川奈まり子のレビュー一覧
-
-
ネタバレ 購入済み
気になる
「変な客」
幽霊にマッサージ。怖い思いをしたものの、規定通りに料金をもらったんだから文句はないか。それにしても、ホテルマンは正体を知っていたのか?!
「理不尽な来訪者」
自分の辛い過去を切々と訴える女の幽霊。何だか生きてる人っぽい。
「生霊観察日記」
窓から中を覗く巨大な顔を撮影。怪談作家のK先生に画像を送ろうとするも失敗。K先生とは、黒木あるじか、黒史郎か? -
購入済み
妖
逢魔ヶ刻を調べると、魔物と遭遇する夕暮れの時間とある。長い歴史が積み重なって行くうちに「魔」が実体を持って迫ってくる。それは過去に目を背ける現代人への戒めだろうか。
-
購入済み
幻惑
飛縁魔を調べると、外見は美しいが、その美貌で男を惑わし家を潰し命を奪う女の妖怪とある。
金と女に失敗する男が世の中に多いのも宜なるかな。
騙す女と騙される男と、どちらが悪いのか?
どちらも悪くない。男と女がいる以上、世の中は変わらない。川奈まりこ氏の実話怪談を読むと、著者がそう言っているように思えてならない。 -
購入済み
オチがなくても、背筋にクル。
実話だけに。
日常のさり気ない事的な短編の集まりに綴られるは、実在するのか?と有史以来、未だ論に決着のつかない霊体やそれらがもたらす怪奇現象。
エンドを必要としない実話だからこそ、起きている事象が綴られた文に目を通しているその瞬間が引き込まれている、惹き込まれている状態。
そして、実話だけに、読み手の思念が書かれている内容に共鳴すると、自身の周りのそれらを呼び寄せる可能性も。
夜中や悪天候の最中、まどろみながらページをめくっていると、空気が変わる事も。
その様は時は、閉じて読むのは中断。
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。