深木章子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ今まで読んだイヤミスのなかでも最高レベルで好きな作品だった。これがデビュー作と聞いてびっくり。結末を先に決めてから書いているんだろうけど盲点だった。
正直最後のドンデン返しがなくても面白い作品だと思ったしドンデン返しが評価分けてるのかなとも思った。
まああと正直右利き左利きのところはいるか?とも、、
インタビュー形式はやはり面白い。人間は結局自分視点でしか世の中を見ていないんだなということがわかった。また家族についてもこういう家族になるの可能性が少しでも想像できてしまい、親には大感謝でしかない。こういった作品を経て自分が人間として正しい方に進んでいけたらなと思う。
非常に最高すぎた作品でした -
Posted by ブクログ
「おとうさんはおかあさんが殺しました。おねえさんもおかあさんが殺しました。おにいさんはおかあさんと死にました。わたしはおかあさんに殺されるところでした……」
末娘から語られる本当の真実とは・・・・・・・
インスタで紹介されており、どうしても読みたくて
本屋に行ったけど見つからなかったからメルカリで購入した
タイトルを彷彿とさせるような
(私の大好きな)陰気臭い嫌な気分になるストーリー(めっちゃ褒めてる)
最後のネタバレページは本当に面白くて面白くて…
多分最近読んだ本で一番好き
嫌な感じを前面にだしつつも、しっっっかりミステリーとしてちゃんとしている!!
そこがめっちゃ好きになった理由 -
Posted by ブクログ
そんな気持ちから、個々の話は独立した短篇でありながら、全体としては起承転結を踏まえた長編になっている。それも、たんなる本格の範疇にとどまらずエンターテインメントとしても楽しめる作品を書いてみたい──。新しい試みにチャレンジしたのが、本書の前身である『極上の罠をあなたに』だったことになります。
騙したつもりが騙される。あなたは何回騙される?どんでん返しミステリー
「便利屋と呼んでください」その男の特徴はとくには…ない。ロボットのような得体のしれない新キャラクター・便利屋。まるで死神のようであり、悪役なのか助っ人なのか得体が知れない。
議員の息子が誘拐され、身代金要求が犯人から来た。金を工面し -
Posted by ブクログ
ネタバレ好き勝手書きます。ネタバレ注意です!
こいつはまたすごい本を見つけてしまった・・・・・・・。
人生観ねじ曲がりますよ、これ・・・・・・・(勿論いい意味で)
初読の感想は、「読む毒」って感じだった。そのくらい、目を背けたくなるような人間の闇がこれでもかと描かれている。
ちなみに、著者の深木章子さんは元・弁護士で六十歳になってから執筆活動を始めたそうで、弁護士という人生経験がフルに生かされていると思う。(作中によく使われる、法律の穴みたいなのを説明するところとか)
青二才の僕は、読んでいて圧巻としか言いようがなかった。(笑)
文章の構造としては、私立探偵の榊原が登場人物に