羅川真里茂のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
羅川真里茂先生の作品は「赤ちゃんと僕」「ましろのおと」と楽しんで見れているので良い機会だと思い、新装版購入。少女漫画ながらなかなか熱い展開が続いているスポーツ漫画、才能や努力、個人スポーツと見られがちなテニスにおいてダブルス・団体戦の面から人間関係を描く構成、様々な要素が面白いと思える作品でした。
もう一度最初から。陸上部の天才だった延久が一目惚れした女の子のためテニスを始める。こうみるとザ少年誌みたいな設定ですね。今まで積み上げてきたものを捨てて新しいことをやる。陸上チャンピオンの天才マインドを持ちながら、テニスで劣等感を抱える様はなかなか興味深かったです。チャンピオンだったからこそ気 -
Posted by ブクログ
羅川真里茂さんの「ましろのおと」2巻。
師であるお祖父さんが亡くなった事をきっかけに、青森から東京に出て暮し始めた津軽三味線弾きの青年、澤村雪。
1巻末で東京の高校へ編入する事になったわけだけど、同級生の朱利は何故か雪のお祖父さんの即興曲である「春暁」を知っていて・・?
どんどんイキイキとしているキャラクターが出てくるね!
どのキャラも人間臭さがあって良いなぁ。
羅川さんの作品らしい「ご都合主義な展開」は今回もあいにくと健在だけど、それを含めて考えても、面白いレベルの漫画。
結のエゴもわかる気がするなぁ。
自分だけが知っている事って、自慢したくなる。
そしてここぞという時に、見せびらかし