羅川真里茂のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
雪のことばは飾らないから胸に届きやすい。そして天然の人たらし。
自分は音楽は技術だけじゃ限界みたいなところもあるように思っていて、個人の感性とかそこまでの人生とかも要素の一つで、やっぱり音楽に出るんだと思っている。
で、どうしてもそこを破れない朱利(もちろん、心だけじゃなくて技術的にも未熟だし)が気になっていたんだけど、今巻は合いの手のエピソードとか、カラオケボックスで特訓とか、成長が見えて嬉しかった。実は前巻まではちょっといらっとしてたけど、今回みたいに育ったのが見えてくるとほんとにかわいくて。泣くこともまた自己主張の一つだ、とも思えてきた。(贔屓目過ぎるか?) -
Posted by ブクログ
ネタバレデッサンがしっかりしている度★★★★☆
着眼点の奇抜度★★★★☆
満足度★★★★☆
3作品からなる短編集。(とは言っても、一話あたり80頁で読みごたえ十分。)全ての作品に共通しているのは、「幸せ」だけでは終わらない、何かしらの痛みを伴う「愛情」。
【葦の穂綿】
小さな街の老舗和菓子屋で働く「鈴」が恋した彼は、恋愛感情を持たず、ただセックスするために女性と関係を持つような男だった。彼がそうした態度をとるには事情があって…
【半夏生】
カメラマンとして今一歩仕事に熱を込められないでいるリオ。「何も変わらないで人生終わるのだろうか?」と日々が過ぎる中、撮りたいものを見つける。それは、同じマンシ