あらすじ
「嫐」と書いて「うわなり」と読むそうですよ。後釜に座った女という意味があるとか。悪い女かもしれませんね。でも、嘘つきではありません。「嫐」が語る怪談はどれも本当の話なんですよ。甘やかに酷く、じわりぬるりと嬲(なぶ)ってあげましょう(「はじめに」より)。
AV界のレジェンド、現在は小説家として官能やホラーを世に送り出す川奈まり子と官能小説家であり今回は怪談実話に挑戦した吉澤有貴。その戦慄の怪異とは……あの女が現れてから身体に異変が起きて…「血胎」(川奈まり子)、職場の同僚女性と上司との禁じられた関係、それが終わる時「無言の男」(吉澤有貴)など、冷たくなった身体に恐怖が絡みつき離れない、二人の「女」の怪談実話集。
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Posted by ブクログ
赤い地獄を読んだ際に基になった話があるとお聞きして、読んでみた。
《赤坂魔窟》よかった。あと《廃病院にて》も好きな話でした。
実体験と思うと怖いですが…
見事に嬲られましたね…