高浜寛のレビュー一覧

  • 四谷区花園町

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    高浜 寛さんをこの単行本で初めて知りました。
    淡い、繊細な表紙を捲ると、性と愛の物語でした。
    ストーリーは、激動の時代の、よくある恋愛漫画なのかもしれない。
    でもふたりがあまりにも愛し合っていて、本当に幸せそうなので
    やっぱり終盤はどうにも涙が零れて困りました。
    不自由な中で、精一杯、幸せであるように生きた彼ら。

    女性がいやみのない色っぽさと可愛らしさでとてもいいな、と思っていたら、
    高浜 寛さんが女性と知ってびっくりすると同時に納得。
    他の作品も読んでみようと思います。素敵な作品でした。

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    2013年12月03日
  • 獅子と牡丹 (2)

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    森田女史のクセが強すぎるw
    ただのストーカーオタクなのか、それ以外の何かがあるのか、今の段階では全く分からない。

    夢が遺伝子レベルで引き継がれるという話は面白かった。

    話の展開が全然予想できないのも良いけど、借り物なので前作思い出しきれないのがツライ…。

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    2025年11月08日
  • 獅子と牡丹 (1)

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    おお、なんかワクワクする!
    天草財宝伝説の話だ。
    作者の故郷の話でもあるらしい。
    調べ始めたら情報が集まってくるというのは
    こういうときの「あるある」で
    ちょっと天の配剤って感じがする。

    とはいえ堅いストーリーではなく
    姿を消した父親の借金を払うハメになった
    アキラが一攫千金を狙って
    元同僚のマックスと財宝伝説を調べ始める。

    ちょっと何考えてるかわからない女子
    森田がアキラに何の似姿を見ているのか?
    天草の四郎さん?
    続きが楽しみです。

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    2025年08月22日
  • ニュクスの角灯 (3)

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    作家ぎ天草出身だから考えついたのかな。天草の河浦町に行く迄は、そこに日本最大?のコレジオがあったなんて知らなかった。凄く面白い場所!

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    2024年12月20日
  • ニュクスの角灯 (3)

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    フランス編と日本編に分かれて。

    慶が美世に、
    「人には 悩みを抱えて 落ち込んだままでいる権利もあるんだよ
    あんたの嘘で悩みをなくしてやるとは簡単たい
    でもその事で
    その人が 自分で悩んで成長する機会を
    奪ってしまう事になるとは思わんかい?」

    深みのある人生観!

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    2024年02月19日
  • ニュクスの角灯 (5)【電子版特典付】

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    ここまできたらラストまで、一気読み。
    美世は慶さんの知人の伝手で
    アメリカの会社で働くことになり
    その前の修行としてパリへ。
    なんと黒川の店だよ(^_^)

    ジュディットはだんだん回復してきて
    気持ちも少し明るくなりました。
    ちょっとした恋の鞘当てもあり〜。

    前に長崎に行ったとき
    私好みで写真に収めておいた
    オルト邸が出てきて嬉しかった(*´∀`*)
    パリに行くのは難しいが
    長崎はまた行きたくなったわ〜。

    商売話の方も最後まで面白かった!
    浮世絵がこういうふうに好まれて
    流出した結果が功を奏して
    今たくさん残ってるんだものね。
    何が幸いするか、わからないものです。

    いやぁ、1巻を読んだと

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    2023年10月03日
  • ニュクスの角灯 (4)

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    引き続きモモのパリ物語…なのですが
    一途に想ってきたジュディットが
    倒れてしまった(T_T)
    病院に運ばれるも面会謝絶。
    結核で本人に治す気概もない。
    あれ、黒川そう悪い奴でもないのか。
    嫌味だけど、生真面目ではある。

    美世は元気で頑張ってますが
    張り切って貝細工作ってたおじさんが
    ひどい怪我をしてしまい大変なことに。

    モモたちに商売の助言をくれた
    自称インテリブルジョワの
    マリーがすごくカッコいいわ!

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    2023年10月03日
  • ニュクスの角灯 (3)

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    3巻目はモモの
    パリでの商売話がメイン。
    こういう起業家の物語は好きだ〜。

    で、モモがパリで再会した想い人は
    高級娼婦に身をやつしてるようで
    彼と目も合わせてくれないどころか
    商売敵の日本人と懇意にしている様子。
    この日本人…黒川がまた
    インテリぶった嫌なやつなのさ( ̄▽ ̄)

    長崎の美世のほうは
    ちょっとびっくりな事実もわかったけど
    店主になった大浦さんや
    新しく入ってきた民平くんと共に
    頑張っているみたいです。

    読み切り付録の
    レディー慶の大冒険も良かった。

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    2023年10月03日
  • ニュクスの角灯 (2)

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    あら!
    あっさりとモモさんと慶さんの
    関係がわかっちゃいました。

    そこから話はトントンと進んで
    日本で舶来品を売るだけではなく
    パリで日本の品物を売ることに。
    そのための工芸品を作れるのが
    美世のおじさんだったんですね〜。
    みそっかす扱いだった彼女も
    少しずつ人との関わりで成長し
    苦手だったおじさんの
    知らなかった人となりを発見したり。

    モモさんの友達も登場して
    にぎやかになったと思ったら
    なんと彼は自らパリに乗り込むという。
    若い頃に密航で渡仏したことがあるらしいけど
    美世は当然置いてきぼりで心配だ〜。

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    2023年10月03日
  • ニュクスの角灯 (1)

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    舞台は明治初期の長崎。
    両親を亡くして親戚の家に住む美世は
    ふとした出会いから西洋雑貨を扱う
    モモという店主のところで働くことに。
    物品の未来や過去がわかる
    神通力があるほかには
    なんの取り柄もないと思っていたが
    実は物覚えの良い少女で
    たちどころに仲間に可愛がられる。
    美世も彼らと付き合ううち
    自分に自信を持てるようになり…。

    ああ、もっと骨董のこととかに
    比重があるのかと思ってたら
    人間模様のほうがおもしろい!
    モモと養父の岩爺もだけど
    最後に登場した実在の女実業家
    大浦慶さんが気になるな。

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    2023年10月03日
  • 凪渡り及びその他の短篇

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    ネタバレ

    さすが「MANGA EROTICS F」中心の短編集。
    際どいものが多い。

    ・introduction ……援助交際
    ・凪渡り ……年に一度
    ・Hygro-45 ……お隣さん
    ・水沼ストアー ……女子高生の客
    ・十五時 ……めかけ
    ・水いらず ……子作りの湯の旅館
    ・食出(はみだし)物語 ……エロ漫画家
    ・Local Wide Show ……中学臨時教員、校長、ホステス
    ・椋鳥 ……1ページ

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    2022年06月16日
  • ニュクスの角灯 (2)

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    ジト目や慌て顔が very cute。
    美世は百年に恋するが、百年は海外渡航を計画。百年には恋した女がありそうだ。

    勝手な連想を書くだけだが。
    近藤喜文監督(にしては絵コンテ・脚本・製作プロデューサーの宮崎駿が口出ししまくった)「耳をすませば」。
    海外へ行くのは天沢聖司。
    だがむしろその祖父の西司朗を強く思い出した。
    ドイツ留学中に恋した女性のことを想い続けている、という。
    月島雫に対しては激励者になるわけだが……。

    ここでもうひとつ連想したのは、ジョージ・キューカー監督、オードリー・ヘプバーン主演「マイ・フェア・レディ」だ。
    仕立て上げてくれた百年に恋する美世という構図。

    ……駿は自ら

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    2022年03月30日
  • エマは星の夢を見る

    無料版購入済み

    ミュランガイドの調査員っていう夢を持った主人公の話です。
    出てくる料理が美味しそうで食べたくなる。お腹すきます笑

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    2021年12月31日
  • エマは星の夢を見る

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    気になって気になってしょうがなかったのをとうとう買った。ミシュラン調査員と言うか異文化理解の作品かなぁ?

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    2017年07月12日
  • 蝶のみちゆき

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    花魁が主人公のマンガはどうしても少女マンガよりになりがちなんだけど、この作品は比較的ドライで読みやすかった。
    主人公の切ない身の振り方がなかなか良い。

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    2016年04月01日
  • 凪渡り及びその他の短篇

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    ネタバレ

     美しいエロチック漫画というか、芸術的なエロチック漫画というか。エロチックだが猥褻ではない。主人公が男性のものあるが、基本的には女性の視点から男女の関わりを描いた作品。ごく普通の常識人の営みを切り取った感じ。身体を合わせれば合わせるほど遠ざかる そんな寂寥感のある作品が多い。主人公の名前はほとんど作者の実名、キャラクターや出来事も作者のリアルを反映しているみたいな感触がある。
     
    Introduction
     中年の漫画家と15、6の少女が援助交際する話。少女の顔は描かない演出。会話がリアルで実話かとも思う。だが作者は女性だ。

    凪渡り
     漁村の民宿で働く、足の悪い女。年に一度訪れ、肌を合わせる

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    2013年03月05日
  • 凪渡り及びその他の短篇

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    「まっとうな環境に生まれながら 遺伝子の問題で社会から
    はみだしていく彼女と
    生まれつき「異物」でありながらまっとうに働いている僕

    僕と彼女は正反対のようでありながら その実 
    共同体なのだと感じている」

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    2009年10月04日
  • 薔薇が咲くとき

    ネタバレ 購入済み

    うーん

    どちらも喪失感のようなものを抱えていてくっついたって感じだけど、ヒロインの方はアダルトチルドレンの一面もあるから子持ちとくっついて大丈夫かなって思うなぁ。

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    2024年11月02日