深木章子のレビュー一覧

  • 敗者の告白

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    8人の証言から成り立っている小説。
    今までにない新しい語り口で、物語が構成されている。

    自分が弁護すると思いながら事実を整理し、読むと更に面白いかと。

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    2023年11月26日
  • 灰色の家

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    著者には母親が介護付有料老人ホームに転居した過去があるそうで、その時に見聞した事例を参考に介護老人の実態を描かいています。とてもリアルで秀逸だと思いましたが、逆にミステリー部分は不自然で首を傾げたくなる部分が多く、納得感は低め。謎解きよりも高齢者の心情が印象に残る作品かなと思います。

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    2023年11月23日
  • 螺旋の底

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    この作者には珍しい海外もののミステリで、海外作品を読んでる錯覚も覚えた。あからさまに怪しい描写、設定が散りばめられてて、そういうことかな?みたいな予想は、ミステリ慣れしてれば当たるはず。それでも構成での引っ掛けや設定での引っ掛けと罠が細かくて、ネタばらしパートでは、あれ?となるし、その後の怒涛のネタ解説は作者の色が強く出ているように思った。まあその分、すっきり!みたいな感じでは少ないかな。

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    2023年11月17日
  • 灰色の家

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    いくら個人の自由が保障される環境が整っている高級老人ホームとは言え、結局は他人との共同生活の息苦しさは避けられないということでしょうか。映画「月」を見た直後の影響なのか、施設に暮らす人々の生きる権利、人間の尊厳というところまで考えてしまいました。
    入居者の人間模様だけでなく介護者の心理描写がもっと描かれていれば、もう少し入り込めたのかもしれません。

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    2023年11月03日
  • 鬼畜の家

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    き‐ちく【鬼畜】 〘名〙 鬼と畜生。 転じて、残酷な行ないをする者。 恩義を知らない者(コトバンクより)

    夏の陣。こうも暑いとホラーを欲する。
    ページの向こうで繰り広げられるであろう、とんでもなく残虐で猟奇的な〝人間〟と、これまたとんでもない恐怖に晒された〝獲物〟との非現実の世界に身を投じようと、少しの躊躇いと少しの好奇心で読み始めたけれど、吐き気を催すような映像型ホラーではなく心理的なホラー。
    とは言え、関係者の死がどれも見事に肥やしとして利用されているので、鬼畜であることは間違いない。

    私立探偵が一人ひとりの証言を聞いて答えを導き出す。この手の手法を用いる場合、たいていは1つの事件がだ

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    2023年07月30日
  • 灰色の家

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    偶然、老人ホームを舞台にした話を続けて読み、
    そこに暮らす人の生活や苦悩、家族との軋轢、
    介護士たちの献身さと、それ故に抱える負担の
    大きさをまざまざと感じました。

    いつか必ず訪れる“老い”、
    より良い終末は決して独りよがりでは
    迎えられないと思い知らされました。

    ーーーーー
    安心安全を謳う介護付き高級老人ホームで、
    快適に余生を過ごしていたはずの入居者の自殺。

    常駐看護師の主人公の冬木栗子は、
    体調の異変と心の変化に気づけなかった
    ことに強く自責の念を抱く。

    施設内で動揺が覚めらない中、別の入居者が
    失踪し、施設は更に騒然となり混乱の渦に
    陥っていく。

    施設内に暗澹とした不穏な

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    2023年07月20日
  • 灰色の家

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    自分もいつかお世話になるだろうし、白でも黒でもない灰色の世界で暮らして行くんだろうなと思った。
    事件についてはよく分からなかった。

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    2023年07月18日
  • 敗者の告白

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    ネタバレ

    登場人物の告白だけで構成されたリーガルミステリー。会社経営者の妻と息子が山荘のベランダから転落死した。逮捕される経営者。しかし妻と息子のメッセージが発見され、そして優秀な弁護士によって無罪を勝ち取る。しかし真実は、、、弁護士の推論で明かされる事実。ミステリーとしては面白かったが、読後感は良くない。

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    2023年06月25日
  • 欺瞞の殺意

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    往復書簡のやりとりで殺人事件の真相に迫っていくストーリー。
    じわじわと進んでいくから、最後は重苦しい雰囲気のまま読まされた。
    最後は結構スッキリさせてくれた。

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    2023年06月13日
  • 消人屋敷の殺人(新潮文庫)

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    ネタバレ

     後半にかけて、ドキドキしながら読み進めることができた。途中混乱することもあったが、最後に全てが繋がった快感があった。とはいえ、幸田淳哉がトランスジェンダーであるというのはまさかのオチであった。

     

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    2023年04月25日
  • 敗者の告白

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    “告白”だけで構成されたミステリ。書簡のみの「欺瞞の殺意」などもあるので、こうした技量を要求される、凝った構成の作品が作者さんは好きなんでしょう。ただ、事の真相そのものはわりと単純なので、惹句にあるような「衝撃の大逆転」を期待すると肩透かしかも知れない。個人的には、作者さんが描きたかったのは、鬼面人を威す仕掛けよりも、終幕でのXの寂寥のような気がする。

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    2023年04月13日
  • 鬼畜の家

    ネタバレ 購入済み

    面白かったんだけどね

    関係者の告白と言うか、探偵の関係者への聞き取りで物語が形を現していく展開は、私の野次馬根性をくすぐって、どんどん読み進めました。

    ただ、ネタばらしがちょっと力業と言うか、都合良すぎるんじゃないかなー、と。登場人物のアレルギーや利き手の辺り、ちょっと都合良すぎたかなー

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    2023年03月31日
  • 欺瞞の殺意

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    往復書簡で多重解決の本格ミステリ、そのまんま毒入りチョコレート事件も意識してるらしいが未読。多重解決の末に一体何の話をしてるんだ、という程クルクルひっくり返してくる。タイトル通りの欺瞞発見に繋がる見つけ易い伏線もあったが、気付かなかった。読み進め易いとは言い難いが、やはり緻密で丁寧ないつもの深木章子作品。

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    2023年03月14日
  • 敗者の告白

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    盛りだくさんのどんでん返しに最後まで目が離せない。油断ならない。
    そして最後まで読んで、本当の敗者がわかるのです。

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    2023年01月19日
  • 敗者の告白

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    「夏に購入して、他の本と並行して読み進めましたが
    なんとなく挫折して、また10月に読み始めたら、話が一気に進んで二日で全部読んじゃった」的な、後半止まらない系の本です。
    どんでん返しもありますが、なんとなく想像がつきます。
    「こういう結末だったら1番嫌だなぁ」という結末になったな的な話でした。

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    2022年10月27日
  • 猫には推理がよく似合う

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    ネタバレ

    しゃべる猫スコティ、、かわいい。
    推理小説書いちゃう、スコティ、ほんとかわいい。
    第一部はスコティから目が離せない。

    第二部の花織さんが統合失調症というあたりから話が現実味的な感じになってきてしまった。
    スコティがそのまましゃべる猫のままでいてほしかったな。
    はなし自体はおもしろかった。

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    2022年09月30日
  • 消えた断章

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    驚きの新事実発覚の度に、目まぐるしく推理して辿り着いた先は、すべてはある事件の隠蔽のためだったという温かくも切ない真実。
    これは家族愛の沁みる儚いイヤミスです。

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    2022年09月20日
  • 消人屋敷の殺人(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「消人屋敷」と呼ばれる岬の古い武家屋敷。嵐の中で隔絶された屋敷で起こった殺人事件。
    女子大生はある日、本屋で小説家になりたいと家を出た兄の作品に似たものを見つける。
    それを機に連絡を取ろうとしたが、消息不明となっていた。
    一人称で語られる出来事は、いつしか過去の真相へと置き換わっていく。
    なんとなく肩透かしを食らった気分になったのは、探偵役が犯人と真相究明時に対峙しないからかもしれない。

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    2022年06月04日
  • 敗者の告白

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    タイトルにある敗者とは、
    夫なのか、妻なのか?
    読み始めてすぐに想像できるけれど、
    事件関係者による証言で
    少しづつ明かされる夫婦の人物像。
    疑惑ありき目線で読み進めるため
    スラスラとあっとゆう間で
    ラスト敗者の告白に辿りつく。

    幸せなんて本人次第とわかる。
    計画通りに無罪を勝ち取り
    自由になっても
    現実と罪悪感には立ち向かえず。
    勝者が敗者か傍観者か。
    世の中それだけじゃないでしょ。



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    2021年11月27日
  • 敗者の告白

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    もう大好物な大逆転ミステリー。
    表現の仕方が面白いというか、
    誰々の調書、誰々の手記、誰々の供述…みたいな感じで
    ある事件の関係者のだけで
    物語の真相に迫っていくっていうのが新鮮!
    元弁護士の作家さんってこともあり
    かなりリアルなお話でした〜。
    ソロモンの偽証を前読んでから、
    こういう法廷のお話に惹かれてる…

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    2021年09月28日