【感想・ネタバレ】欺瞞の殺意のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年03月08日

まさにタイトルの通りなんですが、欺瞞に満ちたお話です。40年以上前の殺人事件と、その関係者間の往復書簡。回りくどいと感じてしまうほどに多方面に伏線が張り巡らされています。
素の状態で1度読んで、欺瞞に満ちていることを意識してもう1回読むと、より面白いかも。1回しか読んでないけど。

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Posted by ブクログ 2023年03月01日

妻と親族の子を殺したとして四〇年を獄中で過ごした元弁護士と、妻の妹でかつての恋人が、書簡を通じて推理合戦を繰り広げると言った筋立て。妻に毒入りのカップを取らせ、弁護士のスーツに偽の証拠を仕込むことは一種の不可能犯罪で、これをどのようにしてなしうるかについて、物理トリック、想定外の容疑者、非ミステリ的...続きを読むな力業、意外すぎる動機と、これで短編が一本書けそうなアイデアが、次々と繰り出される。一つの謎に何通りの回答を用意できるかを競っているかのようで、これは愉しい。ひねりすぎない結末の付け方もクール。

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Posted by ブクログ 2023年06月13日

往復書簡のやりとりで殺人事件の真相に迫っていくストーリー。
じわじわと進んでいくから、最後は重苦しい雰囲気のまま読まされた。
最後は結構スッキリさせてくれた。

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Posted by ブクログ 2023年03月14日

往復書簡で多重解決の本格ミステリ、そのまんま毒入りチョコレート事件も意識してるらしいが未読。多重解決の末に一体何の話をしてるんだ、という程クルクルひっくり返してくる。タイトル通りの欺瞞発見に繋がる見つけ易い伏線もあったが、気付かなかった。読み進め易いとは言い難いが、やはり緻密で丁寧ないつもの深木章子...続きを読む作品。

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