田倉トヲルのレビュー一覧

  • 首の姫と首なし騎士 裏切りの婚約者

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    ネタバレ

    エルマー家の陰謀を暴くための時間稼ぎとして、セシルとシャーロットを婚約させるというところから始まりましたが、城内にはエルマー家の手下が入り込んでるし、護衛も殺気が立ってて、読んでるこっちの方が息がつまりました。確かに展開的にはこの緊迫感が必要かなとは思うのですが、珍しく読み進まなくて、時間がかかった一冊です。

    最後にアルベルトがクローヴィスを殺害した・・・ってことにして、別行動を取り始めますけど、これはやっぱりクローヴィスが書いた「”主”と”主の夫”が並び立つ、その背中を後ろで眺める自分を想像してみろ、"首なし騎士"。ってのを実際にして、腹が立ったっていうことかな。

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    2013年04月21日
  • 首の姫と首なし騎士

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    ネタバレ

    これは、原作を読んでないとツライ始まり方かなって思います。途中から始まっていて、最初の陰謀が飛んでるんで、一瞬あれ?ってなりました。
    なんでアルベルトがシャーロットの兄レイフォードにムッとしちゃうのかとか、経緯もなしだと分からないですね。

    イラスト的には原作のイラストよりこっちの方が好みです。こっちのアルベルトだと見目麗しいって表現もOKかな。原作のアルベルトは私的には違うかなぁって。シャーロットはちょっと子供っぽい感じがしますけどね。

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    2013年02月26日
  • 首の姫と首なし騎士 華麗なる背信者

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    謀略溢れるシリーズ5巻目。
    4巻で薬石を巡る陰謀の黒幕がエルマー家だと判明しましたが、5巻ではそのエルマー家が王家に魔の手を伸ばしてきます。密かに張り巡らされていた陰謀の糸を手繰り寄せるように次々と明らかになっていく事実。まさに八方塞がりの状態でちょっと息が詰まりました。しかし、巻末で突破口が見え始めたか?ってとこです。物語が一気に動き始めた気がします。その分、嵐の前の静けさという感じで、首なし騎士も溺愛王子も人喰い竜も静かでした(笑)次巻では暴れてくれるのかなww続きに期待!

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    2013年01月17日
  • 0能者ミナト 1巻

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    ネタバレ

    0能者ミナトの漫画版、第1巻。
    実はまだ原作の方は読んでいませんが、先に漫画の方へ目が行ってしまったので、こちらの方から読ませていただきました。
    内容は想像していたものと大分違っていましたが、なかなか楽しめました。
    霊力も法力も皆無な主人公がどうやって怪奇に立ち向かっていくのか、これからに期待です。

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    2013年01月16日
  • 親友恋愛

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    ネタバレ

    初読みの作家さん。またもやタイトル買い。
    『兄弟恋愛』って前段があるらしかったが、強行突破。相関図の説明などはされてるので、知らなくても読めます。
    なんていうか、筆致が、カプが、ストーリー展開が、とかいう問題じゃなくて、攻めのフィギュアオタクぶりがガチ過ぎてひいた…。
    ただのオタクじゃなくて、カリスマフィギュア作家(プロフェッショナル)な訳だけども。
    それでも、なんか色々萌えられんかった。
    ストライクゾーンが狭すぎてごめんなさい。

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    2012年12月05日
  • 首の姫と首なし騎士 華麗なる背信者

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    ネタバレ

    5巻目。帯に「結婚!?」ってあったから、ちょっと期待したんですが、肩すかしくらいました。確かにエルマー家対王家って感じにはなってましたけど、アルベルトもレイフォードも殺気立ってるだけで、目立った動きがなくて残念。

    唯一、シャーロットが結婚を決めたときに、ちょっとアルベルトと二人だけの世界になったってのが、ニヤニヤしたところかぁ。

    次巻に期待です。

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    2012年11月12日
  • 親友恋愛

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    ネタバレ

    前作兄弟恋愛より恋愛要素多め。私としてはこちらの方が好きでした^^前作では切ない立ち位置にあった子だったけどパートナーできて良かったね、と。これからは秋敏はもっと変態ぶりを表に出していけばいいんじゃないかな!脳内妄想をバンバン表に出していってくれたら私は嬉しいです笑

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    2012年10月28日
  • 首の姫と首なし騎士 追跡者たちの罠

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    “「全部最初からやり直す。……お前を見ていたら、そうしなきゃいけないと思った」
    「へ」
    「今のお前は"王族"だ。俺と違って、本当の意味で自分の考えを持って答えを出してる。きっと誰にも流されたりしないんだろう。……昔はどうあれ、今のお前は"セシル・エルマー"じゃない。……王族らしさの定義を見失ってる奴が言っても説得力はないと思うが」
    「…………」
    ぽかんとして目の前に座る兄を凝視する。そのうちにいたたまれなくなってきたのか、彼は帝王学の本を手に席を立ち、「作業の邪魔をした」と短い挨拶を述べて退室していった。扉が閉まり、足音が遠ざかる。
    その頃になってようや

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    2012年08月23日
  • セロ・メロウ

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    表紙に惹かれて、評判がかなり良かったので購入しました♪ どれもきゅんきゅんでとっても可愛いお話ばかりでしたね。 表題作が何よりも気に入りました!あの攻めの葛藤と受けの無邪気さと可愛らしさが堪らなかったですね♪ 確かにあの演奏、エロい! 全体的にエロくはないんだけれど、表情がすでにエロいって感じで楽しめました♪

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    2012年07月30日
  • 首の姫と首なし騎士 いわくつきの訪問者

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    内容…★★
    人物…★★★
    文体…★★★

    今回は典型的な守られヒロインなシャーロット。
    シャーロットは王族で身分高いし、お兄ちゃんはシスコンだし、正ヒーローは騎士だし、怒ってくれる人がいないよね。
    だからリオンが良い男に見えるのか。
    キツイ女のライバルとかでてこないかな。

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    2012年07月21日
  • 首の姫と首なし騎士 英雄たちの祝宴

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    内容…★★
    人物…★★★
    文体…★★★

    表紙のシャーロット可愛い。
    リオンかっこいい。ヒーローはリオンがいいな。
    それにしても登場人物紹介に出てくる女の子がいない。
    もてないのか、このヒーロー達は。
    社交界のお話だけど、シャーロットの方向性はやっぱりお姫様なのか。
    国王候補だからもっと政治の世界に飛び込んで欲しいな。
    そっちの話が薄くなってきた感じがあるのがちょっと残念。

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    2012年07月21日
  • 首の姫と首なし騎士 追跡者たちの罠

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    内容…★★★
    人物…★★★
    文体…★★

    クローヴィス兄さん返ってきた。
    こういう気持ち的に絶対に裏切らない味方が増えていくのは嬉しいね。
    今回パトリックいた?登場人物のところにいるから、それなりに出番あるのかと思ったけど、タローに居場所とられてないか。
    これ最後、恋愛で終わるのかな。やっぱり。
    あんまり想像つかないな。
    彩雲国物語みたいに政治的な話重視で恋愛要素少なめ希望。
    愛より信頼とか忠誠で動いて欲しい。

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    2012年07月21日
  • 首の姫と首なし騎士 英雄たちの祝宴

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    あと少しで豊穣祭。例年豊穣祭期間は書庫に引きこもっていたシャーロットも、今回ばかりは新たな王を探すため苦手な社交の場に出向く事を決意する。
    何度も折れそうになる心。踏み砕かれたリオン足。恋愛小説を進められる首なし騎士。ガーゴイルの様な笑顔の叔父様。
    さまざまな事柄が目まぐるしく過ぎる中、首なし騎士と同じく物騒な名を持つ『人食い竜』が現れて……。

    舞踏会でのシャーロットと首なし騎士のやり取りはかわいくて仕方なかったです^^
    今回はシュールな笑いも多く含まれた作品でしたw

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    2012年07月06日
  • 首の姫と首なし騎士 追跡者たちの罠

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    久しぶり、なお兄さん再登場、の巻。
    話もがっすんがっすん進んでおりますが…関係は微々たる進み。
    どうなるのでしょうか? というより、どうするんでしょうか?
    確実に何だかスルーしてる感じなのですが!?w

    自分だけで突入していくのと、守りながら突入していくのでは
    当然動きが違います。
    方向転換してきた竜は、その辺りどうするつもりなのでしょうか?
    第二の被害者は、どう手綱を操って行くつもりなのでしょうか?
    むしろ再登場はあるのか!?w

    何でしょう…こう、新密度というか、スキンシップが
    微妙に増えている気がします。
    それはそれで面白いですけど、ヒーロー、ばったり。
    完璧ではない、というか、動揺理由

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    2012年07月02日
  • 首の姫と首なし騎士 追跡者たちの罠

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    前巻と比較すると、ちょっと物足りなかった4巻目。
    しかしエルマーさんちは何がしたいんでしょうね。
    魔女さんがまさかもう出てくるとは思いませんでした。
    次巻は10月だそうなので、(またまた波乱の予感ですが)期待して待ってます!

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    2012年07月02日
  • 首の姫と首なし騎士 英雄たちの祝宴

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    “「先導は俺がする。落ちる前に拾ってやるから、大人しくこっちに乗っておけ」
    「…………。何かもうちょっと他に言いようは無いの、貴方は」
    誰かが堪えきれないと言わんばかりに吹き出した。振り返ると、ハーヴェイ小父様が押し殺した笑い声をあげていた。リオンとレイフォードの顔にも生暖かい微笑が滲んでいる。
    やがて小父様は、先程まで笑い転げていたのが嘘のように紳士的な笑みを浮かべた。
    「いやはや。これだから女性を口説いたことのない男は。"私以外の男に貴女を守る役目を譲らねばならないなど、考えただけでも胸が張り裂けそうだ"くらい言えないものかな」
    「…………。小父様。今一押しの恋愛小説を

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    2012年05月05日
  • 首の姫と首なし騎士 いわくつきの訪問者

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    面白かったのだが、いかんせんとにかく、読みづらい。わかんなくて前の部分を読み返したところが多々あった。そこまで駄々漏れって、逆にすごいな。

    しかし、悪口は言いたくないんだが、いい加減ロッティに苛々する部分も多少あり。そんな簡単に国とか領地とか背負えないだろうってのはわかるつもりだが、自分一人で何もかもを片付けろと言ってるわけでなし、自信がないのかあまりに固辞し続ける姿を見てると、責任負うの嫌なだけなんじゃと意地悪な穿った気持ちも湧いてきてしまった。まあロッティが簡単に決断してしまったら話終わっちゃうし仕方ないんだが。
    ロッティの性格と、前述の読みにくさのせいで、いまいち気持ちよく読み進めるこ

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    2012年04月20日
  • 首の姫と首なし騎士

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    キャラクターは素敵な感じだけれど荒削りな印象を受けました。一作目なら十分な気もします。
    個人的には山場の盛り上げが足りず、メリハリが少ないように思いました。何となく読み飛ばしてしまって、後でページを遡るような。
    もう少しキャラクターにも深みが欲しいですね。

    ……なんて厳しいことを言ってますがもう続編も買ってあります!(笑)
    これからに期待したい作家さんです。

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    2012年01月17日
  • 首の姫と首なし騎士 いわくつきの訪問者

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    多分面白かったと思うんだけど、なんとなくもやもやする部分も。次の巻で明かされるのかもなので次巻待ち。

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    2012年01月11日
  • 首の姫と首なし騎士 いわくつきの訪問者

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    “「……ねえ。彼、"王にとって国民は自分の所有する物でしかない“って言ってなかった?あれ、どういうこと?」
    「ああ……。そういえば、お前は他国に行ったことも、他の王に会ったこともなかったな」
    「他国の政治の仕組みをまとめた本は読んだわよ?」
    「本が全てを語っているとは限らない。それに、当たり前過ぎることは、書かれないものだよ」
    部屋の本棚に並ぶ、政治に関する本の数々を見やるレイフォード。つられて私もそちらに視線を向ける。
    「この国は特殊な成り立ちから生まれた。でもそれだけじゃない。政治から思想から、あらゆる点で他国とは違っている。第三者的に言うなら、間違いなく異色だよ」
    「異色、って

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    2012年01月14日