深木章子のレビュー一覧

  • 鬼畜の家

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    ネタバレ

    イヤミスというジャンルでは到底収まりきれない猛毒が仕込んである。はっきりと言うと興奮して一気に最後は読んだ。中毒性があり魅力である。

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    2025年12月07日
  • 衣更月家の一族

    ネタバレ 購入済み

    面白い!

    初めて読む作家さんだったので、試し読みしてみて、すんなり入ってくるけれど軽すぎない文体が気に入ったのと、続きが気になったので購入しました。買って良かった!
    全く毛色の違う事件が繋がっていたという展開は割とよくあるけど、こういう繋がりだったのは意外でした。面白かった。
    この作家さんをフォローして、他の作品もぜひ読みたいと思います。

    #ダーク #切ない #スカッとする

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    2025年11月01日
  • 鬼畜の家

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    ネタバレ

    今まで読んだイヤミスのなかでも最高レベルで好きな作品だった。これがデビュー作と聞いてびっくり。結末を先に決めてから書いているんだろうけど盲点だった。
    正直最後のドンデン返しがなくても面白い作品だと思ったしドンデン返しが評価分けてるのかなとも思った。
    まああと正直右利き左利きのところはいるか?とも、、
    インタビュー形式はやはり面白い。人間は結局自分視点でしか世の中を見ていないんだなということがわかった。また家族についてもこういう家族になるの可能性が少しでも想像できてしまい、親には大感謝でしかない。こういった作品を経て自分が人間として正しい方に進んでいけたらなと思う。

    非常に最高すぎた作品でした

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    2025年10月24日
  • 敗者の告白

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    最初から最後まで本当に面白かった!
    久しぶりに私にはストーリーがどハマりしました!
    父親、母親と子供。そして関係者各々の証言から全容が暴かれていく。
    誰が嘘をついて、誰が本当のことを言っているのか…。
    そして最後はどんな月末になるのか…。
    1日で読み終わってしまった笑
    この作家さんは初めてでしたが、他の作品も絶対読みたいと思います!

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    2025年09月13日
  • 敗者の告白

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    最後まで読んで、タイトルの意味がわかるのが気持ちよかった!

    読み始めてからずっと緊張感があって
    次はどんな文章なの…!ってワクワクした!

    人のセリフがほとんどで内情は書かれていないし
    会話のキャッチボールもないのに
    相手が何を言ったか容易く想像できるのがとても素敵…

    途中、これ絶対伏線だ!!って思うことって
    本を読んでたら数箇所あると思うのだけど
    その伏線に対してもう少しひねりをいれなければ
    辿り着かない物語で悔しいー!と思ったけれど
    素人に分からないのは当然か…とすぐ納得した✊

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    2025年11月25日
  • 灰色の家

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    知らなかった老人ホームの内情を知る事ができて、面白かった。
    老人ホームに入る事が怖くなってしまったけど。
    人は皆老いるけど、、できれば入らずに死にたい。

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    2025年04月19日
  • 鬼畜の家

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    ネタバレ

    いやー凄い、、、
    久しぶりにやられたぁって思ったし
    面白かったです!!

    それにしても賢い女って怖いわね。

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    2024年09月22日
  • 鬼畜の家

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    ⭐️5.0

    夜中に読み終えたけど興奮冷めやらずで
    寝不足になった笑
    作者のデビュー作とは思えないほど
    練られたストーリーで終盤は何回も騙されて
    え?え?えー!?とビックリしまくり笑
    元弁護士だから書けるお話。
    鬼畜の家だけどグロさはほぼなく(動物が死ぬのは嫌だったけど)人間の怖さを思い知らされた。
    面白かった、騙された本ベスト3には入る
    すごーくお気に入りの本になりました。
    読み終えたばかりだけどまた読みたい笑

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    2024年04月22日
  • 鬼畜の家

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    「おとうさんはおかあさんが殺しました。おねえさんもおかあさんが殺しました。おにいさんはおかあさんと死にました。わたしはおかあさんに殺されるところでした……」

    末娘から語られる本当の真実とは・・・・・・・

    インスタで紹介されており、どうしても読みたくて
    本屋に行ったけど見つからなかったからメルカリで購入した

    タイトルを彷彿とさせるような
    (私の大好きな)陰気臭い嫌な気分になるストーリー(めっちゃ褒めてる)
    最後のネタバレページは本当に面白くて面白くて…
    多分最近読んだ本で一番好き

    嫌な感じを前面にだしつつも、しっっっかりミステリーとしてちゃんとしている!!
    そこがめっちゃ好きになった理由

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    2024年03月29日
  • 敗者の告白

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    あまり期待しないで読み進めました。
    ちょっとした人の言動や仕草で全てを悟る事や、ショックを受けたり喜んだり、人の感情ってすごいですね。
    6/3/1

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    2024年03月01日
  • 敗者の告白

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    とある山間の別荘で、会社経営者の妻と子が転落死した。当初事故と思われていたが、ある一人の関係者の告白により夫が殺人罪で逮捕された。
    リレー方式でつながれていく関係者の告白で、事件の様相はどんどん色を変えていく。
    妻の本当の顔は?子供たちの本当の顔は?そして夫は…。
    二転三転していく展開に一気読みだった。面白かった。

    ただ最後の方の、男の子の描写がっとても切なくて泣きたくなった。

    0
    2023年10月18日
  • 灰色の家

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    介護する方される方の問題を色々と考えさせられる小説。舞台の高級老人ホーム的なところに入所できる人でもなにかしら抱えていて、人間関係のゴタゴタはどこへいっても続くものだと感じた。
    作中の幽霊事件だけが、宙ぶらりんで終わった気がして残念

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    2023年07月08日
  • 罠【電子特典付き】

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    そんな気持ちから、個々の話は独立した短篇でありながら、全体としては起承転結を踏まえた長編になっている。それも、たんなる本格の範疇にとどまらずエンターテインメントとしても楽しめる作品を書いてみたい──。新しい試みにチャレンジしたのが、本書の前身である『極上の罠をあなたに』だったことになります。

    騙したつもりが騙される。あなたは何回騙される?どんでん返しミステリー

    「便利屋と呼んでください」その男の特徴はとくには…ない。ロボットのような得体のしれない新キャラクター・便利屋。まるで死神のようであり、悪役なのか助っ人なのか得体が知れない。
    議員の息子が誘拐され、身代金要求が犯人から来た。金を工面し

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    2023年04月30日
  • 敗者の告白

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    ネタバレ

    面白かった!
    真相が分かっても瑞香は嫌いだし、弘樹の犯行も分からんくはない。
    どんでん返し作品を色々読んでいると、X氏の独白でさらにどんでん返しがあるんかと期待してしまった笑

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    2023年04月27日
  • 欺瞞の殺意

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    このミステリーは凄かったです。推理小説もたまに読むと楽しいですね。色々な視点で物事を俯瞰してみるのが大事だと思いました。
    色々な展開があり推理があり、飽きずに読み進めることができました。
    他の推理小説も読もうと思います。

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    2022年12月22日
  • 猫には推理がよく似合う

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    猫!しゃべる猫!
    会社で猫と会話できるなんて最高じゃないのー。
    猫のスコがミステリを書こうとするなんて可愛すぎ。
    しかも、すねちゃったりもするなんて、たまんない。
    田沼弁護士のキャラも味があって好もしい。
    依頼人が様々で、なんてやつだと憤慨したりあきれたり。
    それを微妙に絡めてというかデフォルメして創作しちゃうスコってなかなかのものだわ。
    その事件がなんだか現実と重なってきちゃうところからの展開は驚きの連続。
    かすかに違和感のあった部分にやっぱり何かあったりすると、私の勘もすてたものじゃない、なんて嬉しくなる。
    こういうお話、大好き。

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    2021年05月18日
  • 欺瞞の殺意

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    最初登場人物が多すぎて頭がごちゃごちゃに。最初の登場人物一覧とにらめっとしながら読んだ。
    お互い愛ゆえに許せなかったという話。
    愛に年齢は関係ないね。

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    2021年03月06日
  • 鬼畜の家

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    ネタバレ

     好き勝手書きます。ネタバレ注意です!


     こいつはまたすごい本を見つけてしまった・・・・・・・。
     人生観ねじ曲がりますよ、これ・・・・・・・(勿論いい意味で)


     初読の感想は、「読む毒」って感じだった。そのくらい、目を背けたくなるような人間の闇がこれでもかと描かれている。
     ちなみに、著者の深木章子さんは元・弁護士で六十歳になってから執筆活動を始めたそうで、弁護士という人生経験がフルに生かされていると思う。(作中によく使われる、法律の穴みたいなのを説明するところとか) 
     青二才の僕は、読んでいて圧巻としか言いようがなかった。(笑)


    文章の構造としては、私立探偵の榊原が登場人物に

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    2021年01月31日
  • 鬼畜の家

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    騙されるけれども、鬼畜の家と言うか、鬼畜な◯◯◯とタイトルを変えたほうがいい。
    そもそも、帯からして騙す準備がありーの、先入観あって読み始めーので、4分の3くらいまでは騙されっぱなし。

    狂っているし、簡単に殺しすぎ

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    2025年11月29日
  • 欺瞞の殺意

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    読めない漢字が多すぎて調べつつ読んでいたから普段より時間がかかってしまったけど、品のある女性に憧れるから調べてて楽しかった

    手紙のやり取りを書いていることが多い作品なのだけど、映像も無いのに所作が綺麗なのだろうなと伝わってきた…!
    作者さんも普段から所作が綺麗なのかなあ、すごいなあ

    深木章子さんの作品また読みたいな〜

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    2025年11月25日