高浜寛のレビュー一覧

  • ニュクスの角灯 (2)

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    この時代のこの世界観が独特で、孤高の存在って感じ。絵にも何とも言えない魅力があって、相変わらず良い作品。本編はもう終わっているみたいだけど、まあ入手できたとき、都度都度ゆっくり読んでいく感じで。

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    2019年12月04日
  • ニュクスの角灯 (1)

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    日本を見つめ直すというのも もちろんあるし、美代が成長していくのを見ていると自分はなんてちっぽけで可能性に満ち満ちているのかと気付かされる。
    新しい世界に踏み込むことは勇気がいるし、その凄さは当人にしか分からない大変さであるということが分かった。

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    2019年06月12日
  • ニュクスの角灯 (1)

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    ダヴィンチ・プラチナ本から。試しに1巻だけ読んでみたけど、これはなかなか面白い。主人公の持つ、触れたものの未来や過去が見える能力がキモになるのかと思いきや、それはほんの味付け程度。専ら文明開化の興奮を伝えることに主眼が置かれていて、そしてそれはあらかた成功している。着眼点がまず面白いし、当時の状況喚起力も素敵。読み続けたくなる作品。

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    2019年05月24日
  • ニュクスの角灯 (3)

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    いやー、冒頭からまさかの展開。
    日本とパリ、舞台が2ヶ所になるのですが、ストーリーの運び方、描き方が上手なのでそのままスッと入り込んじゃう。
    美世ちゃんがめきめきとかわいくなっていき、話もどんどん面白くなっていきます。

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    2017年04月19日
  • 蝶のみちゆき

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    幕末〜明治初期の丸山遊郭を舞台にした物語。トーン先生ことボードウィン医師が丸山遊女に熱を上げていたという設定は作者によるフィクションだと後書きに書かれているが、微妙な愛憎がいい感じ。健蔵と几帳太夫との関係にもいえる。

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    2015年04月27日
  • 蝶のみちゆき

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    悲しい話なんだけど読後感は悪くない、むしろまた読み返したくなっちゃうところに高浜さんのストーリー構成の巧みさが光っていると思います。
    和装の日本人、外国人、子ども、老人、病人…これだけの登場人物が自然に描き分けられているのがすごい。

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    2015年05月07日
  • 四谷区花園町

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    歴史は苦手なわけじゃないんだけど、受験勉強 ばかりしていた高校時代をあんまり思い出したくなくて、歴史モノをなんとなく遠ざけていました。

    でもやはり高浜さん。今作も素晴らしかった。
    人物描写、ストーリー、セリフまわし。
    現代へと続くエンディングになんとも言えない余韻がある。

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    2015年07月07日
  • 凪渡り及びその他の短篇

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    「水入らず」の男女がなんとも。現実的に考えると重い男女の話ですが、だからこそあの場所であり、あのシーンなんだなと。お風呂でのシーン大好物です。かわいい。

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    2012年09月09日
  • 凪渡り及びその他の短篇

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    初めて発売と同時に買えた高浜さん作品集。
    「まえがき」にあたるところでは、茨城住民としては「おぉっ!」と思う素敵なシカケがたくさん☆
    「凪渡り」「Hyglo45」「ローカルナローショー」などがお気に入りです。

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    2009年10月07日
  • 凪渡り及びその他の短篇

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    そのひとことひとことが、
    わたしが求めていたことばであり、
    わたしが見たかった風景なのだと思う。
    これから先何度読むだろう?
    何度読めるだろうか?
    いい漫画かどうかはさておいて、
    わたしに優しい漫画。
    ずっと大切にしたい。

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    2009年10月04日
  • 凪渡り及びその他の短篇

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    せつない。短編の中でも『水いらず』というお話が特に好きです。
    高浜さんの漫画はすごくやさしいと思う。
    幸せとか不幸せとか、そんなわかりやすくないよ、とあらためて思う。
    好きです。

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    2009年10月04日
  • 凪渡り及びその他の短篇

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    絶品。。。最高。。。ていうか、もうこれは漫画じゃなかよ。。。このまま短編映画にしてほしい。。。ていうくらい、完成度が高い。漫画じゃなくて、映画を見てる感触。どの話がいい、じゃなくって、どの話もいい。選べない。。。ということを、もしくはそれに似たようなことを、前にも高浜さんの本の感想で書いた気もするんだけど、でもやっぱりそう感じる。よくぞそこを掬ってくれたなぁって読んでて嬉しくなってくるような、何でもないけど何でもあることの数々。その中に紛れ込むいろんな気持ち。いろんな感情。すげいよ。。。悪いこと言わないから読んだ方がいいよ、これは。(08/2/2)

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    2009年10月04日
  • 凪渡り及びその他の短篇

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    高浜寛の恋愛短編集。
    好みはありますが、この人の絵は本当に繊細で綺麗な絵で、自らの作品世界の切なさシュールさを的確に伝えるアイテムを備えていると感嘆します。

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    2009年10月04日
  • 扇島歳時記 (1)

    無料版購入済み

    まとめて読んでほしい

    ぜひとも『ニュクスの角灯』『蝶のみちゆき』とまとめて読んでほしい。
    登場人物が被っているのでその後やその前がわかります。

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    2025年10月01日
  • 愛人 ラマン

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    映画を観たのは、随分昔の事。こんな物語だったのかと。フランスの植民地だった頃のベトナム。想像すら出来ない。こんな事が本当にあったのだろうか…。

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    2024年12月31日
  • ニュクスの角灯 (5)【電子版特典付】

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    印象派が闊歩していたパリ!なんて素晴らしい。音楽と絵画。どちらも光と影を象徴的に捉えて融合した時代!あ〜行ってみたいその時代!

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    2024年12月20日
  • ニュクスの角灯 (4)

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    この時代に海外に行くってどんな感じかな。今のような映像どころか写真さえ見ていない。でも、ワクワク感いっぱいか。羨ましい!

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    2024年12月20日
  • ニュクスの角灯 (2)

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    この時代の長崎って、夢と希望とその他色々ごっちゃ混ぜでおもちゃ箱ひっくり返したみたいに楽しそう。凄いや!

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    2024年12月20日
  • 四谷区花園町

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    ネタバレ

    大正から第二次世界大戦ころまでの小さな恋の物語。多分18禁?さほどでもないと思うけど、ちっと注意がいるかも(笑)

    熊本出身の貧乏エロ雑誌ライターと混血貧乏モデルガールが新宿で出逢う。時代の空気がよく分かる。雑誌『性ノ扉』ってギャグかと思ったら大真面目(はて?)に出版されていたらしい。浜名湖のお祭りもなんともはや…

    至心のように出征で子どもの顔を見られなかった人、青木さんのように子どもとの生活を優先した結果戦後、戦犯として責められた人、こういう悲劇が数え切れないくらいあったのでしょう。

    熊本にはフェリーでバイクごと行けるはずだからいつか行ってみたい。

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    2024年10月06日
  • ニュクスの角灯 (6)

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    文明開化の一面を、上手い具合に切り取ってあり、実在人物も巧みに取り込みながら、飽かせず最後まで読ませられた。

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    2024年03月11日