菅野誠二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレオンラインのビジネス・ブレークスルー大学で取り上げられている論理的思考、問題解決手法。
思考逃避の要因を取り除き、なぜかを問う。市場の未来を見通すための「アナロジー思考」と「プラットフォーム思考」。顧客の未来を見通す「事業構造と顧客交点アプローチ」「時間軸と顧客交点アプローチ」「顧客個人の内面と外部交点アプローチ」。未知の問題を自分で考えると同時に多様な人たちとの討議を通じて集団IQに高めていく。
本を読み、提示されている問いに取り組むことで、思考トレーニングが求められているが、個人的には実際に取り組むには、自身の課題意識、環境など、ハードルの高さを感じた。また、集団IQのためのプラットフォーム(場)も含め、そこまでの取り組みを求められていないことを自覚した。
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Posted by ブクログ
今回の本は、レビュープラス様からの献本です。ありがとうございます。
あの大前研一が創設したビジネス・ブレークスルー大学で教鞭をとっている方が執筆されている。火曜日の日経新聞の朝刊の広告には、発売たちまち重版と書かれていた。「すべての日本人必見!」と書かれているように、「答えのない世界」でどうやって生きて行けばいいのかという問いに対してどうすればよいのか考える内容となっている。
「柔らかアタマ」を持つためには、まず「準備運動」として「思考逃避」に焦点を当てている。「思考逃避」して痛い目に合っていると言えば、東京電力だ。津波や地震対策を怠ってあの大惨事を引き起こしてしまった。「空気を読みすぎる」、「他人の言うことを鵜呑みにする」、「組織のお作法を重視する」の3点セットで時が過ぎてしまったからだ。
「市場の未来を見通す思考力」、「顧客の未来と未来の顧客を見通す思考力」にも言及している。高いアンテナを張って隙あらばさっと動く。フットワークの軽いあのソフトバンクの創業者は、きっとこの思考力を駆使して次から次へと新しいことをやってきているのだろう。
ただ過去の成功体験をなぞっているだけでは、成功しなくなっている現代。頭をマッサージしてカメレオンのような変わり身の早さとキツネやタヌキのような神経の太さで未知の世界と戦っていくことが必要なのだなあと感じた。 -
Posted by ブクログ
マッキンゼー流 図解の技術
ジーン・ゼラズニー、 数江 良一
経営コンサルタントのベースナレッジと言えば、ロジカル・シンキングである。コンサルとタントの仕事が経営改題を発見し、特定し、解決策を策定するものである以上、ロジカル・シンキングは必要不可欠である。
その解決策を策定段階から実行段階へ移すのに必要となるのが、ビジュアル・コミュニケーションである考え抜かれた解決案も実行されなければ意味がない。
実行するには周囲に説明し、納得・合意を得て、巻き込んでいくというコミュニケーションのプロセスが必要不可欠となる。
そのプロセスでビジュアルコミュニケーションが果たす役割は「効果」「効率」「明快さ」という点で非常に大きい。
本書の構成は以下の5章から成る。
①チャートで語る
②チャートを選ぶ
③チャートを使う
④コンセプトとメタファーを使う
⑤チャートをスクリーンで見せる
自分の考えを他人に伝えて行動に移すことによってそれは活きる。
そのための方法が本書では紹介されている。
しかしそれもその伝えるための補助的役割であるチャートの活用法である。
本書一冊だけでは他社に伝える全てを学ぶことはできない。
しかし、本書の基本を備えているだけでも大きな武器になることは間違いない。
分厚く演習問題もたくさあり、読むのに時間はかかるものの触れておいて損はない一冊。 -
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ネタバレチェック項目10箇所。低価格は一時買うための動機付けにはなるが、その刺激にも慣れて当たり前のことになると、もっと買いたいという欲求には繋がりにくい、今こそ利益志向の価格決定権を自社が取り戻すときではないか。顧客は価値交換するためにコストを支払うが、そのコストを支払った後の残り、つまり「得した! 良い買い物した!」「これでやっかいごとが片づく」「楽しい思いができる」と思う分が顧客価値であると定義できる、その差が大きいほど顧客満足を生み出すのだ。社員を規則で縛っても限度があるし、退職者の口に戸は立てられない、最大の防御策は企業の理念と行動を一致させ、社員も共感して行動してもらうことにつきる。利益を上げるためにまず「誰をお客様にするか?」を考えるべきである、顧客(市場)には様々な嗜好の顧客が存在する。人の動機付けで最も大きいものはニーズに対し自分の状況を少しでも改善したいという欲求(ウォンツ)だ、人は多くの場合、具体的に「これが手に入れば自分のウォンツは満たされる」ことは知覚している、そのニーズを満たすための手段を明確に意識してブランドを指名買いするというウォンツを起こさせればしめたものである。ペルソナをつくる……製品を開発、改良する際に、ユーザーの使い勝手を向上させるために人間工学や認知工学を踏まえ「人間中心設計」の観点から現実感のある個人を想定してデザインする。人は他人から何か嬉しいことをしてもらうと、何かお返しをしないといけない気持ちになる心理が働く、無料でサンプルをもらったり、価値のあるメルマガを無料で配信してくれたり、「でんかのヤマグチ」で病院にまで連れて行ってもらうような裏サービスを受けると、ここで買わないと悪い気がするという心理が働く。ターゲット顧客によってブランドイメージは全く異なるので、そのイメージを把握し理想のポジションを求めて提供価値そのものとコミュニケーションを変えなければならない。単に速いとか軽いなどという機能的価値は成熟した社会で差別化要因になることが難しい、それ故、情緒的価値の中核であるデザインやブランドをもう一度見直すことは、もう避けられない、そのためにはデザイナーでないビジネスパーソンもデザインの持つ力を信じ、「観察」などの調査手法や分析による問題発見・問題解決を行うデザイン思考を身につける必要がある。様々なマーケティング戦略を語っては来たけれど、顧客価値創造プライシングを実行して利益を得るには、意思強固なマネージメントと実行する組織力は欠かせない、このことを最後に強く主張したい。
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Posted by ブクログ
「マッキンゼー流 図解の技術 ワークブック」
シリーズ第三弾。
本書は「マッキンゼー流 図解の技術」「マッキンゼー流 図解の技術 プレゼンテーション(だったろうか)」を読んだ上で、手にとるのが適切な手順のようです。
しかし、本書から読んでも十分価値があります。でも、価値があると感じるならば、恐らく基本能力が備わってないからなんだろうとも思います。
書かれていることは、プレゼンテーション(データ)の見せ方についてであるけど、誰も真似出来ないものではなく、私達の先入観(例えば、表より図が見やすい。スライドは少なければ少ない方が良い。グラフの数値は必要など)をちょっと意識すれば良いものです。
恐らく、ここら辺は、仕事の能率や成果を上げる上で大変基礎的は部分だろうから、読む価値はあったなと感じた私は、まだ初心者中の初心者ということになる。猛省。手元に一冊置くのは良いかも。