ニュクスの角灯  (2)
  • 完結

ニュクスの角灯 (2)

1,096円 (税込)

5pt

1878年・長崎ー触れた物の未来が見える不思議な少女と、先進と享楽の都・パリからやってきた夢の品々を巡る、豊潤なる人間ドラマ。

両親を亡くし親戚の家に身を寄せる内気な少女・美世は、触れた物の未来が見える“神通力”を買われ、道具屋「蛮」の売り子に採用される。西洋の最先端の品々に触れ、美世が彼の地への憧れを募らす一方で、店主・小浦百年(ももとし)は、没落した女性実業家・大浦慶にある商談を持ちかける。それは欧米でのジャポニズムの隆盛と明治政府の国策を見据えた新事業で……次々と明らかになる“大人たち”の過去と切ない別れの予感に、美世は……

日仏で熱い注目を集める明治ハイカラ・アンティーク浪漫!

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ニュクスの角灯 のシリーズ作品

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1~6件目 / 6件
  • ニュクスの角灯  (1)
    完結
    1,096円 (税込)
    1878年(明治11年)、動乱の幕末は遠ざかり、長崎では海外貿易で莫大な利益を得る商人が多く現れはじめていた。 西南戦争で親を亡くした少女・美世(みよ)は奉公先を求めて鍛冶屋町の道具屋「蛮」(ばん)の扉を叩くが、そこで彼女を待っていたのは、店主・小浦百年(こうら・ももとし)がパリ万博で仕入れてきた最先端の品々と、それらに宿るベルエポックの興奮と喧騒だった…… ジャック・ドゥーセのドレス、ダニエル・ペーターのミルクチョコレート、シンガー社のミシン、セーラー服、エジソンの蓄音機、革ブーツ、眼鏡、幻灯機(マジック・ランタン)…… 先進と享楽の都・パリ渡来からやってきた“夢の品々”に導かれ、少女はまだ見ぬ世界へ歩み出す……
  • ニュクスの角灯  (2)
    完結
    1,096円 (税込)
    1878年・長崎ー触れた物の未来が見える不思議な少女と、先進と享楽の都・パリからやってきた夢の品々を巡る、豊潤なる人間ドラマ。 両親を亡くし親戚の家に身を寄せる内気な少女・美世は、触れた物の未来が見える“神通力”を買われ、道具屋「蛮」の売り子に採用される。西洋の最先端の品々に触れ、美世が彼の地への憧れを募らす一方で、店主・小浦百年(ももとし)は、没落した女性実業家・大浦慶にある商談を持ちかける。それは欧米でのジャポニズムの隆盛と明治政府の国策を見据えた新事業で……次々と明らかになる“大人たち”の過去と切ない別れの予感に、美世は…… 日仏で熱い注目を集める明治ハイカラ・アンティーク浪漫!
  • ニュクスの角灯  (3)
    完結
    1,096円 (税込)
    「君を10年以上ずっと恨んでいた。 つまり……愛していたんだ…」 きらびやかなパリの街で再会した日本の青年と碧眼の美女。 再び動き始めた愛の時計は、やがて頽廃と破滅の時を刻み始め― 1878年・長崎―パリ万博で最先端の品々を仕入れてきた小浦百年は、今度は日本の優れた工芸品を海外で販売するため渡仏を決意する。 出発間際、美世から恋心を打ち明けられた百年だったが、彼の懐中時計には碧眼の美女の写真がしまってあり……。 既刊大重版&各界から絶賛の嵐!! 明治ハイカラ・アンティーク浪漫、大注目の最新刊!! 【第20回(2017年)「文化庁メディア芸術祭」審査委員会推薦作品】 【THE BEST MANGA 2017「このマンガを読め!」第4位(フリースタイル刊)】 【ダ・ヴィンチ「絶対にはずさない!プラチナ本」掲載(KADOKAWA刊/2016年11月号)】 【2017年&2016年「手塚治虫文化賞」ノミネート作家】
  • ニュクスの角灯  (4)
    完結
    1,096円 (税込)
    「僕は、いちばん大事な人をいちばん残酷な場所に置いてきてしまった…」 1879年(明治12年)、パリ芸術は爛熟し、先進の品々が人々を魅了する“光の都”。 日本の美術工芸品が上流階級を中心に人気を博す中、時代の享楽と頽廃は百年とジュディットを深い孤独の淵に追い立てる。 一方、長崎では美世を憧れの地へ導く新たな出会いが…… 既刊大重版&各漫画賞続々ノミネート! テレビや新聞でも話題沸騰の「明治アンティーク浪漫」 愛の深淵を描く第4巻!!
  • ニュクスの角灯  (5)【電子版特典付】
    完結
    1,096円 (税込)
    祝・文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞!! 1878年(明治11年)、華やかで残酷な時代を懸命に生きる人々の愛のドラマを、切なく、そして美しく描き出す傑作長編。 百年の面影と海外行きの夢を捨てきれぬ美世だったが、ある起立工商会社の社長・松尾儀助から誘われ渡仏が決まり……長崎からパリへ、美世の2年間の洋行が始まった。 第21回(2018年)文化庁メディア芸術祭受賞! 大注目の明治アンティーク浪漫! ※電子版にはおまけマンガ8ページを収録。
  • ニュクスの角灯 (6)
    完結
    1,210円 (税込)
    日仏で絶賛される明治アンティーク浪漫、感動のフィナーレ! 「美世、幸せな時代を生きる幸せな女性におなり――」 浮世絵がもたらしたジャポニスムの夜明け。 長崎とパリ、「最も美しき時代」(ベル・エポック)を生きた人々のドラマはやがて1945年の「あの日」に辿り着く―― 日仏で絶賛される明治アンティーク浪漫、感動のフィナーレ。 ★第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門「優秀賞」受賞 ★「リーヴル・パリ2019」レコメンド作品

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ニュクスの角灯 (2) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年12月04日

    この時代のこの世界観が独特で、孤高の存在って感じ。絵にも何とも言えない魅力があって、相変わらず良い作品。本編はもう終わっているみたいだけど、まあ入手できたとき、都度都度ゆっくり読んでいく感じで。

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月29日

    2巻にして「ニュクスの角灯」のタイトル回収。家庭環境に恋にと、美世も精神的に大分余裕が出てきた矢先に今度はこれ。流石について行くわけではないだろうけれど…

    0

    Posted by ブクログ 2018年07月01日

    美世の恋愛感情や、百年の過去など内面に切り込んできた。伏線や人物の複雑な背景が時代特有のものであることが興味深い。ここから単なる恋愛漫画とならないような時代色の取り入れに期待。

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月03日

    あら!
    あっさりとモモさんと慶さんの
    関係がわかっちゃいました。

    そこから話はトントンと進んで
    日本で舶来品を売るだけではなく
    パリで日本の品物を売ることに。
    そのための工芸品を作れるのが
    美世のおじさんだったんですね〜。
    みそっかす扱いだった彼女も
    少しずつ人との関わりで成長し
    苦手だったおじさ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月30日

    ジト目や慌て顔が very cute。
    美世は百年に恋するが、百年は海外渡航を計画。百年には恋した女がありそうだ。

    勝手な連想を書くだけだが。
    近藤喜文監督(にしては絵コンテ・脚本・製作プロデューサーの宮崎駿が口出ししまくった)「耳をすませば」。
    海外へ行くのは天沢聖司。
    だがむしろその祖父の西司...続きを読む

    0

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