羅川真里茂のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
雪のことばは飾らないから胸に届きやすい。そして天然の人たらし。
自分は音楽は技術だけじゃ限界みたいなところもあるように思っていて、個人の感性とかそこまでの人生とかも要素の一つで、やっぱり音楽に出るんだと思っている。
で、どうしてもそこを破れない朱利(もちろん、心だけじゃなくて技術的にも未熟だし)が気になっていたんだけど、今巻は合いの手のエピソードとか、カラオケボックスで特訓とか、成長が見えて嬉しかった。実は前巻まではちょっといらっとしてたけど、今回みたいに育ったのが見えてくるとほんとにかわいくて。泣くこともまた自己主張の一つだ、とも思えてきた。(贔屓目過ぎるか?)