本書はプレゼンに関する、目的、資料の作り方、スピーチの仕方から機材の選択方法まであらゆることが網羅されている。
特に「なぜプレゼンをするのか?」についての考察は興味深い。
プレゼン自体が聞き手にとってはしんどいものであると定義したうえで、
説得する方法が電話で済むならプレゼンをする必要がないと言い
...続きを読むきっている。
資料に関しても、
聞き手の心に如何にインパクトを残すか。
一番伝えたいことは何か、それをどうやって伝えるか、伝えたことでどうしてほしいのか。
これはコミュニケーションの神髄とも言えるだろう。
それだけにとどまらず。
プレゼン者の側の心理、自信を持つこと、熱意を持つこと、
聞き手は敵ではないということ。
これは読み手に安心感を与えてくれる。
自分はプレゼンをしたことはないが、
本書があれば間違いなく質の高いプレゼンを行えるだろうという期待感が持てた。