川先生、三作目の「サイズとデザインの生物学」完結編(帯のフレーズより)。「動物」なのだから“動く”。そこにフィーチャーした本編。力学のさまざまな法則が飛び交い、純粋文系の私にはやや難しかった。ただ“動く”為の生き物の理にかなった構造(体型・筋肉・骨など)やその動き(歩く⇒走る・泳ぐ・飛ぶ)について、(たぶん)わかりやすく書かれている。第11章の「ウニ」は、先生の専門分野。退職までに完全なる分析には至らなかったようだが、確かにウニは不思議な生き物である(ヒトデもね)。

    0
    2024年04月07日

ウマは走る ヒトはコケる 歩く・飛ぶ・泳ぐ生物学 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 理工
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    ウマは走る ヒトはコケる 歩く・飛ぶ・泳ぐ生物学
  • タイトルID
    :
    1527767
  • ページ数
    :
    296ページ
  • 電子版発売日
    :
    2024年02月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    14MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

中公新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

本川達雄 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す