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「君を10年以上ずっと恨んでいた。 つまり……愛していたんだ…」
きらびやかなパリの街で再会した日本の青年と碧眼の美女。
再び動き始めた愛の時計は、やがて頽廃と破滅の時を刻み始め―
1878年・長崎―パリ万博で最先端の品々を仕入れてきた小浦百年は、今度は日本の優れた工芸品を海外で販売するため渡仏を決意する。
出発間際、美世から恋心を打ち明けられた百年だったが、彼の懐中時計には碧眼の美女の写真がしまってあり……。
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【第20回(2017年)「文化庁メディア芸術祭」審査委員会推薦作品】
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【2017年&2016年「手塚治虫文化賞」ノミネート作家】
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Posted by ブクログ 2022年11月25日
慶さんが美世に言った言葉が深い。
人には 悩みを抱えて 落ち込んだままでいる権利もあるんだよ
あんたの嘘で悩みをなくしてやるとは簡単たい
でもその事で
その人が 自分で悩んで成長する機会を
奪ってしまう事になるとは思わんかい?
本当に誰かの力を借りないと助からない時もあるが、
自分の力でもう少し...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月03日
3巻目はモモの
パリでの商売話がメイン。
こういう起業家の物語は好きだ〜。
で、モモがパリで再会した想い人は
高級娼婦に身をやつしてるようで
彼と目も合わせてくれないどころか
商売敵の日本人と懇意にしている様子。
この日本人…黒川がまた
インテリぶった嫌なやつなのさ( ̄▽ ̄)
長崎の美世のほうは...続きを読む
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